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1,2 考察 ―H.A.
「生命倫理に関するメモの引継ぎの」はタイトルが途中で途切れているようだけど、そうじゃないみたい。
登場人物は細かく分けるなら3人で、最初のたった2行の詩を書いた人、セミを裏返す機械を作って放った人、多分かなり先の時間軸でその記述を読んでいた人。
最初は機械を作った人がセミジュウジ事件の犯人なんじゃないかと思ったけど、よく読むと違うみたい。壊されたらしいし、警告を受けたってことは個人の特定もされている。
4人目が現れたとしたらそのメモの引継ぎの先を付け足すのかな? 多分タイトルはそういうこと。
「セミジュウジ事件」の方で過去にあった事件のことを面白そうに話している人たちは未来の時間軸にいると思うけど、「メモ」の方の3人目とどっちが先(未来)かと言われると多分メモの方。
うーん……どう調べてもこの2編の関連性が無しと出るのだけど、偶然だとも思えないなあ。