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覇王の走狗(いぬ) ~皇華走狗伝 星無き少年と宿命の覇王~  作者: 喜多村やすは@KEY
六ノ戦 落花流水

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終章 君がため その2

終章 君がため その2



 囚獄の薬房に、典医が呼ばれてきた。

 正確には戰の命令通りに、芙が有無を言わさず典薬寮より攫ってきた、という方が正しい。


 当初、話半分以下にしか考えていなかった典医は、目の間に立つ戰の姿を認めると、毛を逆立てた仔猫のように飛び上がり、埃臭い地面が剥き出しになっている薬房の床に平伏した。年の頃は虚海と変わらぬのであろうが、余裕のある暮らしぶりを伺わせる艶やかな肌色や仕立てのよいきぬが枯れ木のような身体や清貧な暮らしぶりの虚海と対象的過ぎて戰は気に障る。

「礼拝は良い。早く診よ」

 真の肩を抱き抱えたまま、戰が刺々しく命令する。

 流石に、半死半生の生死人に近しい真を目の間にして、典医は気の抜けた呆けた表情を引き締め、では、と医師の本分を取り戻した。

「失礼致します」

 戰の腕から真を受け取ると、ゆっくりと寝台に横たえさせた。途端に、引き連れて来た薬師や下男たちがわらわらと寝台を取り囲む。其の様子を、戰は上から覗き込むようにして見守った。正直、出来るなら手を握って声をかけ続け、勇気付ける位の事はしてやりたい。だが、両手は潰されているし、耳が聞こえているかどうかもわからない。


 ――真。

 ひりひりと焼け付くような心の痛みに堪えながら、戰は医師に任せるしかない自分を呪い続ける。

 胸の中央辺りに押された焼鏝の火傷と左腕の肘から下を襲った油による大火傷をざっと診つつ、深型の水桶の用意を、と典医は下男に命じた。火傷は先ず冷やさねばならない。此処まで酷いと文字通り、焼け石に水であろうが、其れでも処置せずにいるよりはまし(・・)である事には変わりない。

 芙が下男と共に下がると典医は、陛下、申し訳御座いませぬがお下がり下さい、と毅然とした態度で戰を横においやった。戰は、む、とした表情したが典医は治療の邪魔になります、と許さない。

 渋々ながら戰が引き下がると典医は真の右手首を取り脈診をしつつ、指と手の平の骨の具合を診始めた。続いて、額や頬骨、目蓋などを撫でる様にしつつ殴打の痕と擦り傷を診ていく。

 最後に、口元に耳を寄せて呼吸を確かめると、典医はふむ、と眉を顰めた。


「御医師殿、此れでよいか?」

 芙が下男と、大きな水桶に冷水を張って持ってきた。だが、典医は申し訳なさそうな表情になる。

「申し訳御座らぬ。この水は最早用無しじゃ」

 典医は申し訳なさそうに、手桶の水で晒を濡らして真の左腕に巻き付けつつ呟いた。

「無用、だと!? どういう事だ?」

 焦れながら戰が脅すように典医に問う。典医の引き締められた唇が、微かに緩む。

「畏れながら陛下。何卒、此の御方を王宮の外にお移しあられますよう」

「何っ!?」

 典医の胸倉を、かっ、と頬に赤い熱を乗せた戰がひっ掴んだ。

「この状態の真を、動かせというのか!?」

「この状態であらせられるからに御座います」

 こうした場面に出食わす事に慣れきっているからだろう、激昂する戰に対して、典医は実に静かだ。

 きっぱりと言い放つ典医の態度には取り縋る余地はない。

 手にした診療道具を広げかける下男を制止し、お城の外に出る用意を急ぎせよ、と命じ自身と薬師も仕度をし始めた。



 ★★★



 王城内にて、皇子や皇女の名乗りを許された帝室に籍を置く者以外が死を得るは法度だ。

 死による汚れにより、王城内のが穢される、魔障がとり憑くと信じられているからだ。

 4品下以下の妃、王子や姫君たちは其れ故、重い病を得た場合は帝室を汚す恐れありとして自ら王城から去るのが美徳とされている。しかし勿論、逆に動かせば命に関わる場合は慎重を期す。王城内で死なせるわけには行かないが、無下にして病を進行させでもすれば訴えられる恐れがあるからだ。

 皇子や妃たち以外の、品位の高い高官たちとて、突然の病に倒れる場合がない訳ではない。その場合は、仕えている尚書や皇子たちが彼らを庇護しつつ、外に出られるようになるまで待って出て行く。理由は皇子たちと同様だ。

