『秘密のシェアハウス、再び。~家族になった“あの頃の仲間たち”~』
◆あの日の約束
ある日の夕方。
子どもたちが寝静まったリビングで、修斗と苑香はふと懐かしい話をしていた。
苑香:「ねぇ、久しぶりにみんなで集まりたいね。シェアハウスのみんな」
修斗:「ああ……あの頃は、毎日が新鮮でバカみたいに笑ってたよな」
その夜、修斗がグループLINEにメッセージを送った。
「久しぶりに集まらない? みんなの家族も一緒に」
その通知が、日本各地、そして時を超えて、かつての仲間たちの心を震わせた。
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◆集まる仲間たち
呼びかけに応じて、旧・シェアハウスのメンバーが家族を連れて集まることに。
•健太&葵蘭夫妻+2人の子どもたち
•舞&傑夫妻+1人の娘
•元住人の理沙、現在は料理研究家として活動中
•カメラマンになった祐樹とパートナー
•タレント活動を続けている凛香も登場
場所は、森の中の貸し切りコテージ。
テーマは――「家族で語る“あの頃”と“これから”」
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◆コテージでの1日目:再会
玄関先で手を振り合う大人たち。
「わあ…!」「久しぶり!」「変わらないね!」
それぞれが少し大人びて、でも笑い方は当時のまま。
苑香:「皆の子どもたちもこんなに大きくなったんだね…!」
葵蘭:「って、そっち5人!? ほんとに大家族だ(笑)」
夜は手作りの持ち寄り料理で大宴会。
懐かしのトーク、笑いが止まらない。
健太:「覚えてる? あのキッチンの争奪戦」
舞:「苑香ちゃん、冷蔵庫にメモ貼ってたよね。『プリン食べるな』って(笑)」
修斗:「俺の夜食もやられてたんだ、実は……」
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◆子どもたちの新たな友情
子どもたちもすぐに打ち解けて、自然の中で走り回る。
花音:「そっちの子、小学校何年生?」
葵蘭の娘:「2年生! かけっこしよう!」
カメラマンの祐樹がその様子を記録していた。
祐樹:「この瞬間も、何年か後には宝になる」
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◆2日目:焚き火の夜と“今の気持ち”
夜、焚き火を囲んで、大人たちが語り合う。
傑:「昔は…夢ばかりで、うまくいかないこともあったな」
凛香:「でも、その時間があったから、今の私たちがある」
苑香:「家族になって、ようやく“本当の意味での居場所”を知った気がする」
それを聞いていた子どもたちがぽつりと、
蒼空:「パパとママにも、こういう仲間がいたんだね」
冬翔:「なんか、いいなぁ。ぼくも、将来またみんなと会えたら…って思った」
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◆別れの朝:次の約束
チェックアウトの朝。
再会を惜しみながら、みんながそれぞれの生活へ戻っていく。
苑香:「また、必ず集まろう。今度は、もっと大きな会場でね」
健太:「20年後、“子どもたちの再会編”だな!」
家族ぐるみの絆は、時を越えて、
これからも形を変えて続いていく。
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◆エピローグ
帰り道の車内。
月詩がぽつんとつぶやいた。
月詩:「またみんなに会いたいな」
苑香:「大丈夫。また会えるよ。だって、あの人たちは“家族”だから」
エンディングテーマ:「ありがとうの輪」/絢香




