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空想の世界〈Fantasy World Online〉  作者: 雪乃
二章 本当の始まり
25/32

25 新しい始まり。



とても更新が遅くなり、話も色々と消して新しくしました。今まで通りとてつもなく更新は遅めのヤバめだと思います。(;´∀`)


何故か気に入らなく、書き直すスタイル。こんがらがるかも知れませんがすみません。




α版が終わって1週間が過ぎた。ようやく正式版が配信された。



「久しぶりだな…ダイブイン」



まだ1週間しか経ってないのに懐かしく感じるこの意識が遠のくのを感じ、キャラメイクの場所へやってきた。



「やぁ。久しぶりだね、アインさん。」



『はい、正式版でもまたよろしくお願いしますね。では早速ですがキャラクタークリエイトへ参りましょう。』



目の前にウィンドウが現れる。そのウィンドウには何故かα版でのナギサのアバターが映っていた。



『α版のセーブデータから取り出してきました。また1から作ることも出来ますが以下が致しますか?』



「じゃあ、このアバターをベースに。髪をもう少し長くしてポニーテール位の位置で結んでください。」



そう言うとすぐに銀髪の髪の長くなった自分が居た。



『他には何かありますか?』



「んー。目の色をもう少し薄いピンク色に。そう、そのくらいで。」



『では続いて、ステータスの設定に参りましょう。まずは種族からですが基本の種族はα版と変わりありません。人族、獣人族、エルフ族、ドワーフ族、竜人族、魔族にランダムです。ですが、正式版から新たに混血(ハーフ)選択と人外選択が出来る様になりました。』



なるほど、混血選択が出来ることによってα版よりも更にプレイヤーの種族の幅が増えるのか。だがしかし…



「人外でお願いします。」



あえて僕は苦行の道へ行こう。



アインさんがかしこまりました。と言うとお馴染みのドゥルルルルルルルルルルというドラムロールが鳴り出し……



『ナギサさんの種族は腐死体ゾンビになりました。』


______________________



種族 腐死体


説明

本来なら魔物として認定されるが、亜人として扱われる。防御力は見た目通りゴミだが腐っているためか、死体だからなのか体力は初期種族の中でもダントツに高い。また、動きが鈍く操作性も悪いので運営としては推奨しません。


キャラデザ担当運営より


コチラとしては面白いのでお願いしたいですねwww



______________________



………おい、運営。流石にふざけすぎだろ!まぁ、これにするけどね。



『続いてスキルなどの設定に参りましょう。スキルの方は変わりありませんが、レベルの方は変わりました。レベルは上がりますがステータスの方はα版の様に上がりません。ステータスの方はプレイヤーの行動でレベルアップの際のステータス上昇の値が決まります。。ここまではよろしいですか?』



「はい。」



『では、ステータスを割り振ってください。種族の基礎ステータスは既に割り振ってあります。』



______________________


名前 ナギサ

種族 腐死体【低位死霊レッサーアンデット種】

レベル 1

職業

称号

ステータス

STR 3

AGI 1

DEX 5

VIT 30

INT 5

MND 24

LUK 86

ポイント (初回)100

スキル

______________________



ポイントのところが初回って書いてあるのは後は行動で増えるからなのだそうだ。それにしても防御系のステータスは他に比べて以上に高いな……他が低いのか。まぁ、取り敢えずポイントはSTR全振りで殺られる前にやるスタイル!スピード?知らんなぁッ!


STR 3→103


スキルの前に…



「まず職業(ジョブ)の方から決めてもいいでしょうか?」



『勿論です。ではこの中から選んでください。』


______________________



戦士

説明

・主に剣を持って戦う。片手剣使いは盾も装備することがある。剣さえあれば誰でもなれるので職業人口が多いとされることが多い。剣使いは剣士とも呼ばれ、扱うスキルによって派生する職業が変わる。


魔術師

説明

・範囲魔法や威力の高い属性魔法で、敵に大ダメージを与える火力担当。装備は、杖を持つことが多く、ローブなどの軽い服装に適性がある。杖で殴ることも出来るが威力は低め。


盗賊

説明

・ダンジョンで地図作製、罠発見、宝箱の鍵を開けるなどのスキルを持つ。回避、素早さが特徴で、ナイフなどの短剣を装備する。


司祭

説明

・ロッドやメイスを主に装備する。アンデッドや幽霊系魔物に対して高い攻撃力を持つ。回復や支援魔法などのサポート能力が高い


______________________





「戦士でお願いします。あと、α版からアイテムを持ってこれるとのことなので《炎龍の卵》を持ってきてください。」



結局、インベントリで温めていた卵だったが色々あって孵化させることが出来なかったのだ。



『分かりました。持ってきている間にスキルの方を決めてください。初期に選べるのは5つです。』



そう言うとアインさんはどこかへ消えていった。さて、スキルを決めよう。戦闘系スキルは多分あとからでも取れると思うから、補助系とかがいあな。



結果、選んだスキルは…


______________________


・初級鑑定

説明

物事の詳細が分かる。極めれば相手のステータスも覗ける。


・HP自動回復

説明

HPを自動で回復する。回復量はレベル毎100


・光魔法

説明

光属性の魔法を使える。


・闇魔法

説明

闇属性の魔法を使える


・使役

説明

魔物と心を繋げることで使役することが出来る。



______________________



初期スキルは属性の相性関係なく取れるので光属性は取っておかないと!



「出来ました。」



『分かりました。それではα版からの引き継ぎ特典に移りたいと思います。このガチャを引いて抽選でアイテムなどが1つ当たります。』



目の前に金色のガチャガチャが出現した。取っ手を持ち、回す。




コロン。



虹色のカプセルが出てきた。



『大当たりです!!【SSR:種族スキル解放(ひと枠)】が当たりました!』



どうやらまた大当たりのようだ。カナデの言うこともあながち間違ってはない。説明はこうだ。


______________________



名前 種族スキル解放(ひと枠)

????

説明

本当はレベルアップによって習得する種族スキルを一つ解放させることが出来る。


______________________



いいアイテムを貰った。手に入ったものはここでは使えない。



『これで終わりです。《炎龍の卵》の方はログインしてフィールドへ出てから出してあげてください。』



「分かりました。では、またいつか。」



『はい。あなたの冒険に幸あらんことを。』



こうして、僕の1週間越しの冒険が始まった。




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