第4章 お金には何故価値がつくのか
第4章 お金には何故価値がつくのか
今まで、私達が身近に使用している、お金に関する話。その肖像画に、任命された、新渡戸稲造（1862〜1933）、福澤諭吉（1835〜1901）、野口英世（1876〜1928）、樋口一葉（1872〜1896）、夏目漱石（1867〜1916）等、その人が生きてきた時代を考えると、1900年時代（明治三十年）を生きてきた人になる。明治三十年、この時の時代は大工の棟梁でも、月収20円位のお話の様であった。普通の人は8円〜9円くらいの月収だったそうです。時代の背景として、まだ、時代が安定しなかった時代の人達のお話ではありますが、この時のお金の価値とは、1円が、今で言う3800円位の価値があった様です。今の世の中を背景に考えるならば、1円は、40万円を考えると、2万円位の重みのあるお話の様でありました。こんなものに、人件費の価値など出ないのではないのだろうかと、考えてしまうのが現実ではありますが、佑は、この肖像画とは、この時の時代を想定した、考えを持つと1円には2万円の値打ちが付くものだから、そうした考えが可能とするならば、損する話であったとしても、仕事とするならば、凄く儲かるお話ばかりなのである。1円を1円と考えるのではなく、1円には２万円くらいの人件費を払うことの出来る人件費を生み出す力がある、そんな風に解釈するならば、こんなにもすごい発見だと感じてしまうのであります。どんな仕事であっても、儲けにはならないことであるからこそ、損する事も自分に対して得を得ることに繋がるのであれば、そうしていただける現実が、必要不可欠となります。そうした考えの元、この時代の肖像画を利用できるならば、お札の肖像画道理の時代で、私達の人件費は賄われているそんな風に感じ取ってもらうのが、ごく自然の事でありましょう。常日頃の結果とは、簡単には出来てはいないですが、こういう状況にあるからこそ、成長が可能と言えるのでしょう。
因みに2000円札に関しては平安時代794年の紫式部が、お札になっている為使われないのが現実です。
新貨幣の肖像画も渋沢栄一（1840〜1931）、津田梅子（1864〜1929）、北里柴三郎（1853〜1929）新貨幣の方も1900年時代の人達です。
