第二十二録 月の姉妹は似た者同士
なんか少しエロい?
御乃那君って才能の固まりだったんだねと思いました…
依「ところで、何時までこうしているつもりだ?」
依姫が気が付いてから五分…
未だに膝枕をしている御乃那は言った…
御「あはは…足痺れたんだ…」
依「ふむ…それは済まなかった…」
依姫は頭を上げて足から離れた…
その顔はスッキリとしていた…
例えれば、久しぶりに昼寝したような感じだ…
依「ふぅ…久しぶりに疲れが取れた…
先ほどは済まなかった…
しかし、私のように月の都には地上にいる者を嫌っている者が居る…」
御「あぁ…それなんだけど…
もう地球に行けないからなぁ…
物理的に…」
依「だから…その…私の家に住まないか?」
御「…良いのか?」
依「良いも悪いも、少なくとも面倒を見て貰った恩だ…
構わない…」
御「助かる…
あ、そうだ…名前は?」
依「私は綿月依姫だ…
そこに居るレイセン達に教育をしている」
御「ん…俺は御乃那一斗
地球では神様だったり妖怪だったり…
教え小屋を開いていたよ…」
依「…今、神と言ったか?」
御「あぁ…まぁ、気にしないでくれ…
それより、ここに八意永琳って人は居ないか?」
依「!?…師匠は…今、人ではない…」
御「…どう言う事だ?」
依「それは…「待ちなさい」…お姉様か」
御「なんか凄く似てるなお前等…性格が…」
「依姫?いったいどうしたのかしら…
そんな汚れた者を殺さないなんて…」
依「お姉様…この者は…」
「黙りなさい」
すうぅ…と依姫の姉は手に持ってる扇子を御乃那達の方へ向けた…
「今すぐ離れなさい依姫…
浄化できないわ」
依「待って下さい!!話を…」
御「しなくても良いぞ」
手で依姫を制し、一歩前に出て依姫の姉に向かって言う…
御「勝負したかったら掛かってこい…
売り言葉には買い言葉って訳だ」
「ふっ…貴方ごときが勝てるとでも?
それにそこ…射程内よ?」
扇子から光が出て御乃那達を襲った…
そう…依姫やレイセン達も一緒にだ…
しかし…
御「二の能力がもう切れてるんだ…
その程度のもの…食らうわけないだろう?」
空中に高く上がった御乃那が居た…
「どうやって…?」
御「簡単な事だ…すべての力を反射速度に変えた…
上を見てみろ」
依姫の姉は言われた通り上を見た…
すると、そこには高くほおり上げられた依姫とレイセン達が居た…
「まさか…!?」
依姫の姉…豊姫は油断していた…
攻撃を避けられ、その上あり得ない事に他の人を全員助けるなど…
だから…遅れたのだ…
御乃那の奥義であり卑怯技…
開口一番に…
腹に一発を食らった豊姫は一瞬だけ意識を保っていたが…
その後、気を失った…
御乃那は豊姫を抱き抱え、
地面に着地した…
ドタドタドタッ…とさっき投げ飛ばされていた依姫達が落ちてきた…
依「うぅ…せめて受け止めくれ…」
御「済まない…レイセン達は…気絶してるか…」
よいしょっと言いながら、御乃那は座り、その膝の上に豊姫の頭を置いた…
依「…お姉様にもするのか?」
御「似た者同士だから大丈夫かと…
まぁ、今度は平手じゃなくて光線が飛んできそうだけど…」
依「…大丈夫だろう、起きたときに甘い声でも聞かせてやれば…」
御「そうなのか?」
依「似た者同士…なんだろ?」
御「納得した…
ところでさっきの話だが…」
依「ん?師匠のことか…
師匠は精神病を患ったのだ…
地球から月へ行くとき、大切な人を殺しただとか…
それから、部屋に隠り毎日泣いてるよ…」
御「あちゃー」
依「あちゃー?」
御「すまん、あちゃ~だった…
多分それ俺だ…」
依「それはあり得ん…
別の者に聞いたら、それは師匠に似たロボと聞いたからな…」
御「あぁ…それはな…
かくかくしかじかで…」
依「なるほどのうまなのだな?」
御「そうそう…つまり、俺が変装してたんだ、能力で…」
依「しかし、凄いなその能力は…
私たちが勝てないはずだ…」
御乃那は永琳の姿で依姫と話していた…
御「ま、そう言うこと…」
ひゅんっと乾いた音と同時に元の御乃那の体に戻った…
御「もう少しでこの子目が覚めそうだから聞くけど…
名前は?」
依「綿月豊姫…私の姉だ」
御「んっ、了解…」
少しすると豊姫がんんん…と言いながら目を開けた…
その瞬間、豊姫は依姫と同じように平手打ちをしてくるが…
御乃那はそれをやんわりと掴み、豊姫の顔に自分の顔を近付ける…
御「大丈夫だ…何もしない…」
豊「そんな事信じられるか!!」
御「ふ~ん…信じられないか…
だったら仕方ない…」
御乃那は豊姫の頭に手をやり、頭を撫で始めた…
豊「気安く…さわるな!!」
御「大丈夫だよ…次第にハマっていくから…」
頭から手を外し、肩を撫で始め…
肩が終わり、次は腕全体を…
極めつけに太股を撫でる…
豊「んっ…ふ…ぅん…/////」
御「はぁ~…めんどい…」
豊姫の手は既に離しており、逃げようと思えば簡単に逃げられる…
しかし、豊姫は御乃那の手にハマっており、逃げ出さないで居た…
さすがに疲れたのか、御乃那は手を豊姫から離した…
豊「は、はふぅ~…//////」
そんな中、依姫は己の姉の変わった姿を見て苦笑していた…
依「あの…御乃那殿…
そのような事、どこで?」
御「ん?昔、マッサージ屋とかエステ屋にアルバイトしてた時があって、そこでだな…
三日で辞めさせられたけどな…
何が悪かったんだ?」
多分、貴方の才能ですよ…
と思った事は口には出さなかった依姫だった…
どう考えても、エロいマッサージです
ありがとうございました…
う~ん…自分なりに書けましたがなんか違うと思いました…
まぁ、そこはご愛敬…
豊姫が可愛くなっちゃいました!!
後にツンデレになってくれるのを期待…ヤンデレも良いかもですけど…
では感想お待ちしております!!
あ、東方復活話ばなしを書こうと思っているので、なにか案があったら下さい!!
今の所…
1、御乃那君の転生前の話
2、御乃那君と湯飲みのラジオ
3、私の友人とのコラボなど
を考えています…
三つのうちこれが良いと言う方は番号記入で下さい…
では!!