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転生先は魔王城  作者: 羅巳那【らみな】
38/43

カウンタックとポーラ

『そのお酒を運んで頂戴ポーラこぼさないようにね』


『はい、かしこまりました』

ポーラは奴隷になって五年が経っていた歳は13歳

ポーラは家の片付け掃除‥‥そして仕打ちが行われていた

身体中には傷つけられた跡がたくさんある1番最初に連れて来られて泣いていたら主人に怒られて殴られたしまった。その時左眼を失ってしまった。

恐怖で私は泣く事を抑える様になった

泣いても仕方ない

この家にはメイドが4人妻が3人いた、、そして奴隷が1人

私の仕事はお手伝いが基本だけど地下にある部屋には私専用の部屋がある

怖いあの部屋にいくのは‥‥痛いし何百回も死を覚悟した事がある

この家に住む者は全員が主人に逆らったあとに酷い目に会う事はある

働きできているメイドも主人には恐れを抱いて逃げ出す人もいるくらいだ

逃げたメイドは後でどこも働けなく圧力がかけられるみたいだ

ここに関わったら全てが最後

私ももちろんその1人

かちゃかちゃ‥‥いつもよりもお酒を運ぶ食器が重く感じる

落としてしまったら私はどんな恐ろしい目に合うのか余計な力が入ってしまう

『どうぞ、、ご主人様‥‥』

ポーラはお酒が乗った食器を主人の前に置いた

『ういいいぃぃぃ‥‥おい!ポーラ‥後でまた下に来いよ』


『はい‥‥』

私に迷う答えはない答えは一択しかない


お酒を置いた後メイドに下にいくように言われたので下に行きますと伝えるとメイドはわかりましたと言った

こちらをみない‥いや、みたくなかったのかもしれない


私は下のいつもの部屋に入る

1番怖いのは待っている時だ。こないでほしいという気持ちがいつも恐怖でいっぱいになる

深夜2時、、、まだ主人は来なかったが私は立って待っていた

寝ている時にきたら怒られるかもと寝ることができない

‥‥音が聞こえた‥来たんだ‥

ガチャ‥

『よお、、ポーラ待ったかい?』

私‥‥なんで‥‥


ポーラーと呼ぶ声が聞こえた。気がついたらお昼前になっていた、私は気絶をしたようだった私は立ち上がって部屋を出て上に上がった


『ポーラお出かけをすることになったからシャワーを浴びてお着替えしなさい』

シャワーを浴びる時に自分の顔を見ると所々が腫れていた

シャワーから出てお出かけ様の服に着替える

主人と第3夫人と私の3人は貴族の家に向かうことになった

足が痛い、、、よく見ると右足の太ももが大きく腫れていた

『い、、痛い‥』

でも行かないと後でまた痛い目にあうポーラは痛みを我慢する


用意が出来て3人は貴族の館に向かった

大通りを抜けて貴族達が多く住み場所に行くため少し近道の路地に入った

大通りを通る時は周りの人達から注目されて見られてしまう

もちろん私が魔族というのもあるが主人は私を連れて行く時は首輪と鎖を付けて引っ張って歩いているからだ

ペットを連れて歩くように鼻歌を歌いながら‥‥

路地に入った時にフードを被った1人の騎士がいた


『おい!その獣人を俺に渡せ!獣人を素直に渡せば痛い目をみないだろう!』


主人は大声で笑う

『はーーーーははっはははーーーなんだこいつは!?はーーーはっはっはっはーーお、お前この俺様からこの子を奪うのか!?はーーはっはっははーーー!はあ、、はあ、、おもしろい』

主人は剣を抜く

『この俺様から奪えるもんなら!』

主人はダッシュしてフードの騎士に向かう!!

『奪ってみなーーーーーーーーーーー』

キイン!!

フードの騎士は主人の持つ剣を弾き飛ばした

『な、、なに?』

騎士は剣を主人に向ける

『さあこれで武器はない!もう1つの剣は触った瞬間斬る!さあその子を俺に渡してもらおうか?』

主人は怒りで顔を赤らめる

『こ、、このやろう!』


騎士は剣を向けたまま獣人に近づき手を掴む

『さあ、、いくよ』

ポーラはどうしたらいいのかわからない顔をする

『おい!行ったら後でお仕置きをもっと酷い目に合わせるぞ!!』

ポーラはビクッと身体を震わせてビクビクとし始める

手を引っ張る騎士の手を振り払って離れる

『わ‥‥わ‥‥わたしはい‥行けません!ま‥また酷い目にあってしまう!』

恐怖で震えてる少女を見て騎士は怒りが沸く


主人は離れた少女の隙を見て近づく少女を掴むと持っていたもう一つの剣でポーラの首に剣を押し当てる

『動くんじゃない貴様!この俺をコケにしやがって!俺はこの国1番の剣士ブロッサム様だぞ!』


『この国1番の剣士と言うのはそんな卑劣な事をするのか?』


『やかましいよ!この獣人を守りたかったら俺の言う事を聞け!』


フードを被った騎士は剣を下ろした

その瞬間!!

