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転生チートの復讐劇  作者: 黒咲 夜羽
第2章 アカデミー編
16/51

16 チートVSチート

はい、2人の決着回ですね。

どっちが勝つのか。その行方も含めて楽しんでください!

ルールは、〈全力解放〉での一本先取。

これが俺らのいつもの決まりだ。

二人同時に〈全力解放〉をした。

前は自壊じかいしそうで本気を出せなかったが、魔力で内側も強化する事により解決した。

「いくぜ!」

俺と夏純は同時に駆け出した。

「神崎流剣術︰【破月はづき】!」

「神崎流細剣術︰【紫電しでんせつ】」


神崎流剣術︰破月


これは威力に特化した刺突技だ。そして。


神崎流細剣術︰紫電・刹


これは俺がアスト戦で使った上位版だ。

紫電は1回の刺突。しかし、【紫電・刹】は()場所・ ・()3回の刺突。

スピード+数と威力+重さの対決。

その威力はお互い相殺となった。しかし、そのままでは止まらない。剣を逆手に持ち替え、


キィィィィン


レイピアを跳ね上げた。そして、空いている左手で脇腹に掌打を叩き込もうとして

「はっ!」

足払いされた。

「足元お留守だよっ・・・てわっ!」

俺は剣を突き立てその上に逆立ちする要領で体をはね上げる。ついでに、夏純に2連の蹴りをするが・・・躱された。

「簡単にはくらってくれないか」

「あ、危ないな〜!乙女に傷つけるつもり!?」

「簡単に傷がつくかわいい乙女では無いだろ?」

「いったなー!」

俺達は日本での生活を思い出し、笑っていた。

「な、なんなんだあいつら」「魔力量は底なしかよ・・・」「放出量もバケモノじゃねーか」「ぜ、全然みえねー」「誰か見えてる奴はいないのか!?」「ザックはどうなんだ!?」

冒険者達はその戦闘に目が追いついていなかった。

「っ・・・・・・」

ザックは恐怖していた。もし、試験の時本気で来られていたら確実に

「1秒しかもっていられなかっただろうな・・・」

いや、1秒すら持つかすら分からないレベルだ。

さっきも最初、いきなり(・ ・ ・ ・)衝撃波(・ ・ ・)が来て数人気絶していた。

「あの衝撃波は・・・刺突がぶつかりあったのか?」

ギルドマスターは呟いていた。

「アレが刺突で起きた衝撃波!?あ、あんたは見えてるのか?」

ザックはギルドマスターに訪ねた。

「いんや、正直何も見えないな。長年の戦闘経験から予測しただけだ」

そう、誰も認識できないレベルだった。


ギィィィィィィガァァァァギィィィィガァァァァァァァン

音速の中打ち合うレイピアの剣。お互い、武器がもう持たないことは察していた。

お互い距離を取った。

「そろそろ決着の時かな?」

「そうみたいだね。これで勝ったら私のお願い絶対に聞いてもらうんだからね!」

それでここまで頑張っていたのか。

なんか、怖いな。

「いいぜ、じゃあこれで決めてやるよ」


神崎流剣術︰月光げっこう


これはスピードを重視した物で、右上から左手下へ斬ると同時に手首を切り替えし左上から右下へ斬る2連撃だ。


「じゃあ、私も」


神崎流細剣術︰止影しえい


高速の5連刺突で影が止まって見えるほど早い物だ。

しかし。

(ここで、普通に撃ってはタイミングがバレる。ここで、フェイントを入れて勝つ!)

俺は【月光】の構えをとった状態から


神崎流通補助術︰瞬歩


【縮地】は相手・ ・()意識・ ・()をつくものだ。しかし、極限まで集中してる夏純には通じない。なら、隙をつかない【瞬歩】をすればいい。

【瞬歩】と【縮地】の違い。それは相手の意識の隙をついてるかどうかだ。

加速した思考の中で

(距離はまだ半分。あと半分で・・・え!?)

