鬼の仮面を付けた獣人
先制攻撃は敵側から行われてしまった
ビルダーは報告から敵の力量が改めて高いものだと認識した
『まさか‥‥レベル差があるとはいえ‥たった1人に200名の部隊がやられるなんて‥‥』
警戒はしていたがまさか船の方から襲われるとは思ってもみなかった
事実これで人間達の帰る手段は今は無い
トークでマールフル王国に救援要請で船を手配するが到着には最低でも3日はかかる
きっと敵は待ってくれないだろう
敵の数は50人ほどとは聞いているがレベルは全員70を超える強敵だ
四天王のカウンタックはレベル85以上だと聞いている
判断が難しいがこのまま待っていても敵側から攻めて来られる上に有利は敵にある
ならば今は配置に付いたこの状況で作戦通りに攻める方が良いと判断する
船の襲撃の話が無ければ元々あと少ししたらその予定だったのだ
今から作戦を変える方がリスクが高くなる
あとは勝つことだけを信じるだけだ!
『全員配置の準備はいいな?少し早いがこれより四天王のいつ拠点に襲撃を行う!敵は全員が高レベルの魔族だ!しかし数は圧倒的にこちらが有利だ!臆するな!作戦通りいけば我らの勝利だ!』
オートリア王国総隊長ビルダーの声に皆は奮い立たされる奮起
『いけーーーーーーーーー』
その言葉で1番前に出たのは総隊長のビルダー
カウンタックの拠点へと200名が乗り込んだ
『きたか‥‥‥皆のものよ‥‥この戦いに我等の生き様を見せてやるのだ』
カウンタックは剣を取る
4人1組での行動敵が現れた場合は必ず最低4人で戦う
これが有利な数で押す戦いだ
拠点に入ったら魔族が待ち構えていた
魔族全員静かにそして冷静に臆する事なく戦いに挑んできた
4人1組の中には魔道士も1人は加わっているので距離が空いたら魔法で応戦近くなら剣で応戦と相手を休ませることなく対応する
最初は数が多くてもまったく怯むことなく戦ってきたが時間が経つにつれて疲労の顔を表してくる
『チーム交代下がって!その相手は次は私達が行います!』
4人1組でも時間が経つと一旦引いて他のチームが戦うようにしていた
4人いても疲労が多くなると判断力が落ちるからだ
そして‥‥‥
『1時間経過した全員退避ーーーーー』
ビルダーは大きな声をあげて200名の部隊を下げさせた
そして200名が出たときに新しい200名の部隊が入ってきた
出た200名の部隊は今のうちに怪我の治療や食事等行った
レベルは高いが数の少ない魔族達は連続で行う戦いに疲れが出てくる
『はあ、、はあ、、、はあ、、さすがに、、すごい数だな、、、』
『まだだ、はあ、、はあ、、、まだ負けるなよタグーナ、はあ、、はあ、、』
人間達が攻めてきてから4時間が経過した
人間達の死者は30名を超え魔族達も5名亡くなった
しかし体力的には魔族側はピークを迎える者が多かった
『一度全員下がってください!』
ドガガッガガガーーーン
後ろから炎の上級魔法が放たれた
四天王カウンタック
『カウンタック、、何故ここに上で待機中のはずだろ?お前を守るために戦っているんだぞ』
『今このまま戦ってももう時間は保たないだろう?一度引け!そして体力を回復させるんだ!ここは俺1人で戦う!』
スキル 龍飛斬
デカい斬りの斬撃が飛ぶ
【ぐああああああああああああ】
一度に10名程の人間達をやっつけた
『俺達に戦いを挑んだ事を思い知るがいい!!』
!!!
『中で凄い音がしたよ?』
『マヤ、今は自分の体力を回復を優先して!次は私達がまた入って戦う番なのだから上級魔法もいくつか放てるくらい回復して今の中は信じて任せておきなさい』
『はい、ソアラさん‥』
!
『何か気配を感じるぞ!!!』
天堂は攻撃の姿勢に入った
『上だ!!!』
上空から1人の魔族が飛んでくるそしてそのまま攻撃をしてきた
鬼の仮面を着けた獣人
昨日の夜船を襲撃したという獣人だろう
スキル 爆裂キック
ソアラは防壁魔法を唱える
⌘エアリアルバリアー⌘
ガギギギギギギギギギギン
パリ、、、パリ、、、、
『なんて、、、威力、、、、』
パリーーーン
バカーーーーーーーーン
爆風で飛ばされる
『厄介な魔法を使う奴が、、いるね、、、』
ビュウオオオオオオオオオオーーーーーー
ソアラに向かって獣人は蹴りを入れてくる
『にゃあーーーーーーーーーー』
ガシイイイイイ
獣人の蹴りをアーミーが受け止めた
『ほう、、私の蹴りを防ぎ切れたか、、』
そのまま獣人は連続で高速の蹴りをアーミーに浴びせる
元々反射神経の良いアーミーは蹴りを全て交わすと反撃の攻撃のパンチを打つ
『にゃああーーー』
『交わした!?』
《なんだこいつの反射神経は‥‥本当に人間か?》
ヒョイ
獣人は後ろに飛ぶ《なかなか厄介なやつがもう1人いたか、、》
!!
