修行
星5のお陰でもう1話書けました。
さて、早速庭に出て、念の為花などの芸術品が無いかどうかを確認しながら軽く走ってみて気づいたのだがこの身体貧弱すぎる。
前世の俺が鍛えすぎていたというのもあるかも知れないけど軽く走っているとはいえ約50メートルを18秒とは遅すぎる。
補足(比較対象は現実の6歳児の50メートル走のタイムで11.74秒)
魔力(仮)を循環させながら走れるかは不明だがもし魔力(仮)を循環させている間身体能力が向上するとしても最低限魔力(仮)の補助無しで急所に攻撃を喰らってもほぼ影響の無い肉体に俺はしたいので魔力(仮)の循環と一緒に肉体改造を行うことにした。
走って汗をかいたのでシャワーを浴び着替えて(着替えはミラがいつの間にか用意していた。)、朝食を食べに一階に再び降りた(風呂は2階にある。)。
螺旋状の階段を降りていく途中で幾つか絵画が飾ってあったが技法的にこの世界は前世で言うところの中世である事が分かった。
食事中父と母、姉と軽く談笑した。
長くながるので重要な部分の内容を要約すると3人とも俺の体調を心配していたので俺が運動をすると言ったら全力でサポートすると言った。
それから俺の修行は始まった。
無論貴族としての嗜みは続けながらである。
学園に通わなくてはいけないのが10歳からなので後4年の内にできるだけ身体能力を上げ、魔力(仮)を循環させるスピードを上げ、常時魔力(仮)を循環できるようにしなくてはいけない。
食べてはひたすら走る、腹筋、背筋、スクワット、ベンチプレス(バーベルその物が存在しなかったので父に頼んで鍛治師に依頼して作ってもらった。)をこなしながら魔力(仮)を循環させている。
それから4年が経った頃、国内有数(俺が所属している国はグロッサ王国で世界屈指の国土を持つことから分かるように非常に強い。)の学園であるプレミアム学園に俺は受験する。
受からなかったら地元の学園行き確定である。
ただ非常に勝算はある。
評価してもらえるとモチベーションが上がるので星一でもいいので下さい。