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異世界恋愛+α(短編)

「わかりました努力します」 〜横柄な婚約者に応じ続けた令嬢の幸せな結末〜

作者: いのりん

 空はどんより厚い雲。

 私の心は雨模様。


 こんにちは、私、シャルロットと申します。

 王立学院に通う17歳の子爵令嬢です。

 今、とても困っています。


 と言うのも父が決めた4つ年上の婚約者、ダーラ・ブッチ様からの風当たりが、最近どんどんきつくなっているのです。


 父からは、「失礼がないように婚約者の言うことをよく聞くこと。決して逆らうことなく三歩後ろを歩くように尊重せよ」と言われており、その通りにしていたつもりなのですが……


 私は何か粗相をしているのでしょうか?

 意を決して聞くとダーラ様はおっしゃいました。


「そもそも外見からして好かん、地味すぎる」


 ガーン!まさか外見から駄目だったとは!

 父の教え通り、デビュタント前からずっと簡素で貞淑な服装やメイクを心がけていたのですが……


 でも言われてみると確かにダーラ様は派手目な服装をされています。下まつ毛が長くバッサバサでちょっとくどいお顔ですが、ギリギリ美形と言えなくもありません。


「このままだと婚約破棄も考えるぞ!いいか、この国の法では婚約中でも、相手に大きな問題がある場合は違約金なしで婚約破棄ができるんだ。そうされないためにせいぜい努力することだな」


 それは困ります。と言うのも私はあまり殿方から人気が無いようで、父からはやっと見つけた婚約者だから何としても結婚までこぎつけろと言われているのです。


 ならば私も彼のリクエスト通り、華やかに見える外見を手に入れる努力をするべきなのでしょうね。


「婚約破棄されないように努力いたします」


 今日言われたことは帰ったら日記に書いておきましょう。捨てられてないように肝に銘じるためにも。




 3ヶ月が経過しました。


「ご機嫌よう、シャルロット様。今日も素敵ね」

「最近より一段と美しくなられましたわね」


 最近、こんな感じで声をかけられることが増えました。先日など、クラスで一番の美男子からデートに誘われました。


 私が婚約中とは知らなかったんでしょうね、もちろん理由を説明して丁重にお断りしましたが、正直嬉しかったです。


 自分がオシャレだと思う友人やエレガントな貴婦人方に片っ端から声をかけて、頂いたアドバイス通りに努力してきた甲斐がありました。


 化粧や服装を変えただけでありません。肌や髪のケアに始まり、猫背気味だった姿勢の矯正や綺麗な歩き方の練習もしました。

 

 良質な睡眠や、美と健康に良い食事や、ピラティスなども取り入れた結果、身体の奥から美しくなれたと思います。


 変われた今だから分かります。当時、父の言いつけだったとは言え、伏し目がちで猫背で歩き、草や土の色の服ばかり着ていた私は確かに「地味」でした。


 しかし、変われた今ならダーラ様も満足してくださるでしょう。




「貴女は……っ!いや、お前は本当にシャルロットなのか!?」

「そうですよ。外見を磨いてまいりました」


 そういえば美の追求に忙しく暫く会っていませんでしたね。コメントが楽しみです。


「努力の意味が違うんだがなぁ、だが確かに美しい」


 えっ?何かおっしゃいましたか。口に手を当ててブツブツ小声で言うもので、聞き取れませんでした。

 私は軽く眉尻を下げ小首を傾げます。ちなみにこれも計算された美しく見える所作ですよ。


「……っ、ふ、ふん調子にのるなよ!」


 どういうわけかダーラ様は、下まつ毛が長くバッサバサでちょっとくどいお顔を近づけて凄んできます。あ、鼻毛でてる。


「まだ外見が変わっただけだ。そ、そうだ!お前はたしか学業の成績が悪いだろう。俺は馬鹿な女は嫌いなんだ」


 ガーン!まさか学業面を駄目だしされるとは。

 父からは「女が勉強して何になる、小賢しいと鼻につくだけだろう」と言われ、家では勉学より刺繍や社交マナーやダンスの稽古ばかりしてきたのですが……


 でも確かに7年前に亡くなった母は、私が勉強していると嬉しそうにしていましたね。「これからは女性も勉強した方がいい時代だ」とも言っていました。


 ......もしかして私の父って考え方が古いのでしょうか?