キイイン

剣で騎士を斬りつけた

フードが切れて顔が見える

『き、きさま!なるほど貴様魔族だったか!』

黒い毛の猫の獣人

『あ‥‥アーミーと一緒のネコの‥‥』


『お前は、、なぜその子を?』


『は、知るかよ!俺様からしたら丁度いい憂さ晴らしの道具だよ殴って蹴って何をしようがどーでもいいんだよ!こいつは永遠ただ俺にボコボコにされ続ける運命なんだよ!』


『なんて酷い理由だ!』


『うるせええ!!』

ブロッサムは動かないネコの騎士の魔族をなんども斬り付ける

キインキインキイン!!

耐えるネコの騎士

『う、う、う、うぐ!う!ぐ!』

騎士は膝をついた

ブロッサムはポーラを引き離しトドメの攻撃を仕掛けた

『死ねーーーーーーーーーー』

ギイイイイイン

!!!

バシュウウウゥゥウーーーーー

『ぐああああああああああああーー』

ブロッサムの顔をネコの騎士が斬りつけた

大きな傷から血飛沫が舞いブロッサムは大きく叫ぶ

ポーラは震えながら立ち止まっている

ネコの騎士はポーラを無理矢理抱きしめてその場から離れた

『わあああわああわああーー』

ポーラは自分はどうしたらいいかわからずただ叫んでいた

ネコの騎士はポーラの口を抑える


『あのやろおおおおおお!!絶対いつか捕まえて殺してやる!!』


◆◆◆◆◆◆◆


『ブロッサム!?』

!!!天堂は驚いて名前を呼ぶ

『!!あいつが何故あんな風に?』

ビルダーも驚きの声を出す


『驚いているようだな‥ブロッサムはこのギリギルギガ様が肉体を借りて復活されたのだ!ブロッサムの記憶を持っているが中身はギルギルギガ様本人だ!復活されたのだ!この世の支配者ギルギルギガ様が!』

プリズンは大声で笑う

全員の騎士や敵達は不安な顔を募らせる


『ぷ、、プリズン様は何故このような事を!?』


『何故だって?ソアラ?ふふふ‥バカバカしいからに決まっているだろう!何故こんな愚かな人間達の為に戦う!?魔族との戦いだなんてどーでもいいんだよ!全部、、全部滅びてしまえ!』

怒りの形相をプリズンは表した


『ブロッサム!!プリズン!!この様な行為は王国反逆罪になるぞ!!やめないか!!』

将軍ビルダーはギルギルギガに向かって叫んだ

ビュンーーーーー


ズボン、、、

『あ、、あ、、、あ、、、がっは、、』

突然の光でビルダーの胸が貫かれた

ビルダーはそのまま倒れて死んでしまう


『真抜けで失礼な人間だ、私の名はギルギルギガだ!この真抜けな人間、ビルダーだったな?ギャビビビビビ‥‥』


【うわあああ、、び、ビルダー将軍が、、、】

オーラトリオの騎士団と魔道士がたじろぐ


⌘グラビティ⌘

!!!

【ぐああああああああああ】

騎士団魔道士達が魔法の力で凝縮される

『な、、なに?この魔法は?』


【助けてくれええーーーー】

バキュバキバゴ!!ウウゥゥゥゥゥン‥‥


『ふふふ‥‥ソアラこの魔法は禁呪とされている魔法グラビティ‥私はこの戦争の前に王の持つ禁呪の魔法書を全て調べたのだよ‥‥中にあったのがギルギルギガ様の復活といくつかの魔法だったよ‥私はギルギルギガ様と供にこの世界を潰す予定だ!』


ギルギルギガは四天王カウンタックの前に立つ

『なるほどな‥貴様が記憶の中にいる殺す対象のやつか!会えて嬉しいよギャビビビビビ‥あの時は奴隷をよくも俺様から奪いやがったな!』


『なるほどな‥‥まさか身体を乗っ取られたのがお前だったのか‥』

カウンタックは剣をギルギルギガに向ける

『返す奴隷なんていない、彼女は奴隷ではない貴様がただ乱暴に連れてきた可哀想な女の子だ!そして私はお前なんかに殺されたりしない!!』


『ギャビビビビビ‥』

!!!ギギギギギギイイイィィィィィン!!!

一瞬だった!ギリギリ攻撃を受けきることができた

ニヤア‥

ギルギルギガは静かに笑う

『さあああショーの始まりだ!楽しいダンスを踊ろうぜ!』

キインキインキイン!!

《攻撃の受けが間に合わない!!》

3回に2回は受けれなかった

バシュバシュバシュ!!

『ぐううう!!』

後ろに離れて距離をとる

⌘コールドアロー⌘

ヒュンヒュン!!

氷の刃が遅いかかる

《魔法も早い!!ふ、、防ぎ切れない!!》

キンキンキンキンキン!!

『カウンタック大丈夫か!!』

カウンタックの前にまだ生き残っていた魔族が立ち塞がる

『ほうほう‥さすが魔族の軍勢レベルは70は超えている連中ばかりですねギャビビビビビ‥羨ましい‥』

!!!

