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伝言ゲーム

作者: じれんま

初めての投稿なので不備が沢山あるかもしれません。


気になるポイントがありましたら是非ご指導ご指摘お願いします。


人と人がお互いの存在を認め合う事が成立した頃から伝言ゲームは始まっている。

時に言葉は自分の胸の内にないもの、

つまり頭だけで考えたものを口先から吐く事が出来る。

ではなぜ我々は思いとは裏腹に天の邪鬼な事を言えるのだろうか。

当たり前過ぎる事だが、すぐには思いつかない。

その事は私だけに言えるような話ではない、街を歩く人々に尋ねてみても納得のいく回答なんて十中八九返ってこないだろう。

…なんて例えてみたものの、こんな不可思議な質問を常識人にしたところで到底理解などされる訳もない。むしろ答える事の出来る人が存在するならその性格を疑いたい位だ。きっと異常な性癖もあると自分勝手なレッテルを貼付けてしまうかもしれない。そんな相手を蔑み忌み嫌い嫌悪もする、だが困った事に私はそんな失格者相手にうまい酒が飲めてしまうだろう。


言葉でコミュニケーションを計る事とは何か、それは一般論に基づいた内容を例え胸の内で思っていなくても吐けばいいという事。

例外はあるなんて思うかも知れないが、それはほぼ間違った解釈の仕方だと声を大にして言える自信がある。所詮誰かの通った道を歩いた所でオリジナルではない。

つまり自分が知らないだけ。

意地でもオリジナルにしたがる人は愚か者とまで思う。

誰かの失敗を認めず、誰かの成功を理解しない行為など、過去から何も学ばないまぬけだ。


例えば

学生の頃、不良がモテるのは社会のグレーに付いて行けない人が大人に抗っているだけという現実逃避でしかなくそれを見て男気がある事とすり替え勘違いする女子という形の一般論。だったらそれを真似すればいい。


例えば

学生の頃、ネクラで休み時間には図書室の本の虫になっていて色気付き始めた女子とは無縁の存在、でもそれは他人から見れば人から嫌われる方法を知らない間に使用している形の一般論。だったらやめればいい。


例えば

会社にカリスマ性のある上司がいるなら、それは人当たりのいい誰もが喜ぶ事を知っていて、人から嫌われないで済む術を知っているだけという形の一般論。だったら真似をすればいい。


例えば

会社でも窓際で一生信用されず、コミュニケーションさえ上手くないと自他ともに認めてしまう、否、自他ともに認めざる負えない状態なのはカリスマ性からはかけ離れてしまう術を知らない間に使用しているという形の一般論。だったらやめればいい。


人間として認められているやつは認められやすい方法、術を知っているだけなのだ。そしてそれを「出来るやつ」という一般論にまとめてしまう。

対に、人間として認められないやつは認められる方法、術を何1つとして知らないだけなのだ。そしてそれを「出来ないやつ」という一般論にまとめられてしまう。


「普通」なんてモノは伝言ゲームと同じだ。


今の時代には今の時代の生き方や美徳がある。


善と悪も

正義と不義も

正当と不正も

将又

正論と曲論でさえも

全て無意味だ。


現在は過去から伝言を受け


現在はそれを未来に繫げる。


普通の基準なんて毎日切り替わる。

言葉を繫げる伝言ゲーム。

でも、必ずしも最後まで伝わる訳ではない。

それなのに本質は変わりきらない。


不思議ですね本当。


普通なんてものは今の時代だと単なる非常なのかもしれないですね。

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