 外見だって父の教えは役に立ちませんでしたし。


「いいか、立場をわきまえた行動をしろ。このままだと婚約破棄も考えるぞ!」


 それは......うーん少々困るかもという気がします。

 私は外見を磨いたこともあり殿方の人気はあるようなので、破棄されても次の相手はみつかるでしょう。

 しかし、馬鹿な令嬢が外見だけで選んでくださった方と結ばれても幸せにはなれないと直感が告げています。


 ならば私は彼が言っていた通り、令嬢の立場をわきまえそれに恥じない教養を手に入れる努力をするべきなのでしょうね。


「分かりました。立場をわきまえ努力します」


 馬鹿と言われてしまったので、今日言われたことも忘れないように日記に書いておきましょう。



 半年が経過しました。


「期末試験は堂々の2位だったね、おめでとう」

「シャルロット様、よろしければ今度、勉強会に参加して頂けませんか?」


 最近、こんな感じで声をかけられることが増えました。先日など、クラスで一番の美貌をお持ちなだけでなく、誰よりも博識なグットウェル様から2人の共著という形で卒業論文を書かないかと誘われました。


 わたくしが婚約中なのは説明していたはずなんですけどね。勿論やましいことはありませんが、2人きりになる時間はどうしても増えてしまいます。


 故事に『仁義礼智信』とあるように、不貞を疑われることは避けるべきでしょう。また婚約者への義理は果たさねばならない旨を説明して丁重にお断りしました。

 でもまあ、正直嬉しかったです。


 自分が博識だと思う教師や学者様に片っ端から教えを乞い『春は短し学べよ乙女』の精神で勉学に励んだ甲斐がありました。


 学校のテストの点が上がっただけではありません。学んだことをベースにして普段の会話でのちょっとした言葉遊びや、寓話、故事をもとにした小粋なジョークも言えるようになりました。


 法律、経済、宗教、歴史等、様々なテーマについて語れるようにもなりました。所謂「教養」というものを幾分かは身に付けることができたと思います。


 そんな今だから分かります。当時、父の言いつけだったとは言え、教養がなく浅い会話しかできなかったわたくしは確かに「馬鹿な女」でした。


 しかし、変われた今ならダーラ様も満足してくださるでしょう。



「あの気難しい変人だと評判の学者が講師をしてくれたというのか!?」


「はい、私が学ぶ側だという立場をわきまえ、低頭して教えを請いますと、こんな礼節ある貴族は初めてだと大層感激され快諾してくださりました」


「俺に対する立場をわきまえろという意味だったんだが……」


 えっ?何かおっしゃいましたか。口に手を当ててブツブツ小声で言うもので、聞き取れませんでした。

 そこで私はこうお伝えしました。


{{『画竜点睛を欠くなかれ、忠言逆耳、侃々諤々』でお願いしますわ}}


 どうぞはっきり言ってください、耳に痛いことでもためになる助言なら私は聞く準備がありますよという意味ですね。この半年きちんと学んできたことが伝わるように、あえて第三言語であるナミカッコ語で話しつつ東国故事を引用してみました。


 あら、ダーラ様ったらポカンとされています。

 過去の経験と微表情に対する知識を合わせて判断すると、これは、わたくしが思ったより博識で驚いた顔ではありませんね。

 ただ単に言語か元ネタ、あるいはその両方を知らない顔です。


「……っ、ふ、ふん調子にのるなよ!」


 ダーラ様は、下まつ毛が長くバッサバサでちょっとくどいお顔を近づけて凄んできます。

 うーんこれはおそらく、怒ったポーズをとることで相手より優位に立とうとする態度ですね。幼稚な男性がよくやるやつです。


「多少勉強ができるだけで何になる。そ、そうだ!お前には面白さが足りない。俺は堅物で面白みのない女は嫌いなんだ」


 青天の霹靂です!まさか面白みがないと言われてしまうとは。

 教授や成績優秀な学友からは「この言葉遊びは面白いね」とか、「博識な女性と話すのは面白い」と好評だったのですが。


 もしかすると、ダーラ様の「面白さ」というのは「意外性」という意味でしょうか?


