眠れる竜は廻る環(わ)に入ります
「キミは………」
言いかけて、カルセドニクスがちょっと何かを考えるように出かけた言葉を飲み込んだ。
「キミ、名前はないのですか?」
問いかけると、子供はきょとんとした顔で小首を傾げた。
「なまえ?」
「そう。ずっと”キミ”と呼んでるのもね。
”卵”くんもおかしいでしょうし。
そもそも”くん”でいいのかな…?」
「男の子だと思いますよ、カルス様」
「そうなんです?」
自分の手を片方ずつ握っている人間たちの間で交わされる会話をキョロキョロと見ながら聞いていた子供―――ネリーの卵の魂魄は、小さな声で告げた。
「ディアート…」
「ディアート? それがキミの名前?」
「かあさまが、そうよんでくれてた」
「……そうでしたか」
母竜であるネリーが名付けたというなら、これ以上の名前はなかろう。
「では、ディアート。
私の大切な方を助けてくれて、ずっと支えてくれて、あらためて心から感謝します。ありがとう」
カルセドニクスの言葉に心底嬉しそうに頬を染めるディアートを見て、レイリアは相手が竜(の卵の魂魄)であるのも忘れて心臓を鷲掴みにされてしまった。原石ごと握っていた小さな手を引っ張って、その細腕で子供を抱きしめる。レイリアの腕に抱かれながら、ディアートもたまらなく嬉しそうに目を細めている。
その様子を前にカルセドニクスはまさにお手上げの状態で眺めるしかなかった。
先ほどまで彼が支えていなければ倒れそうになっていたはずの王女はすっかり幼い竜の子に夢中な様子でその腕に力強く子供を抱いているし、彼女が竜の子を引っ張った拍子に握っていた子供の手は彼の手からすっぽ抜け離れてしまった。塞がっていたはずの両手が一度に空っぽになってしまったが、ディアートを抱きしめるレイリアの姿に「これは勝てっこないよな」と苦笑するしかない。年齢より大人びていると思っていた王女殿下にはこんな一面もあったのかと。
カルセドニクスは手を伸ばし、そっとレイリアに抱かれるディアートの黄金色の髪を撫でた。子供は少し驚いたように目を見開いて、でもまたすぐに嬉しそうに笑う。触れた髪は思いのほか柔らかく、温かく、本当に人の子供のようだった。
仲睦まじい2人の様子に少し迷ったものの、カルセドニクスはこの機会にと卵に聞きたかったことを訊ねてみることにした。
「ディアート、貴方は誰を待っているのです?
誰を待ち、何を恐れているのか、教えてもらえませんか?」
少し緩んだレイリアの腕の中、深い黄金色の目を伏せて少しだけ俯き加減になりながら、静かにディアートは言う。
「ぼくは、あの子が生まれてくるのをずっと待ってた」
「あの子?」
「ゆめで見たの。
ぼくのうろことぼくの目、おなじいろをした、あの子。
いっしょにいてくれる大切な子を。」
「もしかして、ディアートが待っている相手というのは盟約者のことなのですか?」
「あの子がまってるこの世界にやってきたんだけど、かあさまからはなされて……そのせいで、かあさまは小さくなっちゃって………あのこも生まれてこなくて。
でもきっともうすぐだよ。
かあさまがわに入ったら、王さまがかえってくる。
そのときが、くる――――」
ディアートが確信したような声で告げた瞬間、彼の身体が黄金色に煌めきその眩い光が結界内に満ちた。
強く、引き込まれるような力を感じたカルセドニクスが思わず王女と少年を引き寄せて抱きしめた。
光がますます強くなる中、腕の中の竜の子の祈るような声を聞いた気がした。
『ねえ、ぼくはここにいていい?
あの子がうまれたら、ぼくもいっしょにこの世界にいていい?』
あまりの光に目を閉じた直後に感じたのは、カルセドニクスには馴染み深い浮遊感だった。
(これは…地行魔法!? 何処かに引き寄せられているのか!?)
