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2日目の朝は、

なかなか進まず、展開も派手じゃ無くて申し訳ない

「・・・・なさい・・伊万里君、起きないと遅刻するよ」


誰かに体を揺すられている、事務所の鍵はかかっているし居住区への扉も鍵をかけて

ある、そのはずなのに誰かが部屋の中にいる。

寝惚けてはっきりしない頭でも訓練で身に付いた動作というのは考える事無く行うようで

俺は枕の下に入れているスタンロッドにゆっくり手を伸ばし部屋にいる侵入者へ視線を向ける。

視界に映ったのは、艶やかな黒い長髪になかなか見事に発育した身体の女の子、、、、、。

昨日出会った女の子だ


「なんで、舞がここにいるんだ?」


慣れない土地で、警戒が不十分だったとか色々考えたものの、襲撃かと背中に冷や汗をかいたりもしたが、相手がわかった瞬間に引いていく。

しかしここの鍵を渡した覚えはない、施錠は昨日バイクに乗る前に一通り確認したし帰宅時も正面玄関

入ってシャッター降ろした、だがしかしよくよく考えれば合鍵がどこかにあっても不思議じゃない。

なにせここの鍵を渡してきたのは瑞樹だ。


「まず、おはようじゃないの?伊万里君て朝弱い?」

「あぁ〜、おはよう。

いや、今日はたまたまだ。こっちに移動してきたのが昨日だろ、夜もバイク転がしてたら吸血種の馬鹿一人

がやらかしたって言うんで捕り物やってきたから、引き渡しの後で状況説明だとか被害者の搬送先とか

確認して報告書書いて寝たのが5時過ぎってだけだ」


早々に帰って寝るつもりが仕事が次々と沸いてきて結局、朝日を拝んでからの就寝、時間にして2時間程度の仮眠


「お疲れ様、初日からなかなかハードだったのね、でも授業はちゃんと受け無いとダメだよ」


なぜあんな時間まで仕事をしていたかって授業を受ける為なわけでここで二度寝なんてしたら頑張った意味がない。


「OK、着替えるから」

「朝ご飯、用意してるから」


かわいいクラスメイトに朝から起こされその上で朝飯まで用意してもらえるとか、なんてリア充!!とか勘違いしそうになる。

真新しい制服に袖を通し授業に持っていける装備を確認し、部屋を出ると朝食のにおいが空っぽの胃を刺激する。

普通な和風の朝食、鯵の干物なんてどれ位食べてなかったろう、しかし普通に朝から食事をとったのはいつ以来だろうとか真剣に悩むくらいに朝食をとる事がなかった生活に舞の用意した物はちょっとした感動を呼んだ。


裏門から普通に校内に入って行くと、登校にかかる時間30秒!!

近いって素晴らしい。

二人並んで教室へはいると何人かのクラスメイトからは俺に向けて冷ややかな視線が送られてくる。

転校早々に美人の生徒会副会長と一緒に登校となればやっかみの一つも出てくるだろう。

幸いその日はそんな視線がいくつか飛んできたくらいで後は休み時間ごとに転校生の登竜門、質問攻めを受けて午前中は終わった、授業は以前の学校の方が若干進んでいたらしく解らないところは特にないようだ。


昼休みになり舞は、弁当を広げつつ何やらプリントをめくって難しそうな顔をしているので非常に声をかけにくいんだが、急ぎで確認をしなければいけない事がある為そうも言えない


「舞、渚の学年とクラス教えてくれ」

「渚くんなら真上のクラスだよ」

「サンキュー、ちょっと行ってくる」


明け方まとめた資料を持って上級生の教室へ向かった


不定期更新、誤字脱字ご容赦下さい


一度設定とか上げたほうがいいんですかね

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