23 合従連衡 その4-1
23 合従連衡 その4-1
戰の力強い言葉に邑の男たちは感動し、滂沱の涙を流した。
一頻り咽び泣き続けた後、中央に居た男が最も早く落ち着きを取り戻した。
「取り乱し、無様を晒しました。然し乍ら陛下、我らを憐れと思し召しで御座いましたら、此度の非礼、何卒、お目溢し下さい」
平伏し直した男の声は、天幕に入ってきた時よりも静かだ。
「申し遅れました。私は此の邑の令を務めております。実は、此方こそ陛下にお見せしたく、また、お話しせねばと思っておった品に御座います」
「うん?」
首を捻る戰と優、杢の前で、男が仲間に顎を刳るようして命じると、男たちは其々、ごそごそと懐を探った。
「其の、蚕の糞を使うとよい、との話が回って参りました時に、同時に、もしも自分たちを救いに祭国郡王陛下が御出になられたならば、此方の品を一式、お見せするように、と厳命されておりました」
差し出された紐と縄を、杢が受け取る。途端に、顔色が変わった。
「陛下、此れは……?」
飛ぶ様にして戰の手元で紐と縄を広げて見せる。
優が縄を手に取った。馴染んだ品なので、特に顔を顰める事もないが、もう一つの紐は見た事がない。
暫くの間、舐め回すようにじっくりと眺めていた優は、自分でも知らぬ内に呟いていた。
「曳き手? と、何だ、此の紐は……太さから、馬が何かの運搬作業を行う時に使うものですか、陛下」
「流石だね、兵部尚書。此れは馬搬用の道具だよ」
「馬搬?」
「山で材木を切り出した際にね、麓まで木々を運ばせる作業を馬にさせる事を、大雑把に馬搬と云うのだよ。国によって、違う言い方をする処もあるけれどね」
其れこそ優は初耳だ。ほう? と言うと紐を睨み付ける。
「要は、戦車のように馬で木を運ばせる為のものという事ですな」
「そうなるね」
馬力、という言葉が存在するように、馬の力は人の何倍もある。
実際、城の柱となる材木を運ぶとなると、人が10~20人掛かりでやっとの大木でも、馬の場合は1頭で済し、時間に至っては半分以下だ。
労力の手間を省く事が出来、そして人間に従順で且つ、同じように狭い山道を歩いて目標地点に到達出来る利点が大きい。材木を運搬する為の巨大な橇や季節によっては田舟ならぬ雪舟を用いて運ぶのだが、此れだと山道の整備が必要となるし、何よりも狭い場所に分け入れない。
但し、馬は人間の5倍喰らう。其処が、悩ませ処と言えようか。
――成程、お師匠が出立前の竹たちに用意させていたのは、此れか。
小煩く竹に何か命じていた虚海の背中を思い出しながら、此の曳き手と馬搬用の紐とをじっくりと見詰める。
虚海が何を思って此れを用意し、そして、真が何故、此の二つを句国内に広めたのかを自分なりに予想してみる。
――何れ此れが必要になるかもしれない、と用意させるお師匠もお師匠だが、私が伐たちと出会うかどうかも分からないのに句国内に広めておく真も真だな。
だが、二人とも、自分の為に策を巡らせて呉れているのだ。
――戦の場にて応えねば、私は王で在る前に、漢でなくなるだろう。
よし、と気合を入れながら、戰は顔を上げた。
何処かしら、すっきりとしたものが感じられる、人をはっとさせ、惹き付けられずにはいられない、よい表情だ。
「杢。伐たちを呼んて来て呉れないか?」
★★★
は、と短く答えた杢が、伐たちを連れて天幕に戻るのに1刻も掛からなかった。