 だが、品位のない、特に公奴婢や端女、下男などは論外だ。

 直ちに放り出される。

 兵部尚書・優の息子であっても、真は側妾腹であり、戸籍がない。

 優の家門の『所有物もの』でしかない。

 その真が、王城内で死ぬ事は許されない。

 唯一、王城内で死ぬことが許されるのは、拷問の果てに命を散らした罪人のみ。

 逆に言えば、真が王城内で儚くなれば、其の名前は罪人の名を記する簿に連ねられてしまうのだ。


 頑として意見を受け付けぬ、真を手放さぬ構えを見せる戰は、お気に入りの玩具を取り上げられようとして我を張っている駄々っ子宛らだ。矢張、こうした事態に慣れているのだろう。典医の態度は些か演技めいてはいるが、相好を崩して安心感を誘う好々爺の笑みを浮かべてみせた。

「陛下、何も私どもは、此の御方は最早助からぬ故放り出せ、と申しておるのではありませぬ。お助けする為にも、何処か別の場所にて治療を、と申し上げておるのです」

「……」

「陛下、一刻を争うのです。何卒、御決断を。此の御方のお身体に後々の触りを残すか否かは、陛下のお言葉にかかっております」

「……分かった。では、私の宮に」

 戰が目配せする前に、芙は部屋を飛び出して行った。


 真を移動させる用意の為に俄かに活気付きだした薬房内で、戰はもう一度、真を抱え直した。

 今度は典医も咎めない。戰の好きなようにさせている間に、自身の仕度に専念している。

 ――こんな重症を負っているというのに、無闇に動かすなど……。

 僅かな衝撃、其れだけで命を削る事になり兼ねないではないか。

 ……出来るなら、王城内で治療を受けさせてやりたい。

 だが、真の身分が其れを邪魔する。

 祭国での生活は余りにも自由であり、自然に真を傍に置く事が出来て、忘れていた。

 いや。

 忘れていたかったのかもしれない。

 真と自分の間には、他人が勝手に作り上げたどうしようもない身分や制度といったものが横たわっているのだ――と。

 だが、真が傍に居てくれれば、振り向いて直ぐ其処に笑顔があれば、はい戰様、と応えて呉れていれば、足元の深い溝に気を取られずに済む。

 ――……忘れていたかったからこそ。

 私は片時も真を手離せなかった……。


「陛下」

 声を掛けられてやっと、戰は優が戻って来ていた事に気が付いた。罪人として、真と部屋をわけられていた右丞・鷹の容態を見に行っていたのだ。見送った時、その背中は確かに兵部尚書の肩書きを背負うに相応しいものだった。だが今、肩を落として戸口の傍で佇んで、真の姿を見る勇気を奮い起こせずにいる姿は、武勇を誇り常に胸を張っていた優とは思えない。

 慌てて、戰は真を寝台の上に寝かせ直した。

「兵部尚書、右丞は?」

「……最早、死んだも同然の者についていても致し方御座いませぬ」

「そうか」

 顔面に大火傷を負い、目も鼻も口をも失くした鷹は、薬湯を飲む事も出来ない。此のまま、想像を絶する痛みに悶え苦しみながら緩慢な死が訪れるのを待つしかない、と薬房に仕える医師たちもを投げたと淡々と語る。

