表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブキャラに転生したけど最強になることにした。  作者: 永遠の厨二病患者
学園編
2/7

目覚め

6年分の記憶を見た気がする。

ラノベに疎い俺だがこの夢に出てきた少年が俺の転生先である事は察された。

この世界の常識や少年の家族構成など少年の知る限りの情報が夢を通して俺に流れ込んだ。


夜だと思うが意識が覚醒したのでこの身体の身体能力を確かめるために少し動こうとしてメイドと思わしき女性に止められた。

少年の記憶によると彼女の名前はミアと言って、平民にも関わらずメイド長になれる程有能だそうだ。

ついでに言っておくと、少年の家は子爵で少年の名はピーター・グラハム・ピペットだ。つまり少年のファーストネームはピーター、ミドルネームはグラハム、ファミリーネームはピペットである。

「ピーター様、夜分なのでお冷えになるので運動するなら朝にして下さい。」と言われた。

確かに言われてみれば他の家族を起こす可能性があったので大人しくベットに戻るが寝れないので魔力っぽいものを一晩中探すことにした。

今こそ前世の修行によって身につけた奥義の一つを使う時だ。

その奥義は瞑想だ。

(なんだ、瞑想か。瞑想なんて誰でもできるだろ。)と思う人もいるだろうが聞いて欲しい。

瞑想は座禅をした上で頭の中を空にしなければしたとは言えない。

つまり本当に瞑想ができる人は少ないのだ。

座禅による痛みを抱えながら頭の中を空にするのは本当に難しい、最強では無かったとしても最強になるべく鍛え上げた俺でも習得に5ヶ月かかったくらい。


さて今から実践して見せよう。

瞑想を始めると魔力っぽい物が空気中とミア、そして俺の体内にあることが分かった。

量より質と言う人もいるかも知れないが俺を魔素を呼吸によって吸収させ、血管を通してもれなく全身にゆっくりと循環させる。

途中からだんだん慣れてきたのでどんどん全身に循環をさせるスピードを速くさせていき、朝になることには1秒もあれば全身に空気中の魔素を行き届かされるようになった。

魔力(仮)が身体に影響を及ぼすかは知らないけど常時魔力を循環させれるようにしたい。

これが今の第一目標だ。

朝になったし、軽く走ってみるか。

鈍かったら前世みたいに自身の身体を虐めるだけだ。

努力は俺を裏切ったことはない。

さあ、一歩更に先へ踏み出すとしよう。


星をくれるとモチベーションが上がるので星1でも良いので下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 重力にも勝とうとする志が面白かったです。 [一言] 続きが楽しみです。この主人公がどのようにして最強になっていくのか、本当に重力に勝つ事が出来るのかとワクワクしています。 応援してます。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