身構え、2人を抱きしめる腕に力を込めた。
防御結界を張るかと詠唱をし始めた途端、浮遊感が途切れ脚が大地を踏む感触がした。
そっと目を開けてみるが、先ほどまでの眩さはない。むしろほの暗い場所に出ていた。
薄明かりにぼんやり見える周りの壁も天井も全て剥き出しの岩盤のようで、どこかの洞窟に運ばれたのだろうかとも考えた。だが、この場に満ちる空気から、知っている場所のようにも思える。
一体何処だと訝しむカルセドニクスの腕の中、レイリアが悲痛な声を上げた。
「ディアート!?
カルス様っ!ディアートがいませんっ!!」
「!?」
取り乱し今にも周囲を探しに行ってしまいそうなレイリアを片手でぎゅっと抱きしめて捉まえる。
確かに一緒にいたはずの竜の子の姿がない。
耳の奥には先ほど聞いた声がまだ残っているのに。
代わりに感じたのは、他の竜の気配だ。
「落ち着け、レイリア。」
声に二人が振り返れば、リトニスを抱いた原初の氷竜シシティバルムと、竜王ナザレがいた。
そしてその背後には―――――巨大な水晶の中に眠る漆黒の竜。
「……ネリー?」
か細い声でレイリアが問うたのに、ナザレが答えた。
「ああ、俺の妹だ」
「では、ここは内苑の地下の、封印の場所…?」
「そうじゃよ、レイリア。そなたには一度も、見せたことはなかったからのう」
自分に回されたカルセドニクスの腕をそっとほどき、レイリアはゆっくりとそちらに向かって歩を進めた。
だがすぐにふらりと上体が傾ぐのを見て、再びカルセドニクスが支える。
「……ごめん、なさい。私…貴女の大切な子を、ディアートを、最後の最後に………」
見開いた大きな青い目からぽろぽろと大粒の涙が零れた。
それを見たシシティバルムがその白い指先で涙を拭う。
「落ち着きや、レイリア。
卵の魂魄は、其方を離れ先ほど本体に戻ってきたのじゃ」
「ぇ…………」
「ほら、ここに」
シシティバルムが掌を開いて見せてくれたのは、親指の先ほどの大きさの、黒地に黄金色のまだら模様が入った、小さな小さな卵だった。
「消えてしまったとばかり………」
「大事ない。驚かせたか、すまなかったのう」
「こんなにも、小さかったのですね…」
「これが、ネリーの卵の本体ですか?」
シシティバルムと、ナザレも一緒に頷いている。
その小ささに、レイリアはもちろん、カルセドニクスも驚いていた。
人の背丈ほどの翼竜の卵でも、手のひらにぎりぎり乗るくらいの大きさはある。
上位種の竜の卵を間近で見る機会はなかったが、かなりの大きさだろうと考えていたからだ。
だからこそ、揺籠の話を聞いたとき、レイリアの中に実体としての卵があるとは考えられなかったのだ。
「奪われた後に奴らから取り戻した時は、それこそ抱えるほどの大きさであったのじゃが、だんだん小さくなってな。
このところ魄動をするようになってから大きくなるのかとも思ったのじゃが、変わらなんだ。
こうして魂魄が戻っても、大きさは変わらんな。
上位の竜は、我らのように人型になったり、あるいは小さき竜の姿になったりと、変化が可能じゃ。
要は、体組成が少々特殊なのよ。
だから卵も見るたび大きさが変わったりするのだ」
「なんてデタラメな……」
カルセドニクスの失礼にも聞こえる感想に、シシティバルムがさも可笑しそうに笑い、ナザレは「これだからザクトは」と睨んだ。
そんな会話の最中も、レイリアの視線はシシティバルムの手にある卵に注がれていた。
ついさっきまでは自分の中にあった竜の子の魂魄は、今はこの小さな卵に、本来あるべき場所に戻っている。
とても不思議で、でもすごく、寂しい気がして、そっと手を伸ばし触れてみた。