戰が手にしている紐を見るなり、伐は、へえ? と懐かしそうな声を上げた。
句国の邑の男たちは、見るからに粗末な身なりの伐たちを、胡乱げな眸で見る。
しかし伐たちは構わずに、戰が差し出した紐を手に取った。両の手で、端を持ち、びん、と引っ張ってみせる。おお、言い張りっぷりだ、と伐は愉快そうに笑った。
「何だ? 何だってまた、こんな処に地駄曵きの道具がこんな処に有りやがるんだ?」
どうやら、契国では馬搬の事を地駄曵きと云うらしい。
「うん、実はね、君たちに手伝って貰いたい事があってね」
「遠慮すんな、何だって言って呉れよ。俺たちゃ、陛下にこき使って貰いたくて、勝手にくっついて来たんだからよ」
全くだ、と優は苦々しく呟く。
しかし伐は堪えた様子など見せず、肩を怒らせて、へへん、と顎を刳る。
「俺たちゃ山の男だ。山の中で俺たちに敵う奴らはいねぇんだぜ?」
「山の中ではどうだか知らんが、山から一歩出れば役立たずの只の荷物でしか無い」
容赦無く切り捨てる優に、何ぃ!? と伐たちは色めき立つ。
止めないか、兵部尚書、と戰が窘めるように諌めた。
しかし、優は大仰に肩を上下させて溜息を吐く。
「馬搬だか地駄曵きだか知りませぬが、こんな訳の分からぬ物を戦に利用しようと画策してきよったのは、我が愚息でありましょう」
「兵部尚書、残念だったね。利用しようと思い付いたのは、私の師匠の虚海殿だよ」
苦笑いしつつ静かに答える戰を前に、ぐ、と息を呑みながら優は目を剥いた。
けっけっけ、こりゃ傑作だ、と伐たちは腹を抱えて笑う振りをしてみせる。
「貴様たち」
むっとしながらも、伐たちを抑えようとする優の声音は少々弱々しい。
「で、陛下。俺たちに何をしろって言うんだ? 何だって言う事聞くぜ?」
「おい、貴様ら……」
「お偉いさんのおっさんは黙っとけって。俺たちゃな、何もただ働きしに来たわけじゃねえ。分かってんだろ?」
「有り難いな。心強いよ、伐」
「へっへ、任せておけよ」
伐は明るく言い放つが、優は逆に暗い顔付きになった。
伐たちの危機感は当然と言える。
現在、句国に居座っている備国王・弋は、着々と彼の地を本拠地とすべく、本国から兵士たちを呼び寄せている。句国内での備国軍の悪逆非道さは目を覆うばかりなのは、先程眼にしたばかりだ。
暴戻恣雎たるは何れ遠からず自ら斃れるは世の必定であるとしても、見過ごしてはいられないのは、契国の内乱を備国王が知っているからだ。
今、備国王・弋と備国軍は、毛烏素砂漠で有り得ぬ平原の豊かさに心を奪われ、怠惰で自堕落な生活に溺れている。
しかし、冬が過ぎ春を迎えた時までそれは続くのか?
返って来る返答は『否』の一文字だ。
彼らは、句国の豊かさのみで満足など出来まい。
まずは手っ取り早く、国が荒れている契国を併呑せんと、攻め入るに違いない。
其の上で、弱小国である祭国を狙うだろう。
祭国まで獲れば、其の次に目をつけるのは、剛国、露国、そして禍国と選り取りみどりだ。
備国は、中華平原に大乱という迅雷風烈を呼び寄せた。
真っ先に、風に倒されて地べたに寝そべる草の穂の如きになるのは、契国だと分かり切っているのに、何もせずに手を拱いてなどいられない。
――だが、伐たちは武人ではない。
優の懸念は、其処に集中していた。
兵役などに駆り出された事はあるだろうが、産まれながらにしての武闘集団である備国軍を前にして、その恐怖に打ち勝てるのか?
打ち勝ったとして、ものの役に立てるのか?