 僭越ながら現在のわたくしは、美しさも教養も身につけた模範的な学生と言えるとおもいます。

 しかし教科書通りといいますか、波乱万丈の末に平民から国母となり吟遊詩人の歌にもなったマッキーノ王妃ような、いわゆる「おもしれー女」ではありませんものね。


「いいか、調子に乗るなよ!このままだと、婚約破棄も考えるぞ」


 それは.....あれ?別に困らない気がします。


 現時点でも父の後を継いで領地経営できるくらいのコネと教養は身につけましたし。


 あと複数の殿方から割と真剣に「君が婚約中でなければアプローチしていたんだが……もし万が一婚約が流れるようなことがあればぜひ声をかけてくれ」と言われています。


 しかし、調子に乗ってはいけないという言葉には同意します。

 古今東西の物語を読んで、調子に乗った者の末路は碌なことにならないと学びましたからね。


 温良恭倹ともいいます。今回も謙虚に彼のリクエストを聞き「おもしれー女」にもなれる努力をするべきなのでしょう。


「わかりました、調子に乗らないよう肝に銘じます。」


 それはそれとして、今日言われたことも日記に書いておきましょう。有利な証拠として、いつか役に立つことになりそうです。



 3か月が経過しました。


「準備は整った様ね」

「思いっきりやっちゃってください」


 最近、こんな感じで声をかけられることが増えました。

 先日など、クラスで一番の美貌と博学に加えて、エンターテイナーでもあるグットウェル王子から、その場面には自分もぜひ参加させてほしいと言われました。


 王子にはマッキーノ王妃と顔をつないで頂くなどお世話になりましたが、少々思うところがあり今回は不参加として欲しい旨を説明しました。

 その意思も尊重して頂けて嬉しかったです。


 古今東西のおもしれー女について調べた他に、マッキーノ王妃とも交流を持って色々と学ばせて頂いた甲斐がありました。


 父と腹を割って話し合い、こちらの考えを尊重して頂けるようになった今だからわかります。『おもしれー女』とはただ意外性があるだけではありません。


 『相手の常識や価値観の一部あるいは全部を、いい意味で破壊する』ことによって、聡明な殿方から興味を持たれる女性のことです。


 変われた今なら『おもしれー女』を求めるダーラ様に対して、適切な振る舞いができるでしょう。




「ダーラ・ブッチ様と、わたくしシャルロット・ポテンの婚約破棄が成立しましたのでお伝えさせて頂きます」


 暫くぶりにお会いして開口一番にそう告げました。

 あらあら、ダーラ様ったら固まっていますね。


「そんなもん認めんぞ!」

「いいえ、もう成立しているのですよ。この国では、婚約中でも相手に大きな問題がある場合は、違約金なしで婚約破棄ができるんで」

「俺のどこが問題があるというんだ!」


 いやー、問題だらけだったんですよ。


「マッキーノ王妃によって2年前に法解釈が改訂されたのをご存知ありませんでしたか?」

「なんだそれは、どういうことだ?」

「失礼な言動……例えば容姿を貶めたり、馬鹿と言ったり、婚約破棄するぞなどと脅すようなことが重なった場合は重大な問題ありと判断されるようになったんです。その場合、証拠を添えて申し立てれば一方的に婚約破棄できるのですよ」


 昔からつけていた日記が役に立ちました。周りも証言してくれましたし、魔道具で私の主張に嘘がないのも証明できましたしね。


「お、お前の父親は反対するだろうよ!」

「事前に説明して理解を得ていますよ」


 父は考え方が古かっただけで、私の幸せを願う気持ちはありましたからね。

 

 考え方を改めてくれてから、母の墓前で「愚かな男ですまなかった、ワシが間違っていたよ」とこっそりと泣く姿もみました。

 というわけで我がポテン家の親子間では、この件はとっくに終了して和解済なんですよ。


「いい加減にしろ!婚約破棄するぞ」

「それはもう成立しましたってば」


 ひょっとしてそれはギャグで言っているのでしょうか?


「調子に乗るなよ、このブス、バカ」

「それは侮辱行為ですよ」

「うるさい、ぶん殴るぞ!」

「キャーこわい(棒読み)」


 激高したダーラ様は、下まつ毛が長くバッサバサでちょっとくどいお顔を近づけて凄んできます。

 はい、これで侮辱罪と恐喝罪が成立しましたね。憲兵さんそろそろ出番です。


「そこまでだ!恐喝の現行犯で貴方を拘束します」

「なっ憲兵!?ち、ちがうこれは......」


 やれやれ、「DVクソ男ならきっとこういう行動をとる」とマッキーノ王妃の言っていた通りの展開になりましたね。


 別れ話の時、こういうことはままあるんですって。然るべき手続きをして憲兵さんに控えてもらっていてよかったです。


 どうやらダーラ様は女性をくさすことで優位に立とうとする、DV気質の常識や価値観をお持ちのご様子。

 こういう時、おもしれー女は相手の言動を逆手に取り意趣返しするんでしたよね。


「今からでも悔い改めて、私の機嫌を取る努力でもしてみます?ほら、このペンダント褒めるとか」

「ふざけるな!誰が悔いるものか、なんだその趣味の悪いペンダントは」

「あ、これ王妃からの頂き物です」

「んなぁにぃー!!」


 王族への不敬罪も追加っと。


「くそが、お前みたいな性悪絶対に結婚などできなむぐぅ!」

「知ってます?そういうセリフ、フラグって言うんですよ」


 下まつ毛が長くバッサバサでちょっとくどいお顔を真っ赤にしたダーラ様は、なおも悪態をつこうとするお口をふさがれながら連行されていきました。



 2か月が経過しました。


「すばらしい結婚式だった、お前は自慢の娘だよ」

「これからは義理の娘になりますね、次期王妃としてこれからも息子を支えてあげて下さい」


 最近、こんな感じで声をかけられることが増えました。

 先日、美貌と明晰な頭脳を持ちエンターテイナーでもあったグットウェル王子と結婚したからです。結婚式は学院を卒業した翌日に行われました。今までお世話になった皆様を招いたところ、喜んで頂けましたし祝福もされました。


