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転生チートの復讐劇  作者: 黒咲 夜羽
第2章 アカデミー編
17/51

17 アカデミー入学試験

今回も楽しんで頂けるとうれしいです!

「へ・・・?」

いや、まて。あぁ、夢か。そかそか。

「あ、あれ?お、おーい?ハルー?」

あー、夢じゃないのかー。あ、なるほど。

「どこ行きたいんだ?」

「え、そっち!?そっちに捉えちゃう!?」

「え・・・マジリアル?」

「マ、マジマジ」

夏純の頬が少し赤くなってる。

「・・・え、なぜこのタイミング?」

「えっとね、ずっと昔から100戦目のお願いでお願いしようと思ってたの」

(え、この勝負始めたの2年前だぞ・・・?)

「ま、まさか2年前から俺のこと・・・えっと好き?だったのか?」

「・・・もっと前からよ。・・・バカ」

(全然気づかなかった)

「あー、お前ら。ここ、大勢の目の前だって分かってるか?」

あ・・・。

「おぉー!エルフォード最強の冒険者2人が付き合うだってよ!」「キャハー!今日は祝だァ」「いぇぇぇぇぇぇぇっ!」

なんか凄いことになっていた。

「ちょ、ちょっとまったぁぁぁぁぁ!」

と、声が響いた。

「エ、エルナ!?」

ツインテールの銀髪を揺らしながら中学生くらいの背丈の少女は迫ってくる。

「ずっと、心配してたんだよ!?なんで、最初にこっちに来てくれないのさ!」

「え、い、いや、いろいろあって間に合わなくてだな・・・」

そう返事をしていたため気づけなかった。

後ろに鬼がいることに。

「ハル〜?その子は誰かなぁ〜?」

「え、えっと、その言えないというか・・・」

公衆の面前で女神ですなんて言えるわけがない 。

「ほうほう、言えない程の関係と〜?」

ま、魔力が吹き出していらっしゃる!?

「ま、待て!そういう事じゃ」

「てやーっ!」

(や、やばい!101戦目に突入か!?)

そう思った時だった。

「おい、お前ら」

突如ギルドマスターに声かけられた。

「お前ら、魔力の扱いは指導受けたのか?」

「え?」

俺は夏純と目を合わせ

「知り合いに少し・・・」

と、誤魔化した。

「なるほど、お前らにアカデミーへの推薦状をやる。そこでしっかり魔力の扱いを学んでこい」

「「アカデミー?」」

アカデミーってまさか、学校か?

「あぁ、エルフォード唯一の冒険者育成学校だ。基本はそこから冒険者になるんだがな」

・・・アストとの戦いは正直ギリギリな所があった。もっとうまく魔法が使えないと・・・。あれ?

そこで俺はやっと違和感に気づいた。

(何故、アストは攻撃してこなかったのか。ですよね、マスター?)

と、イヴが俺の疑問を当ててくる。

(よく分かったな)

(私はマスターの剣ですから)

ごもっともでよく分からない返答が来た。

・・・まぁ、魔王を倒すにはもっと力がいるからな。行っても問題ないだろう。

「お願いします」

と、俺は言った。

「私もお願いします。ハル1人だと危なそうだし」

「んな!?夏純1人の方が危ないと思うけどな」

「はいはい、イチャイチャしてんじゃねーよ」

「「・・・・・・」」

「んじゃ、出してやるから。明後日アカデミーに行ってこい。その日に、入学審査だ」

「審査があるんですか?」

「そりゃそうだろうよ。素質がない奴をいくら鍛えても同じだからな」

「そんなことは無いと思いますけど」

「とにかくだ。明後日まではお前が寝てた部屋を貸してやる。その後はアカデミーの寮にでも入るんだな」

そういい、ギルドマスターは去っていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〜夜〜


「ん〜、ハル〜」

「陽綺さん〜」

「・・・・・・」

確かに部屋は貸してくれた。

しかし

「流石にこの狭い部屋に3人で寝ろってのはヤバくないですかねぇ!」

そんな心からの叫びは綺麗な夜空に溶けていくのであった。




「ここがアカデミーか」

立派な巨大な建物。広大な3つのグラウンド。そして、2つの体育館。まさに、学校だ。

あの日からほとんど眠れなかった俺は夏純とエルナに引っ張られるようにアカデミーへ向かった。

俺達はアカデミー入ってすぐに見えるグラウンドに来るように言われていたので、そこに向かった。

「お前達が推薦されてた奴らか」

そこにいた、黒スーツの執事のような人に尋ねられた。

「え、あ、はいそうですけど」

「よろしい、ならばこいつらと戦ってもらおう」

そう言った時、校舎から5人の男のが現れた。

「こいつらは宮廷魔導騎士団だ。そこら辺の冒険者ではない。選ばれた人のみが入れる軍の1部だ」

「ほへ〜」

(そんなのが審査するのかよ・・・)

「では、始めてもらおう」

「待ってください」

即止めた。

「・・・なんだ?怖気付いたか?」

「いえ、誰から(・ ・ ・)審査するんですか?」

そう訪ねた瞬間。

「「「「「ハハハハハハ」」」」」

物凄い笑われた。

(え、なんで?)