――喜憂で済めばよいが、到底、望めまい。
民兵組織を味方につけて共に戦った、と言えば聞こえは良い。
然し乍ら、其れは勝利した場合のみだ。負ければ、禍国よりどんな非難が囂囂と音をたてて戰を嘖むか。
――阿呆皇帝に、陛下を傷付けられてたまるものか。
口に出来れば気楽なのだが、戰はそうした発破を受けるのを好まないと知っている。優は憮然としたまま、口を開いた。
「陛下、伐を始め、契国の彼らの気持ちは確かに有り難いものです。が、今はそんな危険を冒せませぬ」
「分かっているよ。だが、契国が我らの味方をして、勝てば問題無いのではないか、兵部尚書?」
「陛下」
「兵部尚書」
「――は?」
「私は勝つ。心配は要らない」
優は、はっとした。
自分を説き伏せようと、戰が真っ直ぐに此方を見ている。
だが、彼は自分を見ていない。
自分の奥に居る、別の男を見て、話し掛けている。
――真め……。
暫し、じ、とお互いの瞳の奥を探るように見詰め合っていた二人だったが、先に折れたのは、優の方だった。
「……全く……陛下に奇策を決行させるなど、臣下としての己が身を何と心得ておるのか、真め……」
ちらり、と伐たちと句国の邑の男たちを交互に何度も盗み見てから、優は長々と息を吐き出した。
「先ずは、馬鹿息子が如何なる策を用いようとしておるのか。陛下の予想をお聞かせ願えますでしょうか」
うおっしゃ、やったろうぜ! と伐が握り拳を高く天に向けて突き上げた。
★★★
度肝を抜く、という経験を、男たちは生まれて初めて味わったのだろう。
全員、あんなに気合充分だった伐までもが、呆けたような顔付きになっている。
「此の策を成功させるには、君たちの力がどうしても必要となる。……私に、力を貸して呉れるだろうか?」
戰に手を握られて改めて協力を頼まれた男たちは、顔を赤くしながら、激しく首を縦に振った。
そして、ふらふらしながら天幕から去って行く。
自分たちが王に頭を下げられるなどと思ってもいないのは当然だが、伐のような男までもが借りてきた仔猫のように大人しく口数を減らしている姿を見た優は、少しばかり気が晴れた。
「さて、彼らに約したからという訳ではないが、先ずは備国王に思い知らせてやらなくてはならないな。杢、兵部尚書、改めて策を練り直そう」
はい、と杢が礼を捧げながら戰の前に歩を進める。
「兵部尚書とも話をしていた処なのだが、我らが領内に侵入したのだと効率良く、且つ、備国王の度肝を抜いてやるには、何処からどう攻め入るのが良いか、二人はどう思う?」
「陛下、私が思うには、此処から最も近く、且つ強大な城を有しておる県を攻め取るのが良いかと思われます」
男たちの話を聞くまでは、決め手に欠けると二の足を踏んでいた優が、地図上を指差しながらぴしりと言い放った。
「陛下、私も兵部尚書様と同意見です。此の先に在る県を我らがものとし、陛下の御存在を知らしめてやるのが、備国王には最も堪えるでしょう」
優と杢、嘗ての師弟の意見が一致した。
うん、そうか、と戰は腕を組みながら頷く。心なしか、その顔に明るさが戻っている。
「兵部尚書、どうして県を奪う策を私に示した?」
「……陛下も、存外御人が悪いですな」
優は片眉を跳ね上げ、口をひん曲げながら憮然とした表情に浮かべた。明らかな不機嫌顔ながらも、恐れ乍ら、と地図に指を這わせる。
「先に邑の長どもが言うておりました、その、例の蚕の糞の薬、ですが。あのような物を広めてやろうと考え付くのは、私の息子、真以外におりますまい」
「そうだね、私もそう思うよ」
