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別れは寂しい、その分のプラスは帰ってくるけど

訂正終了!!

永琳の先生となり、

薬の作り方や機械などの作り方を教えて

…早くも数年は過ぎた


元々、永琳の技術で文明が平成ぐらいだったのに、


そこに永琳の模範と成った俺の存在で

文明はさらなる進化を迎えた



が、ある日…


「月へ行くことになったわ」

永琳が悲しそうに呟いた


「へ~、そーなのかー」


原作を知っており、

二次創作の小説も見ているから別に驚かなかったが…


永琳は話を続ける


「でも、御乃那は残念ながら連れては行けないの…

上の連中が御乃那を囮としてロケットを発進させるって…

本当にごめんなさい…」


「別に囮ぐらい良いよ

今はまだ永琳にしか能力使ってないから弱小妖怪位だけど、

少なくともお前よりかは強いんだぜ?

足止めなら出来るし…

出発は来週なんだろ?

早く寝て明日の会議に遅れないようにな」

そう言って永琳の顔を見ると、

永琳の目からツゥゥーーと涙が静かに頬を濡らしていた


「大丈夫だって今は永琳の模範として人間でもあるんだから…

人間達が居なくとも俺は存在できる、

死ぬ気もないしな、だから永琳、

…泣くな

お前は俺の生徒だ!

生徒なら生徒らしく先生に涙を見せるな!!

泣いても良いのは先生だからな!!」


俺も永琳と同じ…

いやそれ以上に涙を流していた


みっともないと思う人も居るだろうが、

人であろうが妖怪だろうが、生物である以上…



小説の主人公っては凄いな…別れ際に泣かないなんて…

俺には…無理だ…


その夜、俺と永琳は自分達の涙が枯れるまで泣き合っていた



~出発当日~


最新の科学が詰まったロケットに永琳が乗っている

俺はそのロケットを守らなくてはならない…

たった一人の永琳の先生として…


「さすがに宇宙に行けるまで能力はないからなぁ…

しばらくの間お別れだな…

じゃ!囮役としてがんばりますか!」


俺は手に持っている弓をまだ遠くにいる妖怪にめがけて矢を放った…

矢は見事に先頭にいた妖怪の頭にあたり、

その妖怪は絶命したが…さすがに人間が居なくなると聞いて大勢の妖怪が居る


一体が殺されてもまだ大量に妖怪が居る…でも遅い、遅すぎた


妖怪共がここに来る前にロケットは発射…もう妖怪共には追えない、

まぁ俺はその間に妖怪を百は殺し足止めもしていたが…

妖怪は悔しそうに叫び、邪魔をした俺に向かって掴み掛かり殴ろうとした瞬間


…上空から黒い物体が俺達に向かって落ちてきた、

その大きな黒い物体に俺は見覚えがあった、

二年前に俺と永琳が作った妖怪用の爆弾…


…終わったな地上の妖怪共は、俺は不死だから大丈夫だがそうでない奴は…

そう思っている隙に爆弾が落ち…爆発…

妖怪共が塵一つも残すことなく散っていった…





…目が覚め周りを見ると、そこには何事も無かったの様な草木しか無かった…


妖怪の姿は何一つ存在はしない

居るのは妖怪ではない普通の生物…


「…自分で作って置いてなんだが、

厄介なもん作ったなぁ~…妖力を消す爆弾って…

能力が無かったら俺も彼奴等みたいに消えてたな…

まぁそのお陰で妖力が消えて俺は紛れもない人間に成っちまったけど…

暇だ…」


何もすることがない…

人間だから孤独死をするかもしれん…


ペットでも飼うか…


そう思っていたら


『そんなに暇なら今からゼウス達と戦ってみる?』


自称ヤンデレな神からの念話が掛かってきた


『それも面白そうだが、ところで俺妖怪じゃ無くなったけど…』


『大丈夫だ、そこら辺の妖怪に能力使えば元通りになるよ、

じゃそっち送るね~』


『ちょっと待て!!誰も戦うなんt『答えは聞いてない!』聞けよ~~!!!!』



ブゥウン!!と空間が割れ中から人が出てきてこう言った



「はぁ~彼氏が出来ないよ~もう死のうかな…?

