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一人の夜は

業務連絡や事務所にある装備品の確認等を行って敷地内にあるガレージに足を運んだ。

しばらくの間ここに着任した者はいなかったはずなのに、しっかりと4WDタイプと

セダンタイプの車が用意されていた。残念ながら四輪の免許は未取得な為、宝の持ち腐れ

になる。

それよりも俺の目を引いたのは1台のバイクだった。最近販売が開始されたAT搭載タイプ

のバイクだ。

車体にはパトランプは当然として各種装備が搭載可能なようにハードポイントが付いていた

り改良が加えられていた。

当然のようにグリップヒーター等の通常オプションも完備で、彼の趣味をわかっているとしか

言いようの無い仕上がりだった。

キーはガレージのキーBOXに入っていたし、何よりここの装備と言うことはパトロールの名目で

乗り回してもいいのだ。

ということで早速装備の仕舞われている備品保管室へ行きライディングスーツに身を包み、防塵加工

の施されたジャケット等の装備をしていく、警棒や拳銃はいらないかと思ったが不測のじたいが起き

た場合に備えて一応携帯し、夜の街に走り出しって行った。


「地域の地図が頭に入ってないのは不味いな」


名目上パトロールな訳でただ闇雲にバイクを転がすわけにはいかない、ナビに頼りながら周辺の散策

と警戒を行う。地の利が生かせない状況でチェイスをすることにならなければいいがと考えたのが

いけなかったのだろうか、警察無線にキャリアによる暴行事件が発生したという通信が入ってきた。

ナビで場所を確認すると距離はかなり近い、警察よりも先に到着できるようだった。


「初日から勘弁してくれよ」


不定期更新、誤字脱字ご容赦下さい


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