上陸
『カウンタックさんついにオートリアの連中がマールフルの王国から出発してこちらに迫ってきているようです』
『そうか‥‥8年ついに本格的に攻めてきたか‥‥』
灯台の様な形をした拠点の最上階からカウンタックは海を眺める
カウンタックは黒い猫の獣人
『無関係な家族は転移で安全な場所に移動させよう、この戦いは我々にとって偉大な栄光の戦いの幕開けだ‥‥ここにきた我々の目的の為にも最後まで恥じない生き様を彼等に見せてやるぞ!』
『はい!』
海を見渡す‥‥大きく広がる大きな海
カウンタックはここにきてから魚を食べるのが好きになった
外の世界には色々な生き物がいる
モンスターのせいでこの世界から数多くの生き物がいなくなったがこの世界に生まてきたことに毎日感謝している。
『今日はみんなはいる家族と一緒に過ごしてくれ、、明日はみんなで宴会をやろうじゃないか、、この配置に付けたことみんなと一緒にいれたこと、、そしてオレ達の戦いの為に』
1人の女獣人は広い海を眺めていた失った左目は眼帯で覆っている
もう少しで人間達との戦争だ、昔につけられた腕の傷を撫でる
『また‥‥私達の居場所にきたか‥‥遂に‥‥遂に復讐できる時がきた‥待っていたぞ‥この時を』
彼女はそっと鬼の仮面をつける
復讐の鬼と化す
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
マールフルの王国を出て3日が経った
明日には四天王のいる拠点に着く予定だ
『雀さんついに四天王との戦いですね‥』
『ああ‥‥四天王はきっと今まであったやつの誰よりも強いことだろうな‥‥だけど少し高ぶる気持ち私は最近の戦いで少しは強くなったつもりだ‥‥私はどれほど強くなったのか早く試したい』
『そうだにゃ雀は強くなったにゃ酔わなくなったしにゃーー』
『‥‥‥‥うむ‥‥まだ少し気持ちは悪い時はあるが‥‥前よりはマシだな』
『この四天王がもし上手くいったら次は魔王と戦うことになるのかな?それにモンスター以外とは初めてたたかうよね‥‥ねえ?アーミーは一応同じ種族と戦うことは抵抗はないの?』
アーミーは考える。同じ種族もきっといるだろう獣人族
アーミーは人間が別に好きってわけじゃないむしろ虐げられてきた年数見てきた人間の中には嫌な人間もいる
恨んではいる幼なじみと切り離されたこと!
親と仲間達が殺されたこと!
でも‥‥真夜に会ってから全てが変わった
『アーミーは人間達の為に戦うわけじゃないにゃ‥‥アーミーは友達の真夜と雀の為に戦うのにゃ!だから悩むことはないにゃ‥‥同じ種族だとしてもアーミーは迷わず戦うにゃ!』
真夜は不思議な気持ちになる
魔族は人間と敵対しているが魔族の中にはアーミーみたいな子もいる
戦うだけが本能のモンスターと違う
私達と一緒
食べて飲んで笑って怒って悲しんで楽しんで‥‥見た目が少し違うだけ
戦争とはなんだろう?私達の世界にも戦争はあった
お互い違う何かがぶつかるから戦争が起きる私達は‥‥何が違ったらいけないのだろう?
私は雀さんとは違う‥‥アーミーとも違う‥みんなとも違う
違いは元々たくさんある
でも私は雀さんやアーミーが大好きだ
違うのに大好き
アーミーも雀さんも私の事をよく好きと言ってくれている
むしろ私は自分に嫌いなところがある
よく泣くし‥弱虫な私
でも人から好きと言ってもらえると自分では気づかない部分が少しわかって嬉しくなる
だから私は頑張れる
リオ‥‥‥リオもよく私も事を好きと言ってくれていたな‥‥
リオ‥‥お姉ちゃんもっとこれからも頑張るから‥‥リオ応援してね‥
キュウウウウウウウウウウウ
深い深い青い渦の中にすこいこまれる
私は渦の中から出るように手を伸ばす
ああぁぁぁぁ‥‥ダメだ‥‥私がこのまま吸い込まれる
!
伸ばした私の手を誰かが‥‥‥
小さい手‥‥
この手の感触は覚えてる
最後はたしか‥‥
大きな地震が起きたときトラックが私の方に向かってきてるときに強く何かを握っていた時感じた感触
リオ?
ーーーーーえちゃんーー
僕はいつまでもお姉ちゃんと一緒にーーーーーーーー
!
『どうしたのにゃ?真夜?』
アーミーはこちらの顔を覗き込むように見ている
『あ、ええとなんでもないよ!?』
何いまの?今誰かと会えたような?
