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オジやめ  作者: strength
13/21

第13話 少し休憩の話


ここは、人間界吾妻京の龍川にあるラーメン屋さん。ここの煮干し豚骨ラーメンが美味いのだ。という事で、四天王さんと一緒に食べに来た。私の奢りだ。そりゃそんだけポイントもろたらやらんとな。あの2400万ポイントの事だ。しかも、アレの借りもあるし、まじでありがとう四天王。


「ビール4杯とあと枝豆。で、煮干し豚骨ラーメン4つお願いします」

私がまとめて注文した。


「やるやんか。まだ若いやろ?20歳なってる?」

デヤーが聞いてきた。


「いや、まだ16です」

私が答えると、

「最近の若いのは凄いもんやな。大人の言うことしっかり吟味して、必要か不必要かしっかり見極めとる。あと、4年したら一緒に飲もうや」

四天王達は口々に私を褒めてくれた。私この人たち大好き。


「ありがとう」

私は四天王さんに聞こえるように、礼を口にした。結構コストかかったけど余裕だね。


「ありがとうな。今度は魔界に遊びにきてや。美味いもん食わしたる。びっくりしてひっくり返るで」

デヤーが言う。


「ほら困るわ。ひっくり返らんようにお手柔らかによろしゅう」


「デヤーの奴フラれてやんの」

ダーが茶化す。


「まぁ。今度はこっち来てや。美味かった。ごっそさん」

ハーはそうまとめた。本当にいい人たちだ。

「……」

何も言わないファーも、表情から礼を言っているのがわかった。


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