幼馴染との今までのやり取り
こんにちは、丸です。
他の作品を頑張っていたら、こちらを忘れていたので久々に投稿してみました。
悩みながら書くので遅くなっております。
俺、高鳥湊には、幼馴染がいる。
その幼馴染・早瀬未来は、死にたがりでかなりの鈍感だ。
何故なら、普通に道を歩いているだけでも、
「今、車道にでたら死ねるかな?」
と、凄く切羽詰まった表情で言ってくるのだ。
そんな死にたがりな少女の傍に何故いるのかというと、確かに”幼馴染に死なれたら困る”という理由もあるが一番はやっぱり俺が彼女に恋心を抱いていることだろう。
なので、俺は彼女に死んで欲しく無いので彼女が何か危険なことをしょうとする度に、
「自殺は駄目だ。」
と、止めると彼女は悲しい雰囲気を纏って
「どうしていつも私のやりたいことを止めるの?・・・で、でも、やってはいけないことだから、うっかり行動に移せないからありがとう。けど、湊はこんな子と一緒にいても大丈夫なの?」
と言われる度に俺が彼女に恋心を抱いていることに一切気づいていないことをひどく痛感する。
いや、気付かれたら気付かれたで100%避けられると思うが・・・。
とにかく、彼女は死にたがりで鈍感なのだ。
そもそも、どうして未来は死にたがるのかというと、それは彼女の論理から入る。
そして、その論理を説明する前に一つ忘れていたことを説明しょう。
それは、彼女がオタクであることである。
だが、そのことを上手く隠し周りにはバレていないがそうとうなオタクなのである。
だったら生きていろと思うんだが、死にたい理由があるらしい。
それがさっき言った論理だった。
彼女は、良くライトノベルを読んでいて、大のお気に入りは乙女ゲー厶の舞台に良く似た世界に異世界転生し、新たな生を受け、悪い未来を変えるという物なのだが、彼女はそれを1000%信じていた。
なので、彼女曰く、
「とりあえず、早瀬未来という人生をおわらせなくては!!神よ、今世はもういいです!!来世では、前の世界に転生させて下さい。お願いします!!」
と、毎晩神様に頼んでいるそうだ。
それを聞いて俺は毎回、
”いや、人生終わらせるなよ。”
と、毎回内心でツッコミを入れるところまでが一セットである。
この作品を読んで頂きありがとうございます。
更新が大変遅くなってしまいますが、これからもよろしくお願いします。