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転生先は魔王城  作者: 羅巳那【らみな】
21/43

恋をしている2人

『僕がですか?』


鬼羅は驚きの表情をする


嫌われていないとは思ったけどもまさかここまで信頼してくれるなんて


 将来倒すはずの存在にまさか仲間になってほしいと言われるのは驚きでしかなかった


『し、、しかし、、魔王様僕みたいなレベルも低いのが魔王様の右腕なんて務まるとは思えません』



魔王はゆっくり口を開けた


『不安な気持ちはわかる、、しかし私は別に強いやつだからと仲間ましてや右腕にしようと思わん、、それにキラはまだ17歳だろう?高等科は基本卒業までレベル25まで達成だがキラのレベルは24充分に資格はあると思うぞ強くなるのは務めてからでも強くなる為の訓練はあるからな、むしろ私のところで訓練すれば他よりも強くなる可能性は高い!』



そうなのか、、ここの高等科ではそういう基準があるのかそれにたしかに強くなるには魔王様の配下に入ったほうがもしかしたら良いのかもしれない



しかし、、、倒すはずの存在の魔王に仕えるのは正しい答えなのか?


キラは申し分ない申し出を深く考える



『ふむ、、まあ迷いはあるみたいだな、即決は難しいが私は純粋にキラが近くにいてほしいと思ったのだ、、まあキラの家族とか今いる姉のこともあるだろう、、しかしその全てが上手くいくくらいここでの暮らしと経験はキラにマイナスにはならないはずだ!是非一緒にここで私と共に勤めてくれないか!?』


魔王の存在にまさかここまで言って頂くなんて、、、


申し訳がない



これはある程度あとで後悔もする事あるかもしれないが


ここで答えを出さないのは魔王様に対して失礼と考えた


『魔王様!わかりました!ここまでお願いされて申し訳ございません!僕キラは本日より魔王様の元で勤めさせていただきます!至らない存在ですが是非よろしくお願いします!』


僕は頭を下げた


魔王は微笑んだ


『ありがとうキラ!これから宜しくお願いします!』


今後のまずは日程のスケジュールを発表された


食事はお昼以外は共に行う


朝食事後はザールの指示のもとレベル上げを行う


昼の3時くらいに帰宅し筋力トレーニング


その後お風呂、しかもお風呂は一緒の場所を使用しても良いとの事


晩ご飯の食事会はお客様と一緒に食事だが


キラはなるべくお客様の対応をしてほしいとのこと


お酒を注いだり空いた食事のお皿をどかしてまだ残ってるお皿を前に出して


基本食事中はメイド、使用人は入れないしきたりになっている


そこでお話を区切られたり雰囲気が変わるのが嫌いだからだと


魔王様はおっしゃった


いつもそういうのは魔王様や相手方の奥様とかが行われていたみたいだ


土曜日日曜日の祝日は魔王様及びその付き人達とレベル上げをおこなう


第3週は完全に魔王城から出て遠い狩場にもいくので


その時の用意もお願いされた



ほぼ、、レベル上げの内容だな、、それとお客様相手が多い仕事だけど


これでいいのかな?


説明を聞いたあと僕はさっそくザールと一緒にレベル上げに出掛けた


帰ってきてからお客様の対応が出来るのかが心配だった



1時間くらい離れた草原で狩を行った


ザールは闘い方の説明をするよりも


ただ無心で戦えってタイプだった


他の部下達も一生懸命レベル上げを行なっている


ザールのレベルは魔王様よりもレベルが高い


レベル120だという


今魔王の父が不在となると実質上の最強はザールとなる



 まあ見た目のデカさ,,威圧感は確かに凄いが


面倒見の良いおじさんと見れば優しく思える


前の魔王がザールを今の魔王のお世話を任せたのもわかる気がする


他の部下の信頼も大きかった



時間が経ち城に帰り次はトレーニングルームで筋力トレーニングを行った


『今日の訓練はどうだった?』


魔王が話しかける


『さすが、、ザールさんですいるだけでの安心感もありますけど判断力が凄い早いです。次の敵次の敵狙う敵を的確に指示してくれて助かりました、、、1人だと1匹の敵に集中してしまうので優先する敵とか考えないところもありますからね、、助かります』