ビュン剣音が響く
獣人はしゃがんで回避
《気配を感じなかったギリギリ聞こえた斬撃音で交わす事が出来たが‥‥》
天堂はそのまま獣人に向かって攻撃を行う
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
獣人は脚力が異常に発達していた素早さなら誰にも負けない自信がある
天堂の攻撃は素早く的確それに剣術が細かく避けるのが精一杯だ
『くっ、、、これは回避が困難だ、、一旦距離を!』
アーミーが後ろから攻撃をしていた
『くらうにゃーーーー』
バゴン!!
『ぐっ、、、!くそ』
ジャンプして距離を取る叩かれた背中を抑える
⌘コールドアロー⌘
真夜は離れた瞬間を待っていた離れた場合は休まず魔法を放ち続けるのが私の役目だ
ヒュン
獣人は素早くかわす
『ち、、休む事は許されないか、、人間達め、、』
『この獣人は私達に任せて!他のみんなは中の人達の交代に行って!』
ソアラは他の団員達は四天王カウンタックの方へと向かわせた
ヒュンーーーーーー
獣人は素早いほとんど目で追えないけども
ガシイイイイイ‥‥
真夜に向けられた蹴りをまたしてもアーミーが防いだ
『くそ!また貴様か!』
レベル差はあるがアーミーは目が良く柔軟性が高い元々素早い動きにも対応出来るので鬼仮面の獣人のスピードにギリギリ付いてこれていた
『やらせないにゃーー』
天堂もアーミー程ではないが素早い動きには自信がある
アーミーが攻撃を防いで近距離を天堂離れてからは真夜とソアラで攻撃
獣人がスキルを発動したらソアラが魔法で防壁魔法で対応した
『はあ、、はあ、、、くっそ、、くそーーーーあのフードの奴がいなければ!』
直線的に素早い攻撃をアーミーに向ける
ソアラはこの瞬間を待っていた
体力が少し落ち攻撃が直線的になったこの瞬間なら捕まえれると
⌘エアリアルロックオン⌘
ガチイイン
『ぐうううううな、、なんだ?』
ーーーービュン
鬼仮面はアーミーに蹴りを放ったがスピードの衰えた攻撃は簡単に避けられてしまった
バサッ‥‥
アーミーの被っていたフードが風圧で脱げる
アーミーの耳があらわになる
『え!?』
《その耳‥‥顔‥‥色‥‥まさか‥‥アーミー?》
アーミーは交わした直後パンチをお腹に浴びせる
『にゃあああああああー』
スキル 爆裂パンチ 攻撃力5倍と魔法効果で爆発を起す
天堂 雀も魔法で束縛された瞬間を見逃さない
スキル 光の進撃 スピードが高いほど攻撃力UP
スキル 神速 加速スピード約10倍
スキル 天光の閃 抜刀からの攻撃力10倍
ズバババン
真夜が魔法を詠唱
⌘フレイムバーーースト⌘
ドガガーーーーーン
『あ、、がっはあああああああーーーー』
その場で獣人が倒れる
ドサ‥‥
パリン‥‥
獣人の着けていた仮面が割れる
アーミーは驚きの顔を見せる
!!
