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第49話 「融合!合体!流星群!」
観客席がざわめく中、姉は低く呟いた。
「こうなれば――」
その声に妹が応じる。
「ええ…やりましょうお姉様!」
二人は迷いなく互いの手を取り合った。瞬間、白い光が彼女たちを包み込み、床を震わせるほどの眩い閃光を放つ。電子音が高らかに響いた。
「融合承認!」
会場全体が一瞬、息を呑む。観客席の誰もが目を細め、その先で起こる事象を凝視する。双子の声が光の中から重なり合って響いた。
「これはゲーム!私たちは何にでもなれる!」
光の奔流が弾け飛ぶと、そこには一人の女性が立っていた。二人の面影を宿しながらも、より長身で洗練されたシルエット。髪は星屑のように煌めき、背から伸びた光の翼が、コロシアムをまるで夜空に変えるかのように輝いている。
「融合合体シューティングスター!」
エンガは思わず息を呑み、叫びに近い声を上げた。
「がっ!合体!!」
その驚きに答えるかのように、新たな存在は微笑んだ。澄んだ声で告げる。
「その通り!さぁ!本気を出してみなさいな!」
観客席からは悲鳴と歓声が入り混じる。まるで伝説のヒーローが舞い降りたかのような威容に、会場の熱気は一気に最高潮へ。エンガは拳を握りしめる。先ほどまでの双子の軽快な攻撃とは比べ物にならぬ、圧倒的な存在感が眼前に立ち塞がっていた。