「いや、その前に刑罰が下されますな」

 囚獄・徹に捕らえられた拘囚人でありながら、喩え大令の手引きがあっとしても台獄を抜け出すなどと、言語道断。

 いかなる刑を与えられたとて許されるものではない、と優は考えているだろうし、実際、その通りだった。


「……陛下」

 珍しく、言い出し難そうしている優の様子に、戰は、ああ……と言葉を濁す。

 何れ遠からず死を免れえぬ右丞などよりも、今は、真の容態の方が気に掛かって当然だった。

 ――だが、王城内に留めおけない状態であると、この上重ねて優に告げるのは酷すぎる。

 言い淀む戰に優は全てを察し、そして何かを瞬時に決意したらしい。

「陛下、失礼致します」

 入口を守る克に肩をぶつけるようにして、ずい、と室内に入って来た優は、真の前に立った。

 無言で、立ち尽くした。

「陛下」

「何だ、兵部尚書」

「右丞・鷹への刑は如何様に?」

 無言を持って既に心の内に決しているのだ、と伝えると、然様に御座いますか、と優は溜息を吐いた。

「我が息子であろうとも、何卒、御容赦などなさらずに。右丞には適正な罰をお与え下さいますよう」

「……葬刑を与えるつもりでいる」

 短く答えつつ隣に並んだ戰を優は見上げ、陛下、良き御判断に御座います、と礼を捧げる。

 それはつまり、右丞・鷹には医師の診療を受けさせぬ、と命じたも同然だった。だが、優は納得がいった表情で、寧ろ晴れ晴れとしていた。

 もう、鷹に思い煩わされる事はなくなるのだ――と言いたげだった。

 正室の腹から得た家門を継ぐべき長子であり、実の親子でありながら非情とも言えよう。

 しかし優の中では、鷹にかけるべき愛は枯渇しきっていた。



 ★★★



 優の上体が揺らいだ。

 真へと視線を移したのだ。

 腐った丸太のようになった、火傷を負った左腕へと。


「真」

 名を呼ばれた優の息子は、真は答えない。

 ただ、腫れ上がった顔で、痛めつけられた身体を、虫の息で横たえている。

「真」

 もう一度、優は名を呼んだ。だが、矢張、答えはない。

「……陛下を思い煩わせるなど……貴様、一体何様のつもりだ、此の馬鹿息子めが……!」

 憤怒の表情で、今にも命の灯火が危うくなりそうな真を見下ろしている。だが、絞り出された声は、じっとりと涙で濡れていた。

「早く目を開けんか……父上、重症人を捕まえて酷い言いようですね、と何時もの糞生意気な調子で言わんか……この、この戯け者めが……!」

「兵部尚書」

 縋って声を張り上げてくれれば、まだ、戰も救われた。

 だが、ぐ、と唇を真一文字に噛み締めて堪えている姿をみせつけられては、何も言えない。


 と、優の手首が舞った、と見るや、大きな手は既に腰に帯びている剣の柄を握り締めていた。

 ちかり、と恐怖に似た緊迫感を顳かみに感じ取った戰は、同時に優と真の間に割って入っていた。背後からは飛び出してきた克が、羽交い締めにした。半瞬でも克が出遅れていたら、優の剣が閃いて、瞬く間に真の左腕を切り落としていただろう。

「止めよ! 兵部尚書!」

「兵部尚書様! お止め下さい!」

「克! 離さんか! 陛下! 其処をお退き下さい!」

 戰と克は、いや、止めるぞ兵部尚書! 兵部尚書様、早まらんで下さい! と叫ぶ事しか出来ない。

 優の気持ちが痛いほどに分かる二人は、止める事にも罪悪感に似た感情を抱いていた。


 禍国の国法では、不具たる者は、王者の傍に侍る事を許されない。

 此の様な傷を、一生消せぬ傷を身体に刻み込まれ不具の身となった真は、もう二度と、戰の傍に立てなくなってしまったのだ。

 戰の元に参じて5年。

 全てを戰に、忠義と誠を注ぎ込んできた真に、この事実は受け入れられまい。

 生き延びれば、己の身の不遇を呪いながらこの先の人生を生きていく事になる。

 その時に、不具となった身体を受け入れなかった戰を詛わぬよう、父親である自分に怒りを向けるよう仕向ける為に、木の棒のようになった真の左腕を切り落とそうとしたのだ。

「やめるんだ、兵部尚書。まだ、助かるかも、治るかもしれんのだ。希望を持て」

 自分自身にも言い聞かせるように、戰は優の前を退かない。


 ――そうだ、典医も言っていた。

 まだ、死ぬと決まったわけでも、治らぬときまったわけでもないのだ。

 だが、優はそんな戰に、ふ……と侘しげに微笑んでみせた。

「陛下……私を誰だとお思いなのですか? 兵部尚書として、何年、この禍国に仕えたと? 戦場に何程、身を置き続けたと? 見縊らんで下さい」

「……兵部尚書」

「真は助かりません。助かったとしても、不具の身体を抱え恥を曝して生きていかねばならぬは必定。父として、息子が不幸を舐めて生きる様を見るのは忍びないのです。此れは真の、息子の為なのです」

「まだ、不具の身体となると決まった訳ではない」

 気休めを、と優は声を落とした。

「私は、私が憎まれていた方がまだまし(・・)と思ってはならぬ、と? 父として息子の為を思うてはならぬ、と? そう――陛下は仰られるのですか?」

「……兵部、尚書……」

「陛下にお仕え出来ぬ不幸を嘆く息子が、やがては己の代わりに栄達していく者たちを怨み、憎みだす姿を、黙って見ておれと?」


 奇跡的に命を拾えたとしても。

 万が一にも身体に障害が残らなかったとしても。

 胸に押された家畜の焼鏝の痕をどうするというのか?