笑う、と言うよりは、微笑んだ、というべきか。同じ意見で嬉しい、と言いたげに、戰は顔を綻ばせる。
気候が厳しく、生活が抑圧されている場に生きる人々は強い。確かに強い。
しかし、そんな人々が実は此の世には甘い汁を吸おうと思えば幾らでも、そんな蜜が転がっているのだと知ればどうなるか。
其れが、今の備国王と備国軍だ。
此処にはあんな物も在る、こんな物も在る。
欲しい。
欲しいとなったら奪え、此の地の支配者は自分たちだ、と浮かれさざめいている。
暴戻恣雎に搾取する事が、支配を高めるのもあり、備国王・弋も率先して煽りこそすれ、自軍の横柄さを咎めなどしなかった。
毛烏素砂漠では栽培の難しい米を中心に、蔬菜や薬草まで奪われていくのは当然だった。
しかし、弋が気に入った絹は、句国の民の養蚕の技術を寸断させては手に入らない。
野も畑も焼き払われ蹂躙されたが、桑畑は助かったのは偏に絹を生産させる為だ。
折しも、句国では一足早い秋蚕の季節となる。
蚕は禍国でも祭国でも句国でも、調を納める為に大量に飼われており、最も身近で手に入り易い物の一つなのだが、やはり、下等な虫の糞が元であるのが人から忌避され薬としての認知度は異様に低い。
大量に産される割には廃棄される此れに、備国軍が目を付ける筈もない。
而も、だ。
邑の男たちは、此れを広めに来たのは、同じ句国の民だった、と断言した。
つまり現在、剛国に逗留中である真と克、そして竹が率いていった克の部隊5千騎の兵たちは表だって動いていない。
にも関わらず、地下で接触し、句国の残党兵たちを纏め上げて組織的に動かせるだけの下地を既に備えている。
と言う事は、祭国に逃れてきた句国大将軍・姜が完全に此方の協力下に入っており、生き延び、虎視眈々と句国の復権を願う嘗ての部下たちを完全に統率しており、そして獅子身中の虫と成さしめている証拠と言える。
「陛下が庇護下に置かれた句国の将軍が動いているのであれば、真は何時でも、克を動かし陛下の御下に馳せ参じ、共に備国に討って出る備えがあるに相違ありませぬ。此処は躊躇しておる場合ではありませぬ。積極的な攻勢に出るべきでありましょう」
「兵部尚書。攻勢に出るのであれば、此処から半日程度歩を進めた先に在る牧を奪うべきではないのかい?」
「確かに。陛下が御指摘されておられるのも一理御座います。此処から最も近い牧は、半日程度もあれば到達します。備国軍に戦に備えさせるだけの間を与えず、今直ぐにでも攻勢に出たならば、1時辰もあれば、容易に優劣はつきましょう。然し乍ら私は、後々、備国王を逃さぬ為にも、軍を効率よく動かし且つ休める橋頭堡を得ねばなりません。以上の観点から、更に半日程度歩を進めた先に在る城を奪うべきである、と思われます」
「陛下、私も兵部尚書様と同意見です」
戰は優と杢の意見に、うん、と深い満足感を露わにして頷いた。
★★★
「良く分かった。兵部尚書、杢、私も同意見だ。心理的圧迫感を与えるという意味でも、牧より県を奪うべきだろうね」
はい、と優が礼を捧げる。
いいから、と戰は苦笑しながら手を振った。
「しかし、今の兵部尚書の口調は真を思い出すね。杢、そうは思わないかい?」
「は? ……はあ、はい」
「……陛下、陛下は本当に御人が悪くなられましたな。そうなるように仕向けられましたな?」
全く、息子の悪影響が斯様なまでに及ぶとは、と言い掛けて、優はむっつりと口を噤んだ。
戰への文句よりも何よりも、真と似ている、と言われるのは、何か腹の奥がむずむずとして落ち着かない。
