『子どもたちがつないだ、家族ぐるみの春ピクニック』
◆春の誘い
ある週末の朝。
佐野家のリビングでは、花音が嬉しそうに言った。
花音:「ママ!今度の土曜日、○○ちゃんの家族と一緒にピクニック行こうって話してるの!」
苑香:「えっ、ほんと?それならお弁当いっぱい作らなきゃね」
蒼空:「俺の友だちも呼んでいい?」
冬翔:「ぼくもーっ!」
子どもたちが仲良くしている友だちの家族と、家族ぐるみでピクニックをすることが決まった。
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◆参加家族
•佐野家(修斗&苑香+子どもたち5人)
•蒼空の同級生・悠翔くん一家(父は公務員、母は保育士)
•花音の友だち・さくらちゃん一家(お母さんは元ダンサー)
•冬翔の保育園の親友・だいきくん一家(アウトドア好き一家)
子どもたちの輪がきっかけで広がった、新しい“家族のつながり”。
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◆春の公園でピクニック開始!
快晴の土曜日、広い芝生のある大きな公園に、全員集合。
レジャーシートとテントを張り、火起こし班はパパたち、料理班はママたち。
苑香:「みんなすごい!まるでイベントスタッフみたい」
悠翔くんママ:「佐野さんのお弁当、すっごくオシャレ!」
修斗:「炭火は任せてください!」
子どもたちは走り回ってシャボン玉、水鉄砲、鬼ごっこに大はしゃぎ。
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◆午後のサプライズ・ミニ運動会
蒼空:「チーム対抗戦やろうよ!」
だいきくんパパ:「いいね!家族ごとにチーム組んでやってみよう!」
*種目は…
•玉入れ(レジャー用ボール使用)
•二人三脚(親子ペア)
•バトンリレー(子ども&大人混合)
花音&苑香ペアの二人三脚で、大爆笑の転倒シーンも。
蒼空と修斗の親子リレーは圧巻のラストスパートで優勝!
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◆夕方:家族の輪がもっと広がる
陽が傾いてきた頃、皆で輪になってスイーツタイム。
悠翔くんパパ:「なんか…家族の形って、こういうつながりでもっと強くなる気がしますね」
苑香:「ほんとに。子どもたちがつないでくれたご縁に感謝です」
さくらちゃんママ:「佐野さん、また一緒にお出かけしませんか?」
修斗:「もちろんです。次は川遊びとかどうですか?」
子どもたちも「また来ようね!」と手をつないで名残惜しそうに。
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◆エピローグ
帰り道、車の中で。
月詩:「楽しかったぁ〜。またみんなに会いたいね」
花音:「ねぇママ、今度はキャンプとかしようよ!」
苑香:「ふふ、いいね。みんなでまた思い出つくろうね」
修斗:「家族って、血だけじゃなく“時間”でつながるものだな」
春風に吹かれながら、佐野家の心には、新しい友だち家族との思い出が静かに刻まれていた――。




