瑠璃唐草 【春の詩企画】
瑠璃唐草は、オオイヌノフグリの別称です
日の当たらない吹き溜まり
消えてなるかと強情に
土で濁した雪は固まり
暖かな日を拒む向こうに
雪が解けるの待ちわびていた
寒さに耐えた瑠璃唐草
張り巡らせた意地の先から
見事に咲かせる瑠璃の花
銀色世界に別れを告げたら
新たな世界は色鮮やかに
控えめなれども逞しく
踏まれる事など気にもせず
ただひたすらに存在を示す
いつまでも強情張れぬと雪塊は
暖かさに触れやがて溶けゆき
地表を濡らしてその姿消す
春の訪れ音もなく
色と匂いが交代を告げる
オオイヌノフグリ
大いなる喜び
凍てつく季節に
濡らした大地も
乗り越えた先
触れた温もり瑠璃の花
偶然などと言うものはなく
理由もないまま咲き誇るだけ
花の中で、一番好きなオオイヌノフグリ。
花の名前の由来を調べてはいけませんよ。
決して調べたりしないでください。
私は、オオイヌノフグリが大好きなのです。
本作は「春の詩企画」参加作品です。
企画の概要については下記URLをご覧ください。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1423845/blogkey/2230859/(志茂塚ゆり活動報告)