「温かい……」
「そうじゃろ?」
「生きて、いるのですね」
「其方たち揺籠のおかげでな」
「ディアート……」
レイリアの呟くような呼びかけに、ナザレが訊ねる。
「その『ディアート』っていうのは…もしかして?」
「卵の中に眠る竜の子の名前だそうです。ネリーが、付けたと」
「な…?」
「さきほど、上にいたとき会いました――――この子の、魂魄に」
カルセドニクスがかいつまんでレイリアの自室で起きたことを説明するのを、二体の上位竜はそれぞれ複雑な顔をして聞いていた。
「ディアート、卵の中の竜の子は、彼なりに揺籠を護ろうとしていました。
彼女を危険から救った直後に、私たちをこの場所に連れてきて、自分は卵本体に戻った……」
「そうか………」
ナザレが哀しみと愛しさが混じったような顔で笑った。
いつも飄々として言いたいことだけ言う竜王がこんな風に生々しい感情を表すのを、カルセドニクスは初めて見た。
そっと大切に、封印の水晶に触れて撫でるその横顔に、母キャロラインの墓所に佇む父の顔が重なった。
悼む気持ちは種に関わらず、同じなのかもしれない。
「この世界を創った至高の存在、物語でいうなら神様だな。
彼の方は、ネリーと、生まれるはずの子と、この世界で生きていくつもりだったんだ。」
―――君が竜であるなら竜に
花なら花に
人なら人に
僕はなるよ
だからもう離れていかないで
僕を置いてどこにも行かないで―――
「妹竜の美しい赤い瞳は、いつも真っすぐ、彼を見つめていた。
そして彼の方も、妹竜と共にあろうとしてくれた。
だが、至高の存在である彼の方は、そのままで一つの矮小な世界に留まることはできない。
己の存在の一部を小さく切り離し、それを器として世界の理の中にその身を置こうとした矢先、あの事件が起こった。
小さなこの世界に彼の方がやって来たときは既に妹竜の自我は崩壊してしまっていた。
自ら精神の檻を作って篭ってしまった妹竜を無理に生まれ変わらせたくないと、彼女がゆっくり眠り小さくなって自然に環廻するのを待つと、そうおっしゃった」
―――ネリーが環に入り、卵が目覚めるのは、まだもう少し先になるだろう。
それまで僕は、この世界を離れて見守っていよう。
ネリーが眠り、この子が育つこの世界を、怒りに任せて壊してしまわないように。
いつしか、この子と同じ色、金の髪と瞳を持った盟主が生れ落ち、この子が目覚める、そのときまで。
そしてネリーが小さくなって、この世界で環廻する、その日まで―――
「彼の方は、ネリーが環廻する時を待って、今度こそ共にこの世界に生れ落ちるおつもりだ。
卵が、ディアートが待っている盟主もおそらく、彼の方の誕生の時に合わせて生まれるだろう。
ネリーの魂魄が、もうすぐ、消滅の時を迎えようとしている。長く待っていたその時が、ようやく訪れようとしている。
ディアートはそれに合わせて卵本体に戻り、この場にお前たちを連れてきたんだろう。
その時を迎える瞬間、いっしょにいてほしかったんじゃないか?」
いっしょに、と小さな声で呟くレイリアを、カルセドニクスは支えながら静かに見守っていた。
ほんの少し一緒に過ごしただけの自分がこんな気持ちになるのだ。揺籠としてずっと護ってきた卵が離れていこうとしているのだから、きっと彼女にしか分からない想いがあるのだろう、と。
『ぼくもいっしょにこの世界にいていい?』
最後に聴いたその言葉が音になって聞こえたのか、それとも今までのように魄動に交じって伝わったものか、どちらかははっきりわからない。
それでも、レイリアにもはっきり届いていた。
