実技試験
明日は3、4話投稿できそうです。
午後になり実技試験が始まろうとしていた。
まあ実技試験と言っても何人かで組みモンスターを倒してそのポイントを人数で割って点数を決めると学園側が公表している。
俺はスカーレット嬢と組む約束をしていたので集合場所に来てみたら、予想通りウィリアム王子もいらっしゃった。1人護衛もいる。ウィリアム王子は彼の名前と得意な武器について教えてくれた。
彼の名前はラマラック、騎士爵の嫡男で得意な武器はやはり盾だった。
となると後衛の人が誰も居ないので俺が後衛をやる節を実質リーダーである王子に伝えた所快諾されたので役割分担が決まった。
スカーレット嬢が中衛、ウィリアム王子とラムラックが前衛で俺が後衛だ。
武器はそれぞれが持ち込んだものを使用することになっている。俺は剣と弓そして矢筒を用意している。
名前はつけられて無いが全てミスリル製なので魔力を非常に通しやすい。
さてどのくらいポイントを稼げるかな。
王子達では捌けそうに無いモンスターの気配を感じる度、すぐに弓で射て倒している。
俺は武器全般ちょっと触っただけでその武器の使い方が何となく分かるので全ての武器を一定以上の腕前で使えるが弓術はその中でも俺が得意な方である。
時間になったので元の場所に戻り、ポイントが入れられるのを待つ。
討伐したパーティーの見分け方は純粋にモンスターに残った討伐者の魔力を探すことだ。
さて、結果は知らないが王子たちも雑魚モンスターを大分倒してたし受かってるだろ。
後は結果が返ってくるのを待つだけだ。
評価してもらうとモチベーションが上がるので星一でいいので下さい。