ボン・ヌッコ・フラスカッティと暗闇の三角石

ひょんなことから、校庭で黒い三角石を見つけた小学5年生の衿花（えりか）は、たぬきのボン・ヌッコとともにマアルの国を旅することに。
衿花の通う小学校の裏側（異世界）に存在するマアルの国は、時代の趨勢により、このまま何もしなければ消え去る運命にあります。
衿花とボン・ヌッコは、マアルに住む「マアルとともに消えたい住民」「絶対に消えたくない住民」「何も考えない住民」たちと、黒い三角石をめぐって否応なしに交流することになり、自分自身の考えを見つけていきます。