――似ておるのか、私と真が。
ふと、ぐだぐだと管を巻くようにして絡んできた、契国相国・嵒を思い出した。
――あの男、好き勝手云いよって。
ちっ、と短く舌打ちをする優を杢が不思議そうに目を寄せながら盗み見る。
戰も、優の舌打ちに気が付いていたが、其れには何も言わずに立ち上がった。
「だが、兵部尚書」
「はい」
「其れには、趙の協力を得ねばならないな」
椅子から立ち上がる戰の背中を、むぅ、と優は言葉を飲み込みつつ見詰める。
此の邑に入ったのは、全くの偶然に近い。
備国軍が、句国の領民に狼藉を働いている、と斥候から報せを受けたから、急ぎ駆け付けたのだ。
其の際に、趙は、此処まで隠し持っていた句国王の大軍旗を突然、広げて見せた。
驚く戰に、彼は与えられた馬の上で涙ながらに懇願したのだ。
「陛下! どうか、国王陛下の此の軍旗を、何卒お持ち下さい!」
「――趙?」
「お願い致します! 我が輩をお助け下さい!」
「……分かった、貸すがいい!」
趙としては、断腸の思いであろう。
能であれば、自身が此の大切な軍旗を翻して句国の民を救いたいに違いない。
だが、たかが百騎の兵を率いている程度の漢が、国王の軍旗を翻していても、誰も本物とは思うまいし、備国軍も却って侮り嘲笑するのが関の山だろう。
しかし、句国と盟友の間柄であった祭国郡王である戰が手にして現れたのであれば、話は違ってくる。
失くした大軍旗と六撰の御璽を、備国は躍起になって探している。
血眼と言ってもよい。
其の内の一方を、郡王が掲げて颯爽と現れたならば、句国の領民はどう捉えるか。
備国軍はどう捉えるか。
想像するのは容易だ。
句国王・玖が、密かに放った援軍要請を受諾した郡王が、備国王を討つ為に、句国の敵を取る為に現れたのだとしか思うまい。
優に救い出された諭された趙は当初、此の軍旗を句国が救われた時にこそ、戰に差し出すつもりでいた。
句国を救って呉れた対価としては破格である筈だ、と思っていた。
だが、そんな駆け引きとかは、同胞たちを苦しめる炎の渦を目にした時に何処かに吹き飛んでいた。
趙から句国王・玖の大軍旗を受け取った戰は、右手側に従って並走していた優に怒鳴った。
「兵部尚書!」
「陛下、此れをお使い下さい!」
備えていた槍を、優は戰に投げるようにして渡す。
受け取った戰は、槍の柄に大軍旗を縛り付けると、肩に担ぐようにしてはためかせた。
「行くぞ! 皆、遅れるな!」
おお! と怒号が呼応する。
「句国王の怒りが込められし大軍旗! 備国軍、見るが良い!」
戰の愛馬・千段が雄叫びのような嘶きを上げた。
愛馬の血走った眸は、野獣のような戦闘意識を漲らせている。
戰は千段が導くままに、備国軍の只中に飛び込み、備国軍を殲滅せしめたのだった。
あの時は、だが趙も無我夢中だった。
だからこそ、敬愛してやまぬ句国王の軍旗を戰に渡せもした。
取引材料などにせずとも戰は備国王と戦う決意を固めているのだが、だが正気を取り戻した趙は、にわかに、この軍旗の処遇をいかにすべきか思いあぐねているらしい。
他国の力を借りず、句国の民の力のみで、備国王を討つべし。
其れは、王を敬愛しておれば当然の抱くべき決意だ。
句国の民が全て死に絶え、国が焦土と化しても王と奪われた領民たち全ての者の無念を晴らすべし。
妄執、怨念、悪霊悪鬼の類に取り疲れているも同然の其の思いを、戰たちはだが、頭ごなしに無理だからやめろ、忘れろ、自分たちに任せろ、と言えなかった。
だからこそ、余計に質が悪い、とも言えた。