「お前、バカか。こいつらはこの国の最強の1角だぞ。そいつらに1人で挑もうというのか?」

「・・・え、俺達をその量で相手するのはちょっと厳しくないです?」

「・・・ふむ、良かろう。ならば、お前1人でやってみろ。審査はどれくらい戦えるかだったがそこまで言うなら倒せ。倒せなければ全員の入学は認めん」

あれ?なんか怒ってる?ま、いいか。

「イヴ、逆刃刀」

(はい、マスター)

イヴは鞘に収まったまま片刃長剣から逆刃刀へ変化した。

「ほう、魔剣か。しかし、使い手が悪くては勝てやせんよ。では、始め」

すると、バッとすぐに囲まれた。

(・・・マスター)

「うわ、予想以上に手練だな」

素直にそう思った。

「ハハハハハ、今更気づいたってもう遅い

!」

男の1人が高笑いした。

「あぁ、確かに予想以上だ。しかし、逆に言えばその程度だ」

俺は【縮地】を使い笑っている男の首筋に柄で一撃を御見舞した。

「「「「「んなっ!?」」」」」

全員が唖然としていた。

「ん?あ、ここ魔法の学校だから魔法使わないとか。ん〜、あっ!」

技を閃いた。

俺は復讐刃リベレーションとなったイヴを地面に突き立て。

「【電撃領域ボルティック・フィールド】!」

自分を中心に半径5mの地面スレスレに電撃を張る。

その中にいた4人はもれなく気絶した。

「ふぅ、これでいいかな?」

「な、秒殺・・・だと!?」

「まぁ、一応アスト程ではなかったけど強かったですね」

「アスト・・・?あの幹部アストか!?ま、まさか、・・・アイカワ・ハルキですか!?」

「え、まぁそうですけど・・・ギルドマスターの方から連絡がいってたのでは・・・」

「いや、失礼。まさかあなた様とは存じませんでした・・・。あやつ、覚えておれよ・・・(ボソボソ)」

「え〜っと・・・。合否の判定は・・・?」

「あ、合格で結構でごさいます!しかし・・・お連れのお2人は試験を受けて頂くことに・・・」

「は、はぁ、別に構わないですけど・・・どうしてそんなにいきなりよそよそしいのですか?」

めっちゃ気になる。

「かの有名な貴方様にそんな馴れ馴れしくなど・・・」

・・・有名な?

そこにエルナがやって来て

「いま、陽綺さんの事で国の話題が持ちきりなんですよ。魔王幹部を単独撃破した人と。1部では恐怖されてるみたいです・・・」

「ほら・・・陽綺さん、城ごと幹部をパックリ斬ってポックリ逝ったので・・・」

「・・・・・・」

い、いや確かに斬ったけども・・・

「あ、あの、お2人の強さを確かめても?」

「あ、はい。どうぞ」

俺ではなく2人には聞くべきでは?

「では、そこの銀髪のお嬢さんから」

「はい!エルナ・アレシアです!」

(そんな偽名だったのかよ)

「そういえば、名乗っておりませんでしたな。ジン・ウィンストンです。お見知りおきを」

名前かっけぇーー!?

(・・・マスターの方がカッコイイですよ)

(・・・ごめん、流石に素直に受け取れない)

「いっくよー!」

そういい、エルナは駆け出した。

ジンは格闘で戦うのか、両拳で構える。

(あれ?そういえば、エルナ格闘できるのか?)