先日夢の中で聞いた、あの声。聞き取れなかった言葉は、きっと―――
『僕はここにいちゃいけないのかもしれない』
まだ覚えている。
繋いだ柔らかい掌から伝わった温かさ、大きな黄金色の瞳が訴えかけた必死さ。
受け止めた身体は軽くて、それはもしかしたら子供が魂魄の化身だったからかもしれないけれど、それでもここにいたいと訴えている命が確かにここに存在していた。
「……ディアート」
レイリアの瞳から、温かい涙が零れ落ちた。
「心配なんて、ひとつもしなくてもいいの。
これからも私が、貴方を護る。
貴方が生まれるのを、待っているわ………」
つい先ほどまで自分が支えていなければ倒れそうになっていたはずの王女は、いまや母のような強い顔でそう告げていた。
ディアートがたまらなく嬉しそうに目を細めて笑った顔が、脳裏に浮かぶ。
カルセドニクスもディアートの黄金色の髪と同じ斑模様の入った黒い卵をそっと撫でた。
「皆、待っていますよ。
私と、彼女と、あと見た目だけ若い世話好きの伯父さん竜もいますし、熊みたいな竜伯もいます」
くま?と聞き返すレイリアに、カルセドニクスはにこりと笑ってその背をぽんぽんと叩いた。
「だから貴方の目覚めたいときに、安心して生まれていらっしゃい」
『ありがとう』
魄動に交じって、確かに声がした。
カルセドニクスとレイリアの掌の下で小さな卵がふるえた。
『ありがとう』
もう一度聞こえた声はディアートの高い声ではなかった。驚いて2人が見上げた先には―――――水晶の中から見下ろす、紅玉の瞳の黒い竜。
それはおそらく、封印の中で小さくなりつつあったネリーの魂魄が、最後の力で送り出した声。
『カロッサの娘、あらためてこの子を頼みます』
「はい。お預かりします」
レイリアの答えを待っていたかのように、2人の手に包まれていた小さな竜の卵が光りながら浮かび上がる。
見守る黒竜ネリーの前にしばし留まった後、卵はレイリアの元に戻り、かつて魂魄が入ったときと同じようにその体内に吸い込まれた。両の手で大切に抱きしめるように、卵の吸い込まれた腹部を抑える代母を、産みの母の黒竜が目を細め見ていた。
『ありがとう』
その声を本当の最後に、黒竜はその紅い瞳を静かに閉じた。
水晶の中の漆黒の巨体が、崩れていく。
「大丈夫」
背後から支えるカルセドニクスの声がした。
包み込んでくれる体温にレイリアは素直に身体を預ける。
2人の人間と、三体の竜、そして卵が見守る中、カロッサに眠っていた黒き母竜ネリーの魂魄は小さくなりながら明滅した後、静かに世界を廻る環の中に入って行った。
水晶の中のネリー本体が崩れ消え去ったところで気力が尽きたのか、かくりとレイリアの膝が折れた。
背後でずっと彼女を支えていたカルセドニクスが屈み、そのほっそりした身体を抱き上げた。
「呪具を身につけさせられた上に、破壊するために魔力を大量に流したりしてたくさん無理をさせてしまいましたから」
眠るレイリアを愛しげに見つめるカルセドニクスを、ようやくちょっとだけ見慣れてきたなと思ったナザレである。
妹竜がようやく環廻の時を迎え、ナザレも肩の荷が降りた。
永年の時を生きる竜王様も、正直どっと疲れた。早く寝ぐらに帰りたい。なんなら上の四阿の長椅子でもいいから寝たい。
だが、竜王として放置できない大事な用件が、まだ残っている。
「カルス、アレは?」
「こちらに。」
カルセドニクスがレイリアを大事そうに抱えたまま、封印の間の隅にあったそれをナザレに示した。ディアートにここに転移させられたとき、結界内にあった呪具も一緒に移動してきたらしい。
