10 薄暗い洞窟の中で
投稿がなかなかスムーズにできなくてすみません。
できるだけ早くだすのでがんばります。
目が覚めたそこは薄暗い洞窟だった。
「はやくエルナを助けないと・・・」
しかし、かなりの高さから落ちたからかかなりのダメージが残っていた。
(くっ・・・体が重い・・・回復間に合うか・・・)
魔力が体を巡っている今、回復のスピードは常人とは比べ物にならないくらい早い。しかし、それでも回復まで少しかかりそうなほどのダメージがあった。
だいたい、回復まで1時間・・・くらいか。
そういえば、気絶している間に何か見た気が・・・気のせいかな。
とても、懐かしいような・・・気がするんだけど、う〜ん・・・。思い出せないな。
1時間動かないわけにもいかないし、そろそろ探索するか・・・。はやく、上に戻らないと。
俺は、上に繋がる道を探そうとして目の前にデカイ扉があるのを見つけた。
「なんだ・・・これ」
俺は何故か開けなきゃいけないと思ってしまった。
わかってる。早く戻らないと行けないことくらい。それでも、開けないといけない気がした。
俺は思いっきり扉を押した。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
と、重い音をだしながらゆっくり開いていく。
中にはボロボロの両手剣が鎖に巻かれ
まるでマスタ〇ソードのように地面に刺さっていた。
いや、鎖が巻かれていると思ったがそうではない。
まるで何かに食いちぎられたかのように、ところどころ千切れていた。
『またきたの・・・』
ふと、声が聞こえた気がした。
『私は・・・あなた達に使われるつもりはない・・・。これ以上・・・近づかないでっ!』
それと同時に両手剣の前に女の子が現れた。
髪は薄い紫色をしており、目はアメジストを連想させるように濃ゆい紫。身長はエルナより少し低い位で漆黒のワンピースを着ていた。
その女の子が、自分の背丈程ある両手剣を引っこ抜き・・・こっちに突進してきた!?
俺は、復讐刃を片刃の片手剣に形態変化させ受け止めた。
ギリギリギリギリと鍔迫り合いの末、先に俺が離脱した。
(くそっ、まだ筋繊維の修復が終わってない!力技だとこっちが不利だ!)
しかし、相手も甘くないらしい。
俺が離脱したと認識した瞬間、再度突っ込んできた。
そして、絶え間無いラッシュがくる。
(遠心力を使って、スピードと威力が衰えないようにしてるのか!なら・・・っ!)
俺は、受け止めようとした攻撃をバックステップで回避し、体を回転させながら今度は俺が突っ込み同時に逆袈裟に切り上げた。
しかし、剣は重く跳ね上がらなかった。
(でも、これで遠心力でのラッシュは終わった。これで!)
俺は柄でその少女の首筋を気絶する程度の威力で殴った。
・・・が。
ぶつかる寸前に剣から濃ゆい紫のオーラが腕を伝い、首を守るように巻きついた。
そこに、ぶつかった柄は完全に威力を失い。少女を気絶させるどころかダメージすら与えることが出来なかった。
(やばい、誘われた!)
そう悟ったのは既に遅く俺は剣で思いっきり斬ら・・・れそうになったとこで魔力防壁を展開し斬撃は凌いだが、威力はそのまま来て俺は壁まで吹き飛ばされた。
壁に網目状のヒビを走らせながら壁に埋もれた俺は何とか埋もれた体を壁から引き離した。
(これは短期決戦でいくしかない。奥義を使うか・・・幸い、ここは洞窟だからな。アレが最も利用しやすいだろう)
俺は、構えを取った。体勢は、剣を肩に担ぐようにして左手は地面につく感じで
右足は地面を蹴る準備ができた状態だ。
俺の構えから何かが来ることを察したのか紫のオーラを全身に絡め剣でガードするような構えをした。
(これで、倒れたら俺の勝ち。倒せなかったら俺の負け・・・か。おもしろいじゃねーか)
俺は、魔力を全解放した。
凄まじい魔力がでると共に俺は地面を蹴った。
俺は少女の右を通り抜けながら胴に一閃そして、ジャンプして壁を蹴り戻ってきた勢いで斬る蹴り斬る蹴り斬る蹴り斬る蹴り斬る蹴り斬る蹴り斬る蹴り斬る蹴りを縦横無尽の立体機動をしながら相手にダメージを蓄積させていく。
(神崎流 剣術奥義 桜花乱舞︰冴散華!)
これは閉所かつ狭い空間でしか使えない。しかし、相手に機動を読まれない限り相手が死ぬまでダメージを与えれる技だ。
しかし、相手のオーラは斬られ薄くなっても3箇所別の所に斬っている間に元に戻っていた。
(スピードが・・・足りない・・・っ!)
まだ完全に体が治ってない状態での奥義。
これは体に物凄い反動がきていた。
徐々にスピードが落ちると共に途中途中攻撃が防がれることも増えてきた。
(クソッ!もっと!もっと早く動け!)
どんなに願っても魔力の出力は変わらない。魔力はまだ残っているにも関わらず。
「クソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
俺は叫びながら、体が崩壊することすら考えずに魔力を振り絞った。
その時、何かが壊れる音がするのと同時に魔力と何かが大量に溢れ出てきた。
魔力の大量放出は、まるでダムの決壊のように溢れでてスピードが見違えるように上がった。
スピードは音速まで登ったのか音が変に聞こえ、円錐状の空気の壁ができるほどだった。
「おらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
全力で斬り続ける俺。
「っ・・・くっ・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
必死にガードを続ける少女。
どっちが優勢かは言うまでも無かった。
斬り続け、どれくらいたったか分からなかったが紫のオーラが薄れ無くなったところに柄を叩き込んで少女は倒れた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。か・・・勝った・・・ぞ」
俺は安心からか疲労感からか目の前の視界がボヤけて、そのまま地面に倒れた。
ブクマ、コメント宜しくお願いします。




