表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

人物紹介#1 (~1019年2月)

人物紹介#1 (~1019年2月)


注:人物名が漢字でなくカナの場合、これは本人が自分の名前を書けず、発音でしか把握していない事を意味しています。


1:主人公


 藤永 明(ふじなが あきら)。 主人公。

 九州出身。埼玉の企業に勤務。のちに、(もしくは前に)、1017年10月頃、足利荘屋敷門前にて行き倒れているのを拾われる。身長183センチ(ほぼきっかり6尺)。

 源頼季の郎党。下野国司平光衡の目代。1018年秋の除目で正七位内匠大允


2:足利荘の人物


 粟田部のクワメ

 主人公の妻。


 源頼季(みなもとのよりすえ)

 主人公の主筋。足利荘の暫定荘代。源頼信の子、三人兄弟の三男。

 1018年3月の時点で17歳。無位、無官。主人公のほかに郎党無し。


 尼女御(あまにょご)

 足利荘の実質トップ。源頼季、源頼義、源頼清の乳母。教養人。


 源頼義(みなもとのよりよし)

 源頼季の兄。源頼信の子、三人兄弟の長男。

 無位、無官。信濃など各地で目代などをしている。


 信田小太郎(しのだこたろう)

 足利荘の10名あまりの郎党のボス。屋敷の戦力を仕切る。

 東関東各地に支援者あり。


 池原二郎頼忠いけはらじろうよりただ

 田堵。上野の富農池原貞忠の子。


 藤井貞松(ふじいのさだまつ)

 都から連れてきた大工。


 ヨシツグ

 足利在住の大工。


 君子部三郎貞光きみこべさぶろうさだみつ

 俘囚、のちに北郷党のリーダー


 小金部岩丸(こがねべのいわまる)

 俘囚、のちに北郷党。主人公の所領の面倒を見る。


 大物部季通(おおものべのすえみち)

 俘囚、足利より逃亡。


 助戸郷の郷長

 足利荘内の集落、助戸郷をまとめている。


 寺岡の鍛冶屋

 寺岡には当初三軒の鍛冶屋があったが、1018年夏に2軒が安蘇郡佐野へと誘われて移住、その二軒のうち一軒は1019年春には上野国邑楽郡多々良沼へと移住した。


3:関東の国司と在庁


 藤原定輔(ふじわらのただすけ)

 上野介。弾正小弼。権中納言藤原能信の家司。


 平光衡(たいらのみつひら)

 下野守。藤原道長の家司。

 平貞盛の養子のひとり。余五将軍の兄弟。平直方の義理の叔父。


 (あずさ)

 平光衡の娘。偽浮舟。


 平忠衡(たいらのただひら)(次郎)

 平光衡の子。次男。


 藤原兼光(ふじわらのかねみつ)

 下野介。前鎮守府将軍。藤原秀郷の子孫。下野の実質支配者。


 平良衡(たいらのよりひら)

 藤原兼光の部下。


 藤原正頼(ふじわらのまさより)

 簗田郡の郡司。藤原兼光の長男


 平忠常(たいらのただつね)

 下総権介。自称武蔵押領使。上総、下総の支配者。

 平良文の子孫。平将門の累系を名乗り、平貞盛の累系を敵と憎む。


 葛飾三郎

 葛飾郡の郡司。


 平直方(たいらのなおかた)

 鎌倉郡司の婿。前常陸守平維時の子。

 1018年10月より都へ。六位検非違使、右衛門小尉


 平維幹(たいらのこれみき)

 常陸大掾。五位左衛門大夫。平貞盛の子孫。常陸の支配者。


 源頼貞(みなもとのよりさだ)

 武蔵守。源満仲の子。源頼光の養子。


4:都の人物


 源頼信(みなもとのよりのぶ)

 源頼季の父。前常陸介、前上野介。藤原道長の家司。

 常陸守時代に平忠常を従えている。


 源頼清(みなもとのよりきよ)

 源頼季の兄。源頼信の子、三人兄弟の次男。六位左近衛将監。


 藤原惟憲(ふじわらのこれのり)

 藤原道長の家司。土御門殿の工事差配。正四位。作中に名前は出てこない。


 以下は人の話中にしか出てこない人物です。

 藤原能信(ふじわらのよしのぶ)

 藤原道長の四男。正二位権中納言。


 藤原頼行(ふじわらのよりゆき)

 藤原兼光の長男。六位右近衛将監。近江在住。1014年藤原能信の従者と争う。


5:過去の人物


 平将門(たいらのまさかど)

 10世紀半ばの関東を舞台にした大乱の主役。下総国相馬及び猿島を本拠として、地方支配者たちと争うが朝敵とみなされる。一時期は関東一円を支配し新皇を名乗るものの、藤原秀郷らに破れ、940年に戦死する。


 藤原秀郷(ふじわらのひでさと)

 10世紀半ばの平将門追討の立役者。元は下野の在庁で、悪事を働き追討の官符も出たことがあった。戦功により国司を歴任し、朝廷中央へと進出する。その度子孫は中央から追われるが下野に勢力を張る。藤原兼光は曾孫。


 平貞盛(たいらのさだもり)

 平将門の従兄弟。父を将門に討たれ、負け続けるものの最終的に藤原秀郷と組んで討伐を果たす。平直方は孫。平維幹は甥。


 平良文(たいらのよしふみ)

 平将門の叔父。関東各地に拠点を築く。陸奥守鎮守府将軍。平将門の乱には積極的関与を確認されていないものの、乱後相馬の地が与えられている。平忠常は孫。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