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三月二十一日の彼女について

あと十二日。

私には、小中学校のときにとても仲のいい女の子がいた。小3の時に初めて喋ったはず。


とても気の合う子で、1番私でいられた。趣味も合うし、良いライバルでもあった。

きっと運命だったんだろう。


でも君は違ったのかもしれないな。

私は君の本心に気づけなかったのか、それとも気付かないふりをしていたのかは、もう思い出せない。


でも、最近になってようやくわかったことがあった。


仲のいい友達を何人か作ったところで、何も満たされなかった。

だって、その子と仲がいいのは私じゃなくて、私が作った理想の自分だからだ。


やっぱり君じゃないと駄目だったんだ。


君がいないと生きている意味なんてないよ。


「あいたい」


そう、暗く冷たい部屋の中で声を落とした。

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