ナザレは一瞬ものすごく嫌そうな顔をしたが、仕方なくそれを拾い上げた。
「完全に封印した状態です。
思った以上に厄介な代物でした。
これ自体についての今後の判断は、竜王ナザレに委ねます。」
「わかった」
「ただ―――」
「ただ?」
「持ち込んだ連中には、個人的に少々借りができました。
門に仕掛けた魔道具を、こちらに渡していただきたい。」
「………」
そこに至って初めて、ナザレは王女を抱く男の笑顔に魂が凍てつくほどの怒りが滲み出でいるのに気がついた。
城郭の門に仕掛けた魔法陣と繋がっていた、迷宮ばりの仕掛けを内包した例の魔道具を見ながら、ナザレは目の前の怒れる男に渡すのをちょっとだけ躊躇する。
「………どうするつもりだ?」
「その中で預かってる方々、郊外で竜使が拘束した者、あとは首謀者の第三公子。
彼らの身柄をお国にお返ししに行って参ります。
どうも竜に対して並々ならぬ誤解と憧憬をお持ちのようですから、直接ご説明に上がろうかと。」
「………………」
カルセドニクスは、ディアートの結界に入るために竜騎士の力、すなわち竜王ナザレの加護を放棄してしまっている。
つまり、現時点で彼は竜使ではなく、竜騎士ですらない、ただの人。彼の行動は竜宮とは一応関係がないということになる。
しかし、カルセドニクス・ザクトは唯人ではない。
才能を悪戯に眠らせてきたが騎士としても魔法使いとしても比類なき力を持っている。
しかもナザレの加護なくとも、彼には守護竜リトニスがいる。
「まさかお前………そのために俺の加護を抜けたんじゃねえだろな?」
「まさか。
あの時は一刻を争う状況だったので、彼女を救う為に最善を尽くす以外には何も考えていませんでしたから。」
いい笑顔なのに目だけが全く笑っていないカルセドニクスに、ナザレの顔に色濃く疑いが浮かぶ。
カロッサ出立前に彼の父パイライトと交わした、『カルスを竜伯にしなくてよかった』という会話。そのもとになっている懸念が現実になろうとしているのかと、ナザレは思う。
カルセドニクスが怒るのももっともだ。
だが怒りに任せて守護竜から得た力を行使すれば、竜の力を持つ人間による侵略行為とみなし竜宮が対処しなければならなくなるし、下手をすれば竜の力の悪用であると『北の妖精狩り』と同じような事態を引き起こすことになりかねない。
だが拘束した者どものこともだが、今回のことを計画し彼らを送り出した者達をこのままにはしておけないのも事実である。
「リトニス!」
悩んだ末、ナザレはシシティバルムに抱かれている幼竜を呼びよせた。
ぱたぱたと小さな羽をはためかせて飛んできた氷の竜を、ナザレが両手で受け止める。
「いいか、ちび助。
俺が行くと竜宮が絡んじまう。だからお前がコイツにくっついて行って抑止力になってこい。」
「きゅ?」
「リトニスも一緒に行ってくれるんです?
それは心強いですね」
「お目付け役で抑止力だっつってんだろ!
カルスが暴走しそうになったら、がぶっ!とひと噛みしてでも止めるんだぞ、いいな!?」
「きゅーぅ!」
「頼むよ、ほんと……」
「ようやくカロッサの眠れる竜が環廻し、可愛いディアートも生まれる時を待っているのに、この世界の均衡を壊すような真似はしませんよ。」
「お前!今すっげえ悪い顔になってるぞ!!!」
鏡を見ろ!と言いながらナザレが頭を掻きむしる。
ひとしきり奇声を発しながら悩んだ末、ようやく竜王が決断を下した。
「………わかった。任せる。
但し!やりすぎて竜宮の出張るような事態を引き起こすなよ?頼むから!」
「もちろんです。」
最後まで読んでいただきありがとうございました。




