第24話 「ランカー狩り開始!」
──焔牙がピノンとの死闘を制して間もなく、再びシステムアナウンスが鳴り響いた。
『ランク更新──焔牙、現在15位』
「……本当に、15位になっちまったのか……」
画面に表示されたランキング。そこには確かに、**“焔牙(Cランク)・15位”**と記されていた。
その名前は瞬く間に注目を集める。
──"下位ランクから現れたイレギュラー"
──"Ωを破り、ピノンを倒した男"
──"ノヴァ出場枠10人に挑む者"
SNSも、掲示板も、ライブチャットも、どこもかしこも焔牙の話題で持ちきりだった。
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焔牙は静かに呟いた。
「……でも、まだ出場権はない。10位以内……そこに入るまで、終われねぇ」
目の前に現れたのは、ゼクスだった。
「よくやったな、エンガ。Cランクからここまで登る奴がいるとは思わなかった」
「皮肉か?」
「いや──素直な賞賛だよ」
ゼクスは手を広げ、スクリーンに映し出された“次の対戦相手”を指差した。
表示された名前は──
「ランク14位:氷雪公女ジーン」
美しき銀髪の女。冷ややかな目を持ち、戦場を一面の氷で支配することで知られる強豪。
「こいつは“冷気魔法”の使い手だ。範囲魔法も制圧力もトップクラス。しかも、魔力制御の精度が異常だ。並のやつじゃ1分ともたねぇ」
「上等じゃねぇか」
エンガは拳を握った。
「どれだけ強かろうが……俺がノヴァに出るためには、避けて通れねぇ」
ゼクスは少し笑った。
「……いい目だ。試合は3日後、フィールドは“氷結闘技場”──お前にとって最悪のステージだが……勝ってみせろよ、“Cランクの英雄”さん?」
エンガの口元に、薄く笑みが浮かぶ。
「見せてやるよ……氷の上でも、炎は消えねぇってことをな──!」
──次なる戦いの舞台は、極寒の魔法フィールド。
氷雪公女ジーンとのタイマンバトルが幕を開ける!!