 実は2か月以上前に、婚約破棄の手続きが完了した後すぐプロポーズされていました。

 婚約破棄をダーラ様に伝えに行く際、王子は一緒についてきて「新しい婚約者は僕だから」と宣言しようとしていたのですが、自重してもらっていたのです。


 私は、ダーラ様への当てつけなんかのために結婚するわけではありませんからね。その意味を理解して頂けて嬉しかったです。


 ちなみに、この間にダーラ様は有罪判決を受けて禁固3か月の実刑判決を受けました。


 ご実家のブッチ家からは慰謝料を払うから和解してほしいという書面などが届きましたが、全てお断りした結果です。


 もしかしたら今後、ご実家を勘当されるかもしませんね。痛い目を見せることで、彼の女性軽視の常識や、自分に甘く人に厳しい価値観を壊すことができればいいなと思いそう判断したのですが、今後どうなっていくことやら。

 ……そうだ、無事結婚後の手続きも終わり、一息つけた今だからこそ、元婚約者の様子を見に行ってみましょう。





「こういう展開をざまぁ系っていうらしいですよ」

「......この性悪女め。今のお前みたいな女はすぐに愛想をつかされるだろうよ」


 2人きりにしてもらい鉄格子越しに話しかけると、服役中のダーラ様は悪態をつきました。


 ただ、以前のような高圧的な様子はありません。

 牢屋での生活中に思うところがあったのでしょうか。


「では結婚相手に愛想をつかされないよう、わたくしはこれからも学び、成長をつづける努力をしますね」


 ダーラ様から返って来たのは苦笑でした。



 10年が経過しました。


「今回の式典も大成功だった、君は自慢の妻だよ」

「お母さま、お疲れさまでした」


 最近、こんな感じで声をかけられることが増えました。

 学び、成長をつづける努力を続けてよかったと心から思います。

 おかげさまで、家族仲は良好で公務も充実しています。


 マッキーノ様達もご健在ですし、臣下たちも良くやってくれているので、国はとても平和で安定しています。

 そうそう、人材育成を担当する宰相とは先日こんな会話をしました。



「平民から取り立ててやった文官がだいぶ使えるようになりましてな」

「あの、下まつ毛が長くバッサバサのちょっとくどいお顔をした方ですか?」

「そうです、一度貴族家を勘当されたくらいなのであまり地頭は良くないんですが、努力家なんですよ」

「周りともうまくやっていますか」

「はい、年下の女性にも敬意を払いますし、なによりアドバイスをよく聞く素直さがいいですね」



 うんうん、以前よりも人生経験を積んだ今だからこそ分かります。

 素直に人の話を聞いて努力するのって、とっても大切ですよね。



 気持ちの良い春風が頬を撫でます。


 バルコニーから外を見ると、厚い雲の隙間からは金色の光が下りてきていました。

 わたくしの心は晴れ模様です。


「シャル、最後に国賓たる読者様にご挨拶にいこう」

「わかりました。高評価を頂けるように努力します」


素直で努力家なシャルロット達に祝福を!

そんな気持ちで評価をポチッとしていただけると嬉しいです(*´ω`*)


4/12追記

読んで下さった方に、ポイントを入れて下さった方、いいねを押して下さった方、ブクマして下さった方、素敵な感想を下さった方、大変ありがとうございます。凄く嬉しいです。

お陰様で日間ランク入り(ヒューマンドラマ1位!総合ランキング21位)しました。心からの感謝を!


そして誤字報告を下さった皆様、かたじけない!

きっと、貴方のおかげで次の読者さまは大変助かっております。

はじめ誤字がめっちゃ多くて、直してからポイントが急上昇しました。きっとランク入りも3/4くらいは誤字報告のおかげです。ありがてぇありがてぇ



6/11追記

最新作できました!自信作だから読んで欲しい↓


転生したら山姥でしたが、幸せになってみせますわ!

N6668KI


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― 新着の感想 ―
シャルロットちゃんがどんどん成長していく姿が小気味よくて面白かったです! 日記に書く理由が、戒めとして成長の糧になるように忘れないように、だったのが有利な証拠になる、に変わっていくのに成長を感じられま…
完全にダーラくんのビジュアルが滝夜叉◯先輩になっちゃいましたらモデルがいらしたんですね…ごめんね滝夜叉◯先輩 マッキーノ王妃と言い言葉選びが面白かったです。
> 下まつ毛が長くバッサバサでちょっとくどいお顔 この描写のせいというかおかげというかで、何か嫌いになれないで読んでいたので、苦笑する姿に一気に奥行きが出た気がします。 面白かったです。
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