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空想の世界〈Fantasy World Online〉  作者: 雪乃
一章 始まりの始まり
19/32

19 予選終了



~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~

第3回戦

~~〜~~~~〜~~~〜~~〜~~~〜~~~



「お兄、この試合は見とかなきゃだよ。」



「どうしてだ?どの試合も見なきゃいけないだろ?」



「確かにそうなんだけどこれは特別。もしかしたらお兄が勝てないかもしれないから。」



「ふーん。」




『いやー、どの試合も強いプレイヤーがバラけてて見応えがありますね!』



『ええ、続いては第3回戦。注目プレイヤーはズバリ?』



『アイラさんですかね。アイラさんは魔法特化型と言えるでしょう。普段のプレイでは範囲魔法が多いですね。』



『では、第3回戦始め!!って言うか山田さん。私このあとの結末なんか予想できるんですけど…』



『奇遇ですね。私もですよ。』






「ふふふ、始まったわね。まあ、山田さん方もああ言ってるようですし終わらせますか。《飛翔魔法(フライ)》」



アイラは他のプレイヤーを無視し、どんどん上昇していく。



『おおっと!?アイラさんがどんどん上昇していくぞ!!!』




「あなたがたに差し上げるわ。《複数展開(マルチプル)》《火炎弾(フレア)》」



次の瞬間……流星のようにも見える炎の玉が無数に会場に突き刺さった。




ドドドドドドドドドドーン!!!!!!!



「………なんだこれ?」



世羅の言う通りこれは少しまずい気がしてきた…



『………えーっと…試合終了です。』



シーーーン。



そりゃあそうなるわな。ギャラリーも突然のことに静まり返っていた。



『第3回戦は勝者がアイラさん以外に居なかったので他のプレイヤー達の皆さんで再度第3回戦を行うという形で締めさせてもらいます。』




「ほらね、言った通りでしょ?」



確かに、言った通りだったが勝てない訳じゃあない。やりようはあるはずだ。



「そんな事より再試合始まるぞ〜。」



再試合はある意味とても白熱した戦いになり、アックスや(´ー∀ー`)やアイラの様なキチガイ達が居なく、普通のプレイヤー基準の戦いであった。



その間、僕はあの魔法に対抗するべく頭の中で新しい魔法を作っていた。






時間は過ぎていき、気がつけば第4回戦も終わってしまっていた。



「あれ?もう終わったんだ。」



僕がそう言うと世羅は苦笑いになって、



「まぁね。カナデやノクスは他のみんなみたいに派手じゃないからね。平和な試合だったよ。」



二人のプレイスタイルを見れなかったのは残念だが、第4回戦が終わった本戦の抽選が行われるのだ。



『では、予選も終わったことですし本戦の抽選を行いたいと思います。』



そして、結果。


1回戦


ナギサ対アイラ


2回戦


紙装甲対アックス


3回戦


(´ー∀ー`)対AUX


4回戦


カナデ対スネーク




本戦は明日だ。



今日はこれでログアウトした。





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