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転生チートの復讐劇  作者: 黒咲 夜羽
第3章 決戦
41/51

番外編 Broken Haruki

番外編です!

内容はいつも以上に薄いです!

「さて、海行くか」

陽綺が突然言い放った言葉にみんなは首を傾げた。

時は入学から少したった頃。

クラスの皆とも打ち解けて、異世界学院でエンジョイ生活を送り始めた頃の話。

季節も日本での夏くらいになり始め、だんだん暑くなり始めた。

その案で言ったのだが・・・。

「・・・陽綺さん。このあたり海ないです」

「・・・・・・」

エルナの無慈悲な言葉によって俺の野望《水着見たいぜ!》が打ち砕かれてしまった。

「・・・ハル?なんでそんな残念そうな・・・まさか、本当は女子の水着を見たk」

「よし、プール行こう!プール!」

さすが、幼馴染。

察しがいいぜ。

じゃなかった。

「夏純、俺がそ、そ、そんなわけないだろ?」

「噛んでるけど」

「とにかく!暑いからプールだ!」

「・・・というか、プールなんてないじゃない。そもそも、プール無ければ何もできないじゃない」

「大丈夫、それについてはいい考えがある」

──────────────────


というわけで、プールに来た俺達。

「・・・そういえば家にプールあったわね」

そう、プールなら家の裏にあるのだ!

「私もプールが家にあった事忘れてました・・・」

ふっふっふ、俺も忘れた。

この前、夜中にトイレで起きた時見て思い出しのはどうでもいい話だ。

「ちなみにちゃんと清掃済みだぜ。しっかり、泳ぎしっかり楽しんでくれたまえ!」

「「「やったぁぁぁぁぁ!」」」

夏純、エルナ、リンドの3人が一斉に喜んだ。

ブラシ代、水道代、そして俺の労働代!

全て美少女の水着で相殺だ!

「さぁ!というわけでみんなミズg・・・泳ごうぜ!」

俺は服を脱ぎ捨て海パンになり、皆も水着に・・・

「・・・あの、皆さん?その、それは何でしょうか?」

美少女質が着ていたもの、それはスクール水着だった!

「そこはビキニだろぉがぁぁぁぁぁぁっ!」

「あ、やっぱり!ハル堂々と白状したわね!」

「夏純さんの言う通りです!やっぱりそるが狙いでしたか!」

「私は別に構わないけどね〜」

3人のリアクションに

「ふざ・・・けるな・・・」

「「え?」」

と、夏純とエルナ

「ん?」

と、リンド

「着替えろぉぉぉぉっ!!!ないなら俺が作ってやる!」

「はぁ!?何言ってんの!?」

「そそ、そうですよ!」

「おー、採寸してくれるのー?いいよー?」

リンドはノリノリだが、相変わらず他の2人が手強い・・・。

「なら、強引にでも!イヴ!・・・あれ、イヴ?」

よく考えると朝からイヴを見た記憶がない。剣・・・あれ、昨日どこに置いたっけ。

あれ、昨日なにしたっけ。

突然の頭痛に頭をを抑え地面に両膝を着く。

「ハル?大丈夫?」

夏純が近づいてくる気配。

俺はそちらに左手を伸ばし

ふよん。

柔らかい感触が手を包む。

「あれ?」

顔を上げるとスクール水着越しに夏純の平均よりも豊かな胸を鷲掴みしていた。

「っ!う、うぅ、いい加減に・・・しろっ!」

ゴンッと、頭に重い衝撃の直後

ドサッと、地面に落ちる音。


──────────────────


「・・・あれ?」

俺が目を覚ますと、屋敷の自室だった。

正確には自室の床だった。

どうやらベッドから落ちた様だ。

見上げると自分の胸を隠すような体制の夏純がいた。

「っ!いきなり揉まないでよ!」

「えぇ!?」

揉むって何!?

何をさ!

「ちょっと待て!俺は何もしてない!てか、寝てた!」

俺の本気の説得に夏純も

「・・・ほんと?」

俺は今世紀最速の首縦振りをした。

「・・・次したら許さいないから」

そういい残し、部屋から出ようとするので

「待って、俺は・・・なんで寝てたんだ?」

昨日の記憶がない。

記憶喪失・・・とかではないみたいだが。

「なんでって・・・ハルは高熱を出して3日も寝てたんだよ?」

・・・なるほど、昨日が思い出せないのではなく昨日寝てたから思い出す記憶が無いのか。

ふむ。

「でも、良かったね。今日中に目が覚めなかったら行けなかったわよ?」

「行けないって?」

いったいなにに?そう、質問すると。

「何って、本当に大丈夫?今度クラスで海に行くのよ?」

あれ、一瞬夢でとっても残念な思いをしたような気がした。

(なんだ・・・夢か。)

すみません、番外編2話になりました。

来週も番外編となりますm(_ _)m

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