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2.還って来た弟は変人の仲間入り

 弟、力が還って来たのは4月1エイプリルフール朝…実に弟らしい日に還って来たと言っていいだろう。


 ただいまーと、ごく普通に玄関を開けた弟とたまたま居合わせた僕と目が合った瞬間、安心感のあまり少し(・・)だけ自分より身長に高い弟に抱き着いたのは仕方がないとしてもそのあとの会話があまりにも感動的にならないワケは…。


「力、どこに行っていたんだよー!みんなしんぱ……僕だけ心配したんだぞー!」


「ふーん。あ、兄貴ただいま。なんかまた兄貴の背縮んだね」


「はぁ!僕の背は縮んでない!170㎝はキープしているよ!」


「うん、四捨五入して170㎝ね。165㎝でも四捨五入すれば―――」


「う、うるさーい!身長はどうでもいいんだよ!それよりも力は(高校)合格発表後にどこに行って何してたんだよ!」


「異世界行って勇者して還ってきた」


「………」


 この時唯一家族で自分と同じ正常だと思っていた弟は『変人』の仲間入りをした。




 弟力の異世界冒険談


Q.異世界に行ったきっかけは?


A.家族に高校合格をスマホで連絡後、普通に(ボーとして)歩いていたら道端の石につまずいたら異世界にいた。


Q.異世界はどんなところだった?


A.なんかど田舎のような草原が多かった。獣耳の人達(獣人)がたくさんいた。魔物だか魔族がわんさかいた。


Q.言葉は通じたの?


A.読み書きはできなかったが、話すのは普通にできた。


Q.力はそこで何をしていたの?


A.「召喚に応えてくれた勇敢なる若者よ!君は今からこの世界の勇者だ!」と言われたからとりあえず勇者になって魔物とかボコってた。


Q.えっーと、それじゃ今は勇者の役目を終えて還ってきたと解釈しても?


A.いや、高校の入学式が近いから普通に還るといって無理やり還って来た。なんか『還りたい』とおもったら還れたし。


 以上、僕が弟に質問したことだが、僕が頭を抱えて「家族に変人が増えた」と嘆いていると、他の家族は違う反応を示す。




「あら、力ちゃんが行った異世界は、私とお義父様(祖父、一)のところの違う世界みたいね~。獣人さんのお耳、母さんも触ってみたいわ~♪」


「父さん(祖父、一)が強制異世界転移させたわけじゃないから、それはないとおもったよ。でもどの世界でも『召喚』なんてモノがあるんだねー」


「フム、力にはわしの魔力が遺伝したかの?自力で杖もなしに還ってこれるとは相当魔力が強いということか」


 母よ父よ、何言っているのかわからない祖父よ…もっとましなことを言えよ。まぁ、無理だろうが。




 約2週間ぶりに帰還した弟は立派な変人となっていました。

「喚ばれて…」の更新催促がチラホラ(-_-;)

父が入院し仕事が滞る。退院後仕事が切れないくらい多忙…嬉しいけど嬉しくない。。

これでバレているとおもうが愛兎の仕事の上司は『父』であるw

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