魔王は静かに笑った


『ああ、、ザールは元々は元魔王の俺の父の信頼していた後輩そして右腕だった男だからな優秀な存在だよ』


『元魔王の右腕だったのですか?』


今の僕と比べたら凄く頼りない存在に思える自分


『ふふふ、、残念がることないよキラも今後そうなるかもよ、、むしろザールを抜くくらいの?』



『ハードル上げないでくださいよ全然今は笑えないですよ、、逆にプレッシャーですね』



トレーニングそしてお風呂を上がったあとお客様の対応


本日のお客様はガルリオン家の人々だという


総勢なんと20名もくるとの事


『いきなり大ハードルな内容、、、』

不安な顔になる


しかし僕は基本お客様の対応


高校生の時は飲食店で働いていた実績がある!


お酒の注ぎ方も知っている


席の案内


食べたお皿を下げて残っているお皿を前にだす



2時間の食事会は見事に終わらせることができた


『お疲れ様キラ!初めてにしては凄い良かったよ!実家でお手伝いでもした経験があったかな?』


『まあ、、そんなところ、、です、、、』



修行やトレーニングよりも疲れた


魔王様はいつもこれをこなしているのか、、凄いな



改めて魔王の存在の凄さを感じた??


あれ?これ魔王のすることだっけ?


2日、、3日と経って今日終えたら週末の土曜日


今日さえ乗り切れれば


修行でのレベル上げも順調レベルは26となっている


お客様の対抗も慣れてきた


しかし、、、ラプラスがまだ起きる気配が無かった


どうしたのだ?やはりエネルギーオーバーでどこか身体を壊したのか?


医療班からは身体に問題は無さそうだという


まあ身体の構造は人とは言っていたが

命はソウルジェル死ぬ事はないと思うけど長い間起きないことは


不安が募る


しかし、、


不安な顔をしている人が今もう1人いた



『魔王様?どうしたんですか?今日はやたらソワソワしてますよ?』



『え?客人?もうきたのか?』



『いえ、、まだまだ時間ありますよ?トレーニングに集中してなさそうだったので?どうしたのですか?』



『い、、いやいや、ええとなんでもない!気にするな!』


怪しいな、、、何か今日あるのか?今日くる客人を気にしてるのか?


たしか今日の客人はエルド家って言ってたな?怪しいな‥‥


お風呂に入ったあと着替えから全然魔王様は出てこない


待ち疲れたキラは扉を開ける

『魔王様!そろそろお客様が来られますよ?』


ああーどーーしよーこれでもない、、これでもない、、


魔王様は着る服を迷っている様子だった


まさか、、、、


『今日くる人の中に以前言っていた片思いの人がいらっしゃるんですか?』



えええええええという顔を魔王はした


固まる魔王様


なるほど、、とキラは思った



時間にはギリギリ間に合ったが


食事の席にはお客様はもう座って待機していた


立ち上がるのはエルド家の長男ブール


元幹部の父カルド


妻のフェカ



そして、、、


この人だな、、すぐに分かった



銀髪の長い髪大人しい優しい顔付き


優しそうな大きな瞳をした美少女がいた


頭には黄色い花の飾りが凄く映える



固まる魔王様に肘を突く


!!!


我に帰った魔王様



歳は28なのに、、魔王様って反応初心すぎないか?


昔から好きだったと言っていたけど


昔からこんな感じだったのかな?



