筆記試験
次回やっと主人公の初戦闘です。
王都ウェルダムに到着したのが昨日。
昨日は復習と訓練をした後いつもより早く寝た。
なので調子は絶好調である。
まるで自分がこの世の全てを支配しているような全能感を味わいながら午前に行われる筆記試験を受けた。
筆記試験の教科は歴史、国語、算数、魔物学である。
解いて思ったことは優し過ぎるこの問題。
前世の小学生レベルの問題だぞ、舐めてるだろこの問題作った人。
算数の問題の例を出すとリンゴとバナナを売っている果物屋があります。
リンゴは1個鉄貨幣3枚、バナナは1個鉄貨幣5枚です。
リンゴとバナナの合計は10個で値段は鉄貨幣40枚です。
果たしてリンゴとバナナそれぞれ何個買ったのでしょう。
勿論答えはリンゴ5個、バナナ5個だ。
因みにこの世界の貨幣を円で表すと鉄貨幣1枚が10円
銅貨1枚が100円、銀貨1枚が1000円、金貨1枚が1万円、白金貨1枚が10万円、黒曜金貨1枚が100万円だ。
無事手応えを感じた今感じたんだが人数だいぶいたんだな。
俺の記憶にある俺が属する派閥のトップであるスカーレット嬢と我らがグローブ王国の第二王子であるウィリアム王子を発見したので少し話をした。
まあ貴族からしたら日常会話の延長だが。
ああ、午後に行われる実技試験が楽しみだ。
評価してもらえるとモチベーションが上がるので星一でもいいので下さい。