夫も居ない神様なんてかっこつかないし…」

「やめなよ~、死ぬのは~…

無駄に疲れるだけだよ~?

ほら、目の前に最高神様が言ってた人が居るよ~

お仕事しなきゃ~」


『……お前さっきゼウスって言ったよな?

女性が出てきたが?』


『えっ!男性だと思ったの!?

神様って大体は女性だよ!』


『なんだその設定!!どうでも良いから男を出せ男を!!』


『中位レベルだから無理!

じゃゼウスとオーディンに宜しく言っといて!

じゃーね!』


ちょ!待て!オイ!!

…ゼウスは聞いてたがオーディンは聞いてないぞ!?


「…で、どっちが誰?」


「ほら、ゼウスちゃん挨拶しなきゃダメだよ~

私はオーディンです~」


「うぅー、私はゼウスだよ~…

良かったらあなたでも良いから夫にならない?」


「そっちがオーディンで、こっちがゼウスだな?

後、俺は御乃那だ…

…ちなみにゼウス?全力でお断りだ!」


「では、早速ですけれど…命令なので~

ゼウスちゃんからやって貰いましょうか~?」


「やだよー!!

彼氏か夫が出来るまで私はやらないー!!」


………すっごく…ゼウスのイメージがパリィィィン!と割れたよ…


「絶対にやだよ!!彼氏が出来るまでこんな戦い……!?


本当ですか!?ありがとうございます!"最高神様"!!

事情が変わった戦ってくれ!」

何やったんだあの神…


「どーしたのゼウスちゃん

そんなにやる気なのは出会い系のサクラに一生懸命メールを書いてる以来よ~?」


「最高神様が私があの男に勝てたら、

あの男と子を成しても良いって言ってくれたんだよ!

もうヤるしかないよね!

今まで溜まった欲求…

いや、性欲を全部吐き出してやるよ!」


ヤバい!!とてつもなくヤバい!!

前にあのタイプに会ったことが有るから分かる…!!

…この戦い負けらんねぇ!!


「じゃあ私が審判を務めるわね~

ちなみにゼウスちゃん?終わっても私の番があるからヤっちゃダメよ~?」

…こいつらなんて言った…?


今、自分達が勝つなんて言ったな…?



面白いフルボッコにしてやる!!


もう既に、ゼウスの目と俺の目が合っている

今俺はゼウスより強い神成った


「じゃあはじめ~」




「貰ったー!!」

いきなり俺は背後をゼウスに取られた…

だが、ゼウスの蹴りを避けて背後に回る


「フム、早い…

速すぎるぐらいに…

ただお前よりか俺はもっと速い!!」


俺はゼウスの首に手刀にした手を当てた…

気絶して倒れるゼウスに向かいこう言った


「頑張れ、俺よりか優しい奴は別に居る…

悪いが他を当たりな…」

ちなみに…

この何でもない言葉でゼウスが御乃那のことを好きになったのは

御乃那だけが知らない…


「さぁーて、アップは終わった

キックオフと行こうぜ?オーディン…」


「いえ~、キックオフは要りませんよ~

降参です~…」


…は?何言ってんだこいつ?


「私はゼウスよりか弱いので、

棄権します~」


…何だろう、めっちゃ暴れ足りない


「あぁ、それと私たち神は下界(人間界)に降りたら百万年は戻れませんから~…

その間、私たちを頼みますね~?

…特にゼウスちゃんを」


…は?何を言ってr

「喰わせろ!!奪わせろ!!襲わらせろぉ!!」


「あぶっ!!コイツ化け物か!?」

気絶していたにも拘わらず、

急に襲いかかって来やがった


「うるさい!!さっさと私を喰え!!そして私に喰われろぉ!!!!

処女を喰え!!童貞を喰わせろぉ!!」


「じゃあ、ついでに私も~」


ちょ!待て!

ゼウスは対処できるけどお前はまだ模範してないって!!


あ…


その後、

結局オーディンの乱入により…俺は拒否権の無いままに

俺の初めては無様に喰われてしまった…

失神するまで喰われたとだけ書いておこう



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