『ぽ、、、ぽーら?ポーラ!?ポーーーラーーー!!』
アーミーはポーラを抱き寄せる
意識が薄れていく中で瞳を開けてアーミーを見た
ポロポロ‥‥‥
『あ、、、あーみ?アーミーなの?』
アーミーはポーラの手を握る
『そうだよ、、ポーラ!アーミーだよ!そんな、、そんな、、まさか、、ポーラだったなんて、、』
『あー、、みー生きていたんだね‥‥‥私‥もう実はアーミーは殺されてしまったのかと思ったよ‥‥でも生きていたんだね‥よかった‥でも‥まさか人間達と一緒にいたなんてショックすぎるよ‥‥‥』
『ごめんねポーラ、、でも人間達も悪い奴ばっかりじゃなかったんだよ‥‥私も悪い人間にずっと奴隷として扱われていたけど今の人達に救ってもらったの‥‥』
『でも‥‥それで‥‥私達と戦うのはおかしいよ‥‥ガッふ、、、ぐふうふう、、私達仲間だったじゃない?』
『私助けられて思ったのが人間でも魔族でも争いがあるこの世界が先ずおかしいって思ったの‥‥だから私はいつかはこの戦争は終わらせる為に今を戦おって思ったの‥‥かなり矛盾もしてるけど』
『む‥‥矛盾だねガッは、、、はあはあ、、』
『ポーラちゃん!すいません!回復魔法を!』
ソアラと真夜は駆けつけて回復魔法をかける
『く‥‥私は敵よ?何故‥でも‥‥でも‥アーミーちゃんがもし、、この世界の戦争をいつか止めれるなら‥‥私信じてあげるよ‥難しい事だと思うけど‥‥アーミーちゃんの言う事なら‥信じる‥‥だって‥だって‥私達友達でしょ?』
ポーラは涙を流してアーミーの手を強く握る。アーミーもポーラの手を強く握り返す
『当たり前にゃ!アーミーはポーラの友達にゃん!』
『ふふふ‥‥いつか‥いつか‥本当にみんなが世界のどこにでも自由に生きられる世界が‥つく‥‥れるって‥‥』
ポーラは気絶した
『ポーラちゃーーーーーん』
アーミーはポーラを強く抱きしめる
『大丈夫よアーミーあとでポーラちゃんと元気になったらいっぱい喋ろう?』
真夜はアーミーの肩を優しく触れる
溢れる涙
悔しい思い
なんで私はポーラと戦っていたんだろう?
私の行いは‥‥本当に正しいのか?
真夜と天堂がアーミーを後ろからそっと優しく包み込む
真夜も天堂も悲しかった
友達の幼馴染みと戦ったことが
異世界で夢みた物語とは違う
戦うことは本当に辛い現実だった
空の暗闇が突然広がった
遠くから雷の音が響く
『何これ?何かの魔法なのかしら?』
暗闇の雲のきた方向からおぞましい黒い物体が飛んできた
『ギャビビビビビ‥‥‥ここがもう1人の四天王がいるという場所かな?いるかなあの野郎は‥?』
黒いオーラを身に纏った3本のツノ生やした悪魔の姿をしている
『な‥‥なにあれ?』
『ギャビビビビビ‥どうやらまだ戦いは終わってなかったみたいだなビビビ‥』
『全員皆殺しにするのですかギルギルギガ様』
『プリズン!?』
ソアラは悪魔みたいなやつと一緒にいるプリズンの存在に驚いた
『やーやーソアラさんこんにちは?どうですか?順調ですか?私は順調ですよ!』
『ぷ、、プリズン様、、そちらの方は?』
『ふふふふふーこちらの方は2000年前に異次元の魔法でこの世界と繋がったときに来られた異世界の王ですよソアラさん名をギルギルギガです』
!!!
『ぎ、、、、ギルギルギガ!?ま、、まさかそんな!歴史ではこの世界にいた神によって倒されたって!』
『違いますねソアラさんギルギルギガは封印されたんですよ神によって‥‥しかも自分達も一緒に封印したんですよ!』
『自分達も一緒に?』
『ギャビビビビビ、、なんだプリズン知っていたのか?ギャビビビビビじゃあ後で驚かせてやろうと思っていたがここで披露するかな!』
⌘目覚めよ我色に染まりし元神達よ⌘
黒く染まった物体11体が出てきた
『ギャビビビビビ‥この11人は元ここの世界にいた神って呼ばれた連中だ‥‥長い年月を得てこの俺様色にしてやったよ2000年間かけてたっぷりとな!ギャビビビビビ!』
カウンタックの塔にいたみんなも全員外に出ていた
カウンタックが外の異様な雰囲気を察知し人間達に向かって一時休戦を申し込んだ
もちろん最初は納得出来なかった人間達だったが外の異様な雰囲気とカウンタックが剣を捨て頭を下げて自ら投降してきたので人間達も納得した
外に出た時一瞬で察知した危険な感触
『おおお!ギャビビビビビここが世界だったようだ!ギャビビビビビ良かったな元の肉体のやつこれでお前の思いは達成できそうだぜギャビビビビビ!おおおそれにあれは天堂雀じゃないか!』
天堂は敵の姿を見て驚いた顔をする
『あ、、、あいつは‥‥‥あいつはまさか‥あの顔の傷は‥‥』
ギルギルギガは掌を上に向けて力を入れると11個の光の球をだした
『さあ2000年間待たせたな!元神と言われた者ども!やっと出番だぞ!お前達は自由にしてやる!今からこの世界を混沌に陥れる為に存分に自由に暴れるがいいいいいいギャビビビビビ!』
彗星の如く11人の神達は散っていった
『2人の神は他の四天王のとこに飛ばしてやったよ‥ギャビビビビビ!さああとはお前達!俺とあーーーーそぼーーーーーぜーーーーーーーーー』




