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私の気持ち

私には好きな人がいる。



「真由!おまたせ!」


「夏音、私も今来たところだよ。それと彼氏くん…かな?」


「うん、連れてきちゃった!」


「えっと…はじめまして。花守三月です。」


「三月くんね、よろしくね!」



私は夏音のことが好きだ。

幼稚園の時からの幼馴染みで、通ってる高校は違うけど、今でもこうやってたまに会ったりしている。


今日は二人で地元でやってる夏祭りに行こうって話だったんだけど、昨日突然メールで「彼氏も連れてっていい?」と連絡が来た。

最初は断ったけど、夏音がどーしてもって、しつこくお願いしてくるから渋々了承したのだ。

はぁー、せっかく久しぶりに夏音と二人で遊べると思ってたのになぁ…。

それにしても夏音の彼氏実物は初めてみたけど、ひ弱そうだなぁ。顔は整ってて可愛い感じで、年上のお姉さんうけしそう。

身長は私と同じぐらいか少し高いぐらい…170cm無いくらいかな。

って、なに分析してるんだろ私…。


「最初どうするー?たこ焼き?りんご飴?金魚すくい?」


「僕は任せるよ、夏音ちゃん達が行きたいとこ行こう。本当は二人で行く約束だったんでしょ?」


「だから、それは気にしなくていいって!ちゃんと真由からも許可もらったんだから!ね、真由!」


「う、うん。」

割りと強引に了承させられたんだけどね。

でも、まぁ彼氏くんそういうの気にしてくれる人なんだね。結構いい人なのかな。


「ね!だから気にしないで!3人全員行きたいところまわろう!」


「夏音の言うとうり、彼氏くんも行ってみたい所とかあったら遠慮なく言うんだよ。」


「夏音、真由さんも、ありがとう。えっとじゃあ…僕りんご飴食べたいな。」


「早速だね!いいよ、行こう!りんご飴の屋台。」


「OKー」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「はぁぁあ!結構回ったねー!」


「夏音、汗ヤバイよ。」


「本当だ、夏音ちゃん、これタオル使って。あと飲み物ある?なかったら僕のあげるけど。」


「タオル助かるよー、飲み物はさっき買ったのがあるから大丈夫。相変わらずの女子力だねー、三月。」


「女子力って…。夏音ちゃんがしっかりしてくれないからだよ。」


「…」

なんか胸がチクチクする。

夏音が彼氏くんと仲良くしてる所をみると胸が痛い。夏音がとられたような気がして…ってもう、夏音にとっての一番は私じゃないか。

目の奥がぎゅーってする。ダメだ、涙が出そう。


夏音の彼氏…うらやましいな。

私も男だったら…チャンスあったのかな。


「真由さん?」


まずい、彼氏くんと目があってしまった。私今どんな顔して…


「真由さん、どうして泣いて…」


最悪だ…


「あ、いや。ごめん、ちょっと調子悪いからトイレ言ってくる!」


そう言って私は急いでこの場を去った。


「え、真由?」


「真由さん、どうしたんだろう。」

はじめまして。Mimooです。

初投稿です。頑張って書き終えられればいいなぁ、と思ってます。

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