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社会人と科学者

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

本質は大して変わらないと思うんですよ。

社会人と学生の違いについて、世の学生は一度は思い浮かべたコトがあるのではなかろうか。

有給がある。給料を貰う。転職をする。どれも社会人としては当たり前に話題に上がる話ではある。けれども根本的に違うのは、やはり試行錯誤だと思う。


「社会に出たら失敗出来ない。なんて皆が皆思うかも知れないけれども、意外とそんな事はないんだよね」

何度目かの試行錯誤の末に、漸く型番を完成させた彼女は伸びをしながらそう言った。

「意外と皆、失敗する。問題はその後。如何にどうしたら改善するか。其れはやっぱり学生時代には無かった事かな」

生徒や学生というのは、ある意味受け身なものである。先生と教え子という関係があり、一方的な指導を行われる。つまり最短かつ最前の、舗装された道を歩く事が出来る。

けれども社会に出たら正解というものは無数にあるか、全くないかの何方かである。人の数程正解がある。そして其れは自分に合っていたとしても、相手には合わないかも知れない。故に政界は無数にあるようで、全くないという相互に矛盾した回答が出される。

「今まで君のやり方を見続けて来たけれども、やり方が科学者めいている」

「科学者?」

科学者というのは、問題を発見し、数多の試行、実験を繰り返し、真実へと回帰していく。端から完全な答えを出すつもりは毛頭ないし、出された結果は最上という訳でも無い。そこのとこ数学者と求めるものが違う。

「試行錯誤の回数が尋常じゃない。一日に何度データを削除した? 何度同じデータを打ち込んだ? その度にどれだけ修正を施した?」

「そんなの覚えちゃ居ないよ」

彼女は今の私の問い掛けを鼻で笑う。『何を馬鹿な事を聞いているんだ』と思っているのは明らかだった。

そう考えると、ある意味社会人といのは科学者にも似た生き物なのかも知れない。天文学的な失敗の上に一つの成果齎す。得られ過程も成果も異なるが、やってることはさして変わらない。

球数打て。成功か失敗かは置いといて、まずは打て。

これが何時もの私。


だから職場で削除してきた型番、なろう様で書いてきた長編にならない小説は数多に渡ります。


実際やってみないと何処で躓くか分からないんですよ。

最初、途中、最後、実際に使ってみて漸く不足、加算部分が分かります。


端から正解出すつもりなんか毛頭ないし、最終的に完成形になればそれで良い精神です。


これからも様々なものを見て、書いて行きたいな。

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