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詩集

エレジールーム

作者: 蒼山詩乃

白い部屋の中で泳ぐ群青

それを見つめながら膝を抱える

隅に咲く花を触れてみたら

瞬く間に崩れていった


ひび割れてる壁をなぞりながら

縛られてる椅子に視線向けた

「君はどうして笑ってるの?」

痛む胸にゆっくり刺して


終わらない断末魔

さか しい悪魔の子

「あなたも同じ。わからないのでしょう?」


何を思って生きているのか

ひたすら答えを求めて

何を壊して生きていくのか

まだ理解すら無いまま


水で満たされた部屋で一人

私は静かに溺れてる

窓の外に染まる色は

ここと同じ群青色


逆さまの心臓と

天秤の重さと

「ひたすら同じ。わからないのでしょう?」


何を殺して生きているのか

目を逸らしてあやふやでいて

何を信じて生きていくのか

まだ不透明なままに


何ですか『私』

愛するのです「私」

「結局終わらせるのは自分だけでしょう?」


何を終わらせて生きているのか

何も見てないから手を切って

何を満たせて生きていくのか

息を止めて今。

最近好きになった曲の替え歌っぽい感じにしてみた。

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