『夕方だな‥‥今日はモンスターが襲ってこなくて退屈だったな‥せっかく明日の本番前の準備運動をしたかったのだがな』
『でも‥なんにもしてなくてもお腹はすくにゃん』
『じゃあ明日の準備も兼ねてもう部屋に戻ろう、そしてご飯を食べて寝よう!』
『雀さんはいつもそのスタイル崩した事ないじゃないですか』
次の日
上甲板には先に島に上陸して突入する600名が待機していた
200名はこの船を守る為に残る
残り200名は荷物を持ってテント等拠点を作る為の準備
600名は敵の本拠地へとりあえず向かう
『そろそろ上陸準備だーー入港用意ーー艦首は西、右舷で船を付ける!』
数名が小舟で先に上陸して待機
船からロープを投げる
岸壁で待機中の人がロープを受け取ったら岩に括り付けていた
『上甲板に待機している上陸員は降りて良し!』
第一先行部隊にソアラも加わっていた
四天王のいる拠点はここから海沿いを10キロ先にある
岩陰が多いこの地点を選んだのは船を隠しやすいのが理由だ
しかし四天王達はきっともう自分たちがきた事を知っているだろう
第一先行部隊は四天王の拠点へと向かっていった
今日中に拠点が見渡せる場所まで待機し四天王達の動向監視
あとは近くに救護所の設置
昼には先行隊達は四天王のいる拠点が見渡せる場所までたどり着いた
監視を怠らないようにしながら待機場所を設置
夕方には600名到達
200名の荷物部隊も夜には到達した
朝から拠点場所の設置の残りの準備行った
400名が各自散らばって配置につく
!ビルダーの元にある報告がきた
『どうしたのだ?船の待機中部隊に何かあったのか?』
『‥‥‥ふ‥‥船で待機していた部隊が船ごと潰されたようです‥‥し、、死者150名以上‥‥』
『な‥‥経ったの一晩で‥‥何があった?』
『、、1人の魔族によってやられました‥‥』
『なに?たったの1人だと?』
昨日の晩
『ふあああ‥‥四天王討伐って家族に英雄になるっていって出てきたのに‥‥このままじゃ戦いがないまま終わるかもな‥しかも先行隊がやられたら作戦失敗で帰るっていうんだから俺の出番本当無し、本当おもしろくないな、、まあレベル37の俺が行っても仕方ないけどな』
見張りの男達はお酒を呑んで愚痴をこぼしていた
『おいおい‥‥もーちょっと緊張感もってくれよな?一応四天王のいる島だぜ?』
『ゴクゴク‥‥ふーまあ、、四天王のいる島なら一眼見たかったな‥四天王を』
『そしたらさー彼女に四天王はこんなやつだったぜ?とか言えたのにな!』
バガーーーーーン
『ん?なんだゲップ‥‥爆発音みたいのが聞こえたな?』
⌘トーク⌘
《おーーーーい?なにかあったのー?》
上甲板や岸壁、岸の上にいる見張りにトークで応答
《いや?なにもないとおもうけど?誰かがお酒で暴れて魔法でもつかったんじゃねえの?ははは》
《ふ〜ん‥‥じゃあいいか?おkー》
『どうした?何かいっていたか?』
『うんにゃなんにもない‥‥‥誰かが馬鹿やったんだってさ』
『おい!そこ!?後ろに!』
男の背後に誰かがいた背はそんな大きくないむしろ女の子みたいな
獣人?
ボゴオオオン
見えない速度の蹴りが腹を貫通した
血を浴びた兵隊は恐ろしさで尻込みする
『ひいいいぃぃ』
立ち上がって逃げようと後ろを振り向く
バゴゴゴン
後ろから蹴られて壁に埋もれる
背骨がグニャリと曲がって一撃で殺された
魔族の獣人は大きくジャンプする
人間達が隠れてるポイントを見つけて降り立つ
スタッ‥
5人の見張りは気づかずにお酒を飲んでいる
近づく
トコトコ‥
『ん?なんだ?』
!
『ま!魔族!』
ドゴン、、
バシュウウウゥゥ‥
高速のような蹴りで1人の男の顔を吹き飛ばす
『こ、、この化け物!』
バゴン、、
『ひいいいいぃぃぃぃなんだこいつは!?』
見張りを全部やっつけた後獣人は大きくジャンプした後船に向かって攻撃をした
『ムーンサルト』
ズババババババッバババババーーーーーン
船は蹴りで真っ二つに割れた
船はすぐに沈む
沈む船から人が何十人と脱出し出てきた
獣人はその人間達が出てくる度に攻撃した
『うああああああああああああ』
『きゃあああああああああああ』
『た、、、たすけてくれーーー』
沈む船から多くの叫び声が響き渡る
次の日
一撃で死ななかった者と海の中で隠れていた者が生き残った
眼帯をしたウサギの悪魔




