18 第2回戦
~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~
2回戦
~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~
予選1回戦が終わった僕は世羅達がいる観客席へ向かっていた。
「あ、お兄ここだよ。」
ちょうど世羅が呼んでくれて探す手間が省けた。呼ばれた場所へ行く。
「いやー、お疲れサマー。これからねアックスと(´ー∀ー`)が出てくるよ。」
!?いや、ちょっと待て。妹よあいつ《(´ー∀ー`)》の名前どうやって発音した!!
「……そうなんだ。で、勝てそうなの?」
「勝てるだろうね。それも秒で終わるよ。」
「へー。」
~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~
「おい、アックス。お前右半分な」
「………分かった。」
『さぁさぁ第1回戦も終わり盛り上がってきたところで!続いて第2回戦!!』
『この試合の注目プレイヤーはアックスさんと運営ですら読み方の分からない(´ー∀ー`)さんです。たぶん秒で終わります。』
山田さん、世羅とおんなじこと言ってる。多分確定だろう。
『しかし!1回戦の時のように運営の注目していないプレイヤーが出てくるかも知れません!!!』
いやいや、それは無い。世羅が予測したことはほぼほぼ外れないから。
『それでは、第2回戦………始め!!!』
「先手必勝ゥ!《戦技》ショックウェーブ!」
「……《魔戦技》フレイムインパクト」
片や(´ー∀ー`)はハンマーを振りかぶり、片やアックスはその名の通り斧を振りかぶる。そして、一撃で他のプレイヤーをリタイヤに追い込んだ。
………
『……だ、第2回戦、試合終了!』
試合終了の合図と共に停止していた観客席からは溢れんばかりの歓声が響いた。
オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)オオォォォ(゜ロ゜*)(゜ロ゜*)!!!
「やっぱ、セラの予想通りだったな。」
と、つい口から零れてしまうのだった。
~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~
控え室
~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~
一方その頃
「フフっあの二人なかなか盛り上げてくれるじゃない。」
一人の女性プレイヤーが思いをはせていた。