さっそくお酒を各自お席に注ぎにいったそして


『お酒でよろしかったですか?』


僕は魔王様の意中の相手に話をかけた


『はい、、すいません、、では申しわけございませんがリュールのジュースをいただけませんか?お酒は少し弱くて‥‥申し訳ございません』



『はい、かしこまりました』


雰囲気は見たまんま大人しい感じ

僕はリュールのジュースを持って渡しに行く


『どうぞ』



『ありがとうございます初めてお会いしますね?お名前を伺ってよろしいかしら?私はニールと言います』



『はい!キラと申します!ニールさんよろしくお願いします僕は先週からこの魔王城でお世話になっています』



『まあ、キラさんお若いですよね?おいくつですか?』



『17歳です今年18になります』


『あらあら、、本当にお若く‥‥じゃあ高等科は卒業はなさらずにもうここでお勤めされているんですか?凄いですね!ここで働けるなんて凄いことだわ』



『いえいえ、、僕なんて運良く拾われた身ですし半人前で凄いことなんてまったく、、それよりも魔王様と昔からの交流があるみたいですけど?いつくらいからお知り合いなのですか?』




『え?魔王様何か私のことを言っていたの?う〜ん昔からのお知り合いではありますが、、なんどかお話ししようとお声をおかけしたのですが、、私は女の子ってこともあって中々おしゃべりができないの、、いつもご挨拶くらいしか出来なくて‥‥でも一度私が高等科の入りたてでの時絡まれていた私を助けてくれたことがあって凄く嬉しかったわ』


どうやらこのニールさんも魔王様に気があるようなきがする‥‥感だけど‥

それに絡まれた時を助けてあげるなんて‥‥優しいがまったくもって人間と変わらん展開だな、、しかもベタ過ぎる、、しかも高等科の一年生から知り合いだったってなると10年も進展してないじゃないか、、

改めて魔王様って魔王じゃないなと思ったヘタレと言われても仕方ない


魔王様は今もこちらを意識しながらも父と息子とお話ししている

キラはこれは駄目な展開だなと思った


『ニールさんは魔王様とお話ししてみたいんじゃないですか?』


ポン!しゅううぅぅ、、顔を真っ赤にする


『そ、そ、そんな、、わ、私が魔王様とお話しな、なんて、、』


両手で顔のほっぺを抑える


これは結構確信犯と判断


『そうですか?今日の食事会もしお話しする機会があればお話ししたいと魔王様は言っていましたよ』


嘘をついたけどこの2人はちょっと強引じゃないといつまでも距離が縮まらないと思った


『そうなのですか?』

ニールは少し喜んだ顔をする


そして


うーーーんとニールは考えて


バッと席を立った



魔王様の元に近づく


『あ、、、あ、あの!魔王様少しお話しよろしいでしょうか?』


顔を真っ赤にして今にも爆発しそうに言った


兄と父が驚く


あの、、、ニールが?いつも大人しいあのニールが‥‥2人共嬉しい顔をして魔王様の方を見る


魔王様は顔を真っ赤にてどうしたらいいのだろうという顔をしている


僕は近づく


魔王様の耳元で小さく呟く


『女の子待たせちゃダメですよ!』


言葉に反応した魔王様は即座に立ち上がる


『すいませんぼーとしていました!』


僕はまた耳元で小さく呟く


『お酒を飲んで身体が火照ってるみたいですよ、外に行って涼みにいってわ?』


嘘を言った

ニールは一口もお酒は飲んでいないがこう言わないと2人きりにならないだろうなと



こほん、、と言って


魔王様はニールに手を差し出すと今から外で涼みに行きませんかといって外のベランダへといった


『まさか、、ニールが自分からお誘いするなんてな、、しかも魔王様に、、』

兄は驚きと喜びの顔をする


『嬉しいでしょうね?昔からの憧れだったから』

お母さんはお父さんの手を繋ぎ喜ぶ


『そうなのですか?』


『ああ、、そうだよ、その時はまさか魔王と知らなかった時だけど、、助けられた時はすごい喜んでいたよ、、王子様に会ったって、、本当に王子様みたいな者だったんだけどねははは』


そうか魔王様も魔王じゃない時は王子様と言うことなのか

まさか魔王様の恋愛の手助けをしてしまうなんて


またこれで良かったのか?と疑念を抱いたが


恋心はどんな時でも応援したくなるもんだ




僕の、、恋心は、、、もう叶う事はないだろうけども、、

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