『そして憎たらしい奴らだ!私の邪魔をするな!』

【ぐああああああああああ!!!】

5人の魔族が攻撃をくらった。またしても一瞬だ、、スピードが早すぎる!

このスピードに対応出来るのはカウンタックかポーラくらいだろう他には厳しかった

『邪魔が少し多いみたいですね、私はまずはゆっくり宿敵を打ちたいので邪魔されないようにしますか!』

ギルギルギガは片手を出して掌を下に向ける

ボコボコボッコブクブク‥

モンスターが出現された

『さあ出ておいで我が可愛い部下達よ私の為存分に戦うが良い!!』

大きく広がった黒い沼からは200体程のモンスターが出現されたAランクのモンスターが50体程であとはそれ以下のランクのモンスターが出現した!

モンスターは人間達と魔族に襲いかかる

『さあ‥カウンタックでしたね?楽しみましょう!』



レベルも低くビルダー将軍を失った衝撃からか人間達の死者は多かった

時間も過ぎて今は夕方の時間になっていた

800人いた兵隊も今や400人まで減っていた

敵の数よりは多いが戦闘力で負けていた

魔族達も40人いたのが半分の20人まで減っていた

Aランクのモンスターは10体は倒したが今は押されている

戦いの疲労が原因だ長い戦闘でみんな疲弊している

天堂、真夜、アーミーは疲れがピークに達していて立つのも苦しかった

四天王カウンタックはギルギルギガとの戦いで左手を失っていた

身体もボロボロにされながらもまだギルギルギガとずっと戦っている

『ギャビビビビビ‥お前‥‥本当に折れないやつなんだな‥全然恐怖を感じてくれないなギャビビビビビ全然つまらんぞ』


『はあ‥‥はあ‥‥我々は皆ここに来る時に覚悟を決めていた今更貴様がどんな強くても我々が心で屈しる事はない!』


『綺麗なセリフだぜギャビビビビビじゃあもうそろそろ時間もかけて飽きたからな!殺させてもらうよ!』

ビュン!!




【どうしたんだポーラまた海を眺めて‥‥また友達の事を考えているのか?】

ポーラは肉体もボロボロだったが心も潰れかけていた

ここの場所に来て3週間身体の傷が癒えたあとポーラは毎日海にきていた

【カウンタックさん‥私‥‥本当に今感謝しています。毎日が地獄で生きる気力も無くなりかけていて何のためにに生きているかわからなくなって毎日が怖くて痛くて最悪な日々を過ごして来ました‥私のあのどうしようもない日々からカウンタックさんは逃してくれました‥あの時カウンタックさんが来てくれなければまだ私は地獄の中にいました。感謝しています。】


【いいんだ‥ポーラ別に感謝してほしいわけじゃない‥ただ私はほっとけなかった‥そんな苦しい思いをさせてしまっているポーラが可愛そうと助けたいと思ったのだ‥辛い思いをさせてしまったことに私は申し訳ないと思っている】

カウンタックは魔族達が結界の外で生活するには危険というが付き纏うのは仕方ないと思っていた。

しかしポーラは違う結界の外で生まれた魔族だ、ポーラが決めたわけじゃないポーラは本当にただの被害者なのだ

それなのに四天王の配置に付いてくれた者や支える家族達にはいつも感謝をしていた

ありがとうと思い必要な犠牲だとカウンタックは考えていたのだ

自分が配置に就く時自分が死んでも仕方ないことだと考えた事がある

ポーラを見たときその気持ちが変わった

仕方ない訳がないじゃないか!!


【カウンタックさん私には仲の良い友人がいました友人も私と一緒に奴隷として連れて行かれました‥‥どこにいるのかもわかりません‥もしかしたらもう殺されているかもしれません‥私は‥私は‥人間達が憎いです!家族も仲間も友人も‥全て奪った人間が‥‥お願いがあります‥‥私もカウンタックさんの元で修行させて戦わせてください!』


【ポーラ‥‥君が戦う必要はないんだよ?我々は人間達と戦うがポーラはこれからは自分の幸せの為に生活していつか結界が解けたら安全な場所に移動して暮らしていっていいんだよ?】

ポーラは首をふった


【私はずっと怯えていました‥怖いからずっとずっとずっと震えて生活をしていました‥強くなって戦わなきゃ私はずっと震えて生活する事になってしまいます!お願いします!】




ポーラは気絶から目覚めた


異様な雰囲気で今がただ事ではないと察知する

周りを見たらポーラの周りには負傷した人間達の兵隊がいた

そしてモンスターと戦う人間達と魔族達

そしてアーミーや先程戦った人達もモンスターと戦っている

カウンタックを見た、おぞましい存在の何かと対峙している

あ!!そう思った瞬間


ズバン!!!

ギルギルギガはカウンタックの腹を突き破った

『があああああっがあああっはーーーー』

カウンタックは大量の血を吐く

『カウンタックーーーーーーーー』

ポーラは大声で叫んだ


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