 焼鏝による印を付けられるのは、公妾である女奴隷特有のものだ。

 知られれば、どの様な辱めと貶めの言葉を投げつけられるのか、容易に想像出来るではないか。

 真は耐えようとするだろう。

 だが此の様な惨状、いつまでも耐え切れる筈がない。

 ぷつり、と糸が途切れるように気持ちが切れた瞬間、悪しき感情がわいて当然だ。

 ならば、辛みも嫉みも何もかもを一手に引き受けてやろうと、此れまで父親らしき事を何一つしてやれなかった罪を償う為にも、息子に恨まれてやろうとして何故いけないのか?

 自分が出過ぎている事も、下手をすれば自身も戰に罰せられる、出過ぎていると優は知っている。

 知りつつも、其れでも、生き延びた真が涙に暮れて死を願い、輝かしさに溢れる仲間の背中を暗く見詰めるばかりの生に沈む姿は見たくない。分かる、その気持ちは痛いほど分かる。いっそ、自分を傷つけて憎んで憎んで憎みきって呉れた方が楽だという気持ちは、戰とても同じだ。だが、だからといって更に真に辛酸を舐めさせる行為を、黙って見ていられる訳がない。

 真の為に腕を斬る、という考えに囚われ過ぎている優を、此れ以上、この場に留めておくのは危険だ、と戰は判断した。


「兵部尚書」

「……は」

「私の母上の警護を命じる。今直ぐ居棟へと向かえ」

「……」

「兵部尚書、此れは勅だ。直ちに従え」

「承知仕りました」

 戰の言葉足らずの命令を、優は素直に受け入れた。

 最早、兄皇子たちが蓮才人に無礼を働くとは考え難い。

 であるのにも関わらず、蓮才人の元に向かわせようとしているのは、彼女の愛娘である薔姫をさいにしている真の父親である自分の目先を、この現状から外す事が目的なのだ、と優は瞬時に理解した。

 だが其れでもまだ、真の左腕を睨めつけている。

 克に腰を抱かれるようにして、やっと、優は部屋を出て行った。



 ★★★



「陛下、真殿を此方に。馬車を用意させました」

 いつの間にか、芙が配下の者たちと戻ってきていた。

 指を指す先には、戸板の上に厚く敷物を敷いて揺れぬようにしてある。分かった、と頷きながら戰は真を横抱きに抱き抱えた。細心の注意を払いなら、そ……と其の上に寝かせる。

 揺らすなよ、と芙が注意を促し注意与えると、部下たちは典医と共に真を運び出して行く。

 彼らの横顔は、皆、緊張に引き締まっていた。

 何としてでも真を助けようとしている。

 いや、真は必ずや生きるのだと信じているのだ。

 一点の曇りのないに、戰は打ちのめされた。


 ――誰か一人を特別扱いしてはならない。


 真。

 気を失う前まで、私を戒めて呉れたが――

 ……真。

 其れは違う。

「違うんだよ、真……」


 にとってだけ(・・)、真が特別なのではない。

 にとって()、真は特別なのだ。


 だから。

 死ぬな、真。

 生きろ。

 必ず生き延びるんだ。

 そしてまた、私の傍で、私の声に応えてくれ。

 はい、戰様――と。


「……其の為ならば、私は何でもしよう……」


 運ばれて行く真を見送る戰の背に、殿侍が最礼拝を捧げつつ、陛下、と声をかけてきた。

「陛下、大保殿が陛下の御部屋にてお待ちであるとの事ですが」

 伝えに来た殿侍に、ぎろりと一瞥を呉れつつ、分かった、と戰は踵を返す。肩越しに一度だけ、真を見やると、大股に歩き出した。


「大保に会う前に台獄に捕らえられている大司徒一門への罪状の草案を記す。筆を持て」

 歩きながら命じる戰に、殿侍は、何処か弾んだ声ではい! と返事をしこうべを垂れる。殿侍が手を振るうと、舎人の一人が硯と筆と木簡の入った文箱を手に追いかけてきた。

 陛下、と墨を含ませた筆と木簡を差し出されると、戰は静かに受け取った。黒々とした筆先を艶やかな照りを生ずるまで磨き上げられた木簡の上に滑らせる。

「行け」

 書き終えるや否や、舎人の胸元に木簡を押し付けるようにして差し出す。

 喜々として礼拝を捧げ、足早に刑部へと去って行く舎人の背中を見送りながら、そうだ、と思い直す。


 まだ、終わっていない。

 大司徒一門はまだ生きながらえている。

 彼ら一門の血を潰えさせねば、終焉を、決着を迎えた事にならないのだ。


 ――真。

 見ろ、見ていろ。

 奴らの行く末を。

 一門が辿る末を。

 そして大保よ。

 其方の思惑にのってやろう。


 やっと見えてきた大保・受の思惑に、戰は奥歯を噛み締めながら、己に与えられている居室へ向かった。



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