6.家系図②
じーちゃんと手をつないで項垂れるように家に帰る。
家に着くと涙目になりながら居間にいた母に抱き着き、とーさんと力が驚いた顔をしていると。
「かっかかか!役所どもの馬鹿どもめ、いまだ嘘の記録のままじゃったわい!さすがわし!ロッテンカストロフ王国の元大魔法使い!」
「父さん(祖父、一)の魔法が日本人なんかに破れるものじゃないでしょう、父さんが死んでも効力は持続しますし…ていうか、ちゃんと愁に異世界の先祖の説明した?やっぱり魔法使いの家系じゃ箔がつかないんじゃ…。あ、そうだ!父さん、そういえば、うちのご先祖様の中には魔法剣士というものも数人いるんじゃないですか。それなら愁も喜ぶんじゃ」
「いやだわ、愁ちゃん。それならママの家系のほうが凄いわよ~。うちの家系は男なら法皇!女なら聖女を目指せ☆と教え込まれていたからゴロゴロいるわ。もちろん、ママは歴代の中では最強最美な聖女だったんだから~」
「はぁ?」
じーちゃんの発言のあととーさんとかーさんが変なことを言い始めた。
じーちゃんが魔法使い?ご先祖様もしかりで、ついでにかーさんが聖女?
いまだかーさんに抱き着いたまま顔を上げ、目に溜まった涙なのど忘れて呆然としてしまう。
「だ・か・ら、わしは大魔法使いじゃ!」
じゃーちゃんが胸をそらし誇らしげにする姿に、その時小学2年生の弟の力は「へー、それじゃー、魔法見せてよ」と当然ながらこういうこと言うのは子供ならではで。
「かっかかか!それじゃ、わしが大物の技を一発!!******…」
その時じーちゃんがワケのわからない言葉を発したが何も起こらなかった。
だから次の日に4月下旬なのに大都会で雪が降っても異常現象だとおもったし、かーさんが時折手をかざして花を咲かせていても手品だとおもっていて…。
ウサギはなかなかバイオレンスないたずらをする。。
過去のウサギでは、家電話のコードカミ切る。延長コードカミ切る。壁紙カミ切る。タオルで巣作りしてボロボロに…etc
今回のユウキ兎も…壁紙、ベットシーツ…ベットの横板ボロボロに………今すぐ毛皮むしってうっぱらってやる!(# ゜Д゜)←でも可愛くてすぐ許してしまうダメ飼い主




