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秘密のシェアハウス【大型長編版】  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
【特別編⑵】(修斗と苑香視点)
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『家族で挑む、小学校の運動会!~スター夫婦と5人の宝物たち~』


◆朝:運動会の朝ごはん


朝6:30、キッチンからは焼き鮭の香りと、おにぎりを握る音。

佐野修斗はエプロン姿で、キッチンに立っていた。


苑香:「さすが、今日も“イクメン俳優”ね」

修斗:「芸能界に復帰しても、家の台所は俺のステージだからな」

苑香:「うまいこと言うじゃん」


●リビングには子どもたちが全員集合。

・蒼空(長男・小6)

・花音(長女・小4)

・冬翔(次男・小2)

・陽葵&月詩(双子・年長組で来年入学)


7人そろってにぎやかな朝食。

「頑張るぞー!」「エイエイオー!」と全員で気合いを入れ、ワゴン車で学校へ出発。



◆午前の部:スター家族の運動会デビュー


有名人夫婦として知られている修斗と苑香が、2年ぶりに復帰後、初めて子どもたちの学校イベントに参加。

保護者や先生たちの間でも大きな話題に。


先生:「あっ、佐野さんご夫妻……今日はありがとうございます!」

ママ友A:「あの人よ、テレビに出てた!本物の苑香ちゃん!」

ママ友B:「あの夫婦、ほんっと仲良いのよ……憧れちゃう」


運動場では蒼空のリレー、花音のダンス、冬翔の玉入れに、パパもママも全力で声援を送る。


修斗:「よっしゃ!ナイス走り!!」

苑香:「花音~!笑顔キープ!!かわいいよ!!」



◆昼休憩:ふたりきりの時間


混雑を避けて、家族は駐車場に停めた車内でお弁当タイム。

子どもたちは後部座席でおにぎりに夢中。

食べ終えたあと、子どもたちは先にグラウンドへ戻っていく。


車内が2人きりになると、静けさが戻る。

エアコンの音と、風の音だけが響く。


苑香:「……なんか、こういうの久しぶりだね。2人きりの静かな時間」

修斗:「わかる。普段、家でも子どもたちの声で賑やかだからな」


修斗はそっと苑香の手を取り、額にキスを落とす。


苑香:「……照れるよ、こういうとこで」

修斗:「2年ぶりの公の場に一緒に来てくれてありがとう。大事な日だったから、俺の隣にいてほしかった」


苑香:「……うれしい。私も、あなたの隣が一番安心する」


自然と肩を寄せ、額を寄せ合い、優しく唇を重ねる――

ほんの数秒の“ふたりだけの時間”。

服を脱ぐような行動にはならずとも、2人の間には確かに“深い愛情”が流れていた。



◆午後の部開始前:注目のスター夫婦


グラウンドへ戻る道中、何人もの保護者たちが声をかけてくる。


保護者A:「おかえりなさい、修斗さん!ドラマ見てますよ!」

保護者B:「苑香さん、ほんとに綺麗……でも普通のお母さんみたいで、親近感わいちゃいました」

保護者C:「お二人みたいな夫婦、理想です!」


苑香:「ありがとうございます、今日は家族として全力で応援です!」

修斗:「今日は役者じゃなく、“親バカ”として来ましたんで!」


笑顔で応えるふたり。

その背中には、芸能人としてのオーラと、家庭人としての誠実さが同居していた。



◆エンディング:家族で一つのゴールへ


午後の親子リレーでは、修斗がアンカーとして全力疾走。

蒼空と手を繋ぎ、一緒にゴールを駆け抜ける。


観客席からは大きな拍手と歓声。

5人の子どもたちは口をそろえて叫ぶ。


「パパ最高ー!ママもだいすきー!!」


カメラマンに映し出される、手を繋いだ家族7人の姿。

その1コマは、明日のニュースとSNSで「理想の家族」として話題となった――



◆ナレーション


「華やかな世界の“スター”も、

校庭で走る“ひとりのパパとママ”になる。

家庭と愛に満ちた運動会は、

家族の絆を確かめる、一番素敵なステージ。」


エンディング曲:ゆず「栄光の架橋」


――終――


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