そう思った時だった。

「はぁ!」

なんの捻りもないパンチ。

ジンは交わしカウンターでエルナの鳩尾に拳が吸い込まれ。

「【ブレードリュミエール】!」

突如、エルナの手に細剣が現れた。

そして

「はぁ!」

とても、キレがある突きが繰り出された。

「「えっ!?」」

俺と夏純は正直驚いていた。

なぜなら

「ハ、ハル・・・。今の【紫電しでん】・・・だよね?」

そう、本来エルナが知っているはずもない動きをしていた。

驚いていたが、そんな暇はなかった。

「ぬぅ!」

ジンは咄嗟に魔力障壁を構築し防いだ。

「・・・なかなかやりますな」

「むぅ、今のあたると思ったんだけどなぁ。ならっ!」

「【ライトバレット】!からの【フラッシュ】!」

エルナがジンに突き出した左手からドッジボールサイズの弾が飛んでいき一瞬パッと光った。

「しまった!」

ジンは弾を避けるために弾に意識を集中した。しかし、その弾の後ろで【フラッシュ】が起きたためしっかり【フラッシュ】の影響で目が暫く開けれないようだ。

俺達は技名から失明を予想し目を瞑っていた。

目を開くと。

ジンは何とか、弾をはじいていた。

しかし、

「これで、チェック!【 止影しえい】」

背後に回ったエルナの神速の5回の刺突によりジンはよろけた。

「ありゃ〜、防がれちゃった。結構、これ得意だから行けると思ったんだけどなぁ〜」

正直、俺と夏純は驚いていた。

俺が得意なのは【月光】。夏純は【止影】が得意だ。

エルナの【止影】のキレは夏純に近かった。いや、夏純の少し劣化版だろうか。

そのレベルで完成していた。

「・・・ふむ、合格といたしましょう」

「わーい!」

・・・女神とはいったい。

スキップで戻ってくるエルナに聞いた。

「なぁ、エルナ。どこでその剣術を習ったんだ?」

「・・・っ!(ピクッ)え、えっとね〜。テレビで?」

「まさかのわかりやすい嘘を!?」

もちろん、ありえない。

「あ、もしかして夏純が教え・・・え・・・?」

「う、嘘よ・・・。なんで、こんな小さい子が?わ、私いらない子になっちゃう・・・(ボソボソ)」

「え、えっと〜。夏純さーん?」

「まぁ、女神の特権で覗き見して。暇だから練習しただけですけどね」

「覗き!?」

女神恐るべし。いや、あえて突っ込まないでおこう。

「では、そこの黒髪のお嬢さん」

はっ!と、意識をどこからか引き戻した夏純は

「えと、神崎夏純です。宜しくお願いします!」

「なるほど、カスミ・カンザキさんですね。お2人とも大和やまとの国出身ですか」

大和?

「珍しい黒髪ですし、なるほど。それでは始めますか」

勝手に納得しちゃったよ。

まぁ、問い詰められるよりいいか。

ジンは駆け出す。

「う〜ん、私の属性適性的に・・・よし!」

夏純はジンの蹴りをバク転で交わし、手を地面から離した時に()を掴んでいた。

「【ペトラソード】・・・かな?」

「ほう、独自で勉強されておりましたか。ハルキさんの独自魔法も凄いですが、予習とは素晴らしいです」

「ありがとうございます」

いつの間に!?てか、俺のは独自というか基本を知らないんだが・・・。

「それでは、【ロックシュート】!」

岩石が10こ生成され・・・

「いっけー!」

夏純の号令と共に全てがジンに飛んでいく。

「10個生成とは・・・なかなかやりますな」

そう言い、右にサイドステップで回避した。

と、思いきや

「ぬぐっ!」

ジンの背中・ ・に命中した。

そう、まるでジンを追いかけるかのように岩がUターンしてきたのだ。

「その若さで追尾弾10発とは・・・合格です・・・」

「やったー!ハル!やったよぉ!」

「そうだな、おめどう」

そう声をかけるが夏純は

「むぅ〜」「むぅー」

夏純とエルナは近づいてきて、何かを求めるように俺を上目遣いする。

「な、なんだ?」

「「がんばった女の子への報酬は必須なの(です)っ!」」

(息合ってるな〜)

(マスターが相手だからではないでしょうか?)

(そうかぁ〜?)

俺はやってほしい事を察しホイホイっと2人の頭を撫でた。


「ゴホンッ!」

わざとらしい強い咳が聞こえた。

ジンが『そろそろいいか?』と、目で訴えている。

「全員合格です。お2人には明日からアカデミーに通って頂きます。」

こうして、俺達の学園生活が幕を開けた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その頃、冒険者ギルドでは。


「ハルキ・アイカワはいるかっ!」

扉の解放と共にデカイ声が響き渡った。

「あぁ、なんだ?」

ギルドマスターが扉を開け放った男(いや、制服的に軍の者だろう)に話かける。

「ハルキ・アイカワに伝えろ!明日、王宮へ参れと!」

陽綺とヒロイン達の恋の決着はいつつくんでしょうね。笑


良ければコメント、ブクマよろしくお願いします!

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