目の前に夏純がいた。

「えっ!?」

「なっ!?」

夏純と俺がほぼ同時に声を上げ。


ドシーーンとぶつかった。


「いってぇ」

右手で頭を抑えながら目を開け・・・。

むにゅ

「・・・・・・なんだこれ」

頭を強く打ったせいか目の前がクラクラする。

むにゅむにゅ。

「柔らか・・・」

ここまできて気づいた。ここは闘技場。柔らかい物がそこら辺にホイホイ落ちている場所ではない。

そう、夏純の服が少しめくれ、その中に入った手は見事に女性にしかない物を見事に鷲掴みにしていた。

「・・・・・・」

「な・・・な・・・あ、うぁ・・・」

夏純は金魚のように口をパクパクしていた。

(な、なんでこんな状況に!?)

いや、考えればわかる。

同じスピードで正面衝突したら何が勝敗を別けるか。それは重さだ。

もちろん、男の俺の方が体重がある。だから、このように押し倒す形になったのだ。

(にしても、大きすぎす小さすぎず・・・形も見事だ・・・)

ソムリエと化した俺だった。

夏純は、

「あ、あう・・・ぁ、き、きゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

と、倒れたまま【紫電】の体制に・・・って

「ちょ、まて、夏純!話せばわかっ」

わかる。そう言おうとした時には腹に紫電をくらっていた。

「ぐへぇっ!」

俺は空高く打ち上げられた。

夏純は静かに起き上がり。

「こ、こ、心の準備くらいぃ〜!」

レイピアを槍投げのような体制で持ち。

「させなさいよぉぉぉぉぉぉっ!」

投げた。

(心の準備が出来てたらいいんですか!?)

物凄い、スピードで飛来してくるレイピアに。


「神崎流通小太刀術奥伝︰【堕天だてん】!」


魔力放出と筋肉を上手く使い、体を横に回転させる。

(スピード・威力・バランス・遠心力・・・タイミング、ここだ!)

逆手に持ち替えた剣に全てを乗せ、レイピアを真上から真下に叩き落とすように叩きつける。


「お、おい、もうそろそろやめた方が・・・」

ザックが止めようとした所に


ズドンッ!


「・・・へ?」

砕けたレイピアが降ってきた。

「あ、あぶねぇ!」

本当にギリギリだった。あと1歩、それがザックの生死を分けていた。

しかし。

「おらぁぁぁぁぁっ!」

「てやぁぁぁぁぁ」

ザックの命懸けの静止は集中してる2人には届かなかった。


俺は砕けた剣を捨て、空中から徒手格闘の勢いで突っ込んだ。夏純も徒手格闘の構えをとり、俺の殴りに合わせ

(あ、やべっ、これ【回天】がくる!?)


夏純の【回天】がきた瞬間

「ここだ!」

【回天】を【回天】で返した。

しかし

「っ!」

間一髪という感じで避けられた。

「くっ、外したか」

「あ、危ないな〜」

(ここだ!)

首筋に手刀を叩き込もうとして・・・めた。

「これは、引き分けかな?」

夏純の手刀も、俺の首筋に来ていた。

「いや、まぁ、さっきのもあるし・・・俺の負けでいいよ」

アレは素晴らしい物だった・・・じゃなくて

「ほんとにごめんな。断じてわざとじゃないんだ」

「・・・いいけど、私の勝ちでいいんだよね?」

「え、あ、おう・・・」

夏純の笑顔がなんか怖い。

「じゃあ〜、私の胸を鷲掴みにした感想をここにいる冒険者全員に聞こえるように、感想100字以上で言って」

「できるかぁ!鬼か?鬼なのか!?鬼だろ!」

「じょ、冗談だから落ち着いて!?」

「そりゃ、気持ちよかったッスよ!悪いすか!?心の1割くらい『やったぜ!』とか叫んでたわ!」

「1割!?1割しか喜んでなかったの!?」

「全身全霊喜んだわこんちくしょうっ!!!!」

「ていっ!」

「いてっ!」

夏純に、チョップされた。

「とにかく、これが私の本当のお願い」

夏純は深呼吸して、言った。

「私と・・・私と、つ、つきあって!」

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