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考えてみればそうだと思う

訂正後になります


「被告人、御乃那みのな一斗かずとは、13名刺殺し、

そのやり方は残酷である、よって死刑に称する。

これにて、裁判を終了する。」


裁判長の無慈悲な声が法廷を響かせた


「ちょっと待って下さい!!俺は何もやってませんよ!!

もう一度調べて下さい!」


被告人…つまり俺は裁判長にもう一度調べてもらおうとする…が…


「見苦しいぞ、お前は凶器からべったりと指紋が着いていて、

更にアリバイもなく現場周辺にも居た。

そんなお前を犯人と言わず誰が犯人だと言うんだ?」


刑事が調べる必要性が無いと主張する

確かに、

俺はもう犯人としか言いようが無くなっている状況下に

置かれていた


「ホントにやってないんだ!もう一回!もう一回で良いから調べてくれ!!」


「それは、無理だ

調べたとしても同じ結果だ」


「べ、弁護士さん助けてくれ!」



最後の頼みである弁護士に助けを求めたが

「さすがに、凶器に指紋、アリバイなし、

犯行現場に周辺にいる…

助けたいが助けられない…せめて、アリバイや現場周辺に居なかったら別だったが…

役に立てなくてすまない」


「そ…んな…」


「ほら、さっさと来るんだ!」


死ぬのか…、何もしてないのに…




数ヶ月後…


俺は目隠しをさせられ絞首刑を行われる場所まで連れてこられていた


「御乃那一斗…残す言葉は有るか?」


「……この世界に生き返ったら…

みんなと仲良く暮らしたいです…」


「そうか…じゃ、電源を入れてくれ」


奥の部屋でレバーが倒され、

俺は空中に持ち上げられ、首が締まり、絶命した



しかし、その二週間後、自分がその犯人だと一斗の友達と名乗る者が自首し、

日本を驚かす事件に発展した、

それがメディアに知られ警察が罪のない人を殺したとニュースになった





…死んだのか、俺……。

それにしても…こんな黒い色した世界が死後の世界なんて…まぁ、今の俺には丁度良いか…

でも、信じたかったなぁ、小説みたいな転生って物を…



『ふむ、そう思っているのなら、やってみるか?その転生とやらを。御乃那一斗とやら。』


声のした方を向くとそこには、木のような杖を持った女性が居た


おまえは?俺がそう思うと女性が


『お主などの人間だと神と言う存在でわたし達から言うと■■■■■■と言う者だ。』


??今、あいつなんて言ったんだ?


『あぁ、最後の言葉か?あれは人では発音出来ぬ、無視してかまわん。それで、繰り返すようだが転生せぬか?』


俺って神に殺されたのか?だから神が転生させに来たと?

『質問に質問で返すでない

ちなみに、その答えはNOだ


純粋に死ぬ奴らを見てて、お主が目には入ったからだ

…転生なんて実は、千年に数人だけで後はこの黒い世界…

お主などの物で言えばパソコンのごみ箱のような世界で消えるだけだ


わたしの気まぐれで転生させてやるんだから

早くするかしないか言ってくれ』


…するよ


『そうか!だったら早速…』


ちょっと待ってくれ!!場所選べせてはくれないのか!?

能力とかは!?


『場所?そんなもの、お主の記憶などを見れば一発だ

東方の世界であろう?


能力は私が付けてやる

ちなみに今、お主が思っておる魔眼の能力などは禁止だ


あの世界では無理に等しいからな?

しかも…そんな弱くてオリジナリティがない物などあげられるか

人間の限界を越えるように~、とかそんなもん大昔からじゃないと貰っても意味無いだろう

そんなもん、もはや人間でなく別の生き物の吸血鬼や化け物になれば良いのに…


だからわたしからお主に与える能力は最強のチート

転生者の常識外…

見た者の模範に成れる程度の能力をやろう

最高神の名に恥じぬ妖怪に成ってくれ』


何だその能力!?

てか神って最高神だったのか!?


ゼウスやオーディンとかは!?


『質問が多い奴だなお主は…

そいつ等は神として居るが…人間が勝手に最高神と言っているだけでおり、

あやつらは神の中でも最低ランクの神だ

そうでなきゃ、もはや人間程度なら見ることは出来んし、

人間界にも行けるはずがない…


弱いから人間に見られ、神として奉られたのだ…

ちなみにそれ以外の神が人間界に行くと世界が簡単に滅ぶ

前に一回、中位クラスの神が下り指を振った程度で恐竜とやらが隕石で絶滅したしな


では、長話は終わりだ

容姿などの、軽いものならいじってやるが?』


…なら、容姿はそのまま俺のままで、年齢は好きな時に不老に出来るように、あとは…不死ぐらいかな…


『ふむ、良いぞ!それでこそ私の転生者!

妖怪で生きること認めるか!

では、せいぜい頑張ってわたしが褒められる位、強い妖怪になってくれ!…

あっ!でも能力のせいでお主は神にも成れるかもな!

そうなって、もしも死んだら私の旦那にしてやるぞ!


まぁ、不死だからそれが何年掛かるか…

じゃ、いってらっしゃ~い!』


ガッ!っと頭を掴まれ俺は意識を失った…




目を開けると、そこは森だった

木で覆われた森の中心に俺は寝ていた


「転生したのか?

いまいち実感がない」


考えていると頭に神の言葉が響いた


『いや~、ごめん、ごめん

転生時期を言うのを忘れてたよ!』


…いや、大体八意永琳がまだ地上に居る時だろ?


『さすが!その通りだ!

能力の使い方は分かるね?』


…待て!今、頭に入ってきた…

…チートじゃないか…

さすがにここまでチートって…


もうこれ、恐怖より笑いしか出来ないよ…


『そうかなぁ?

今の御乃那の状態だったら弱小妖怪でも、

御乃那を一回は殺せるよ?』


ん?まぁそれは分かったんだけど何で御乃那って言ってんの?


『まぁ一斗って言っても良いけど、なんかあっちの方の一刀を連想させるんだよ

わたしは彼奴は嫌いだ

皇帝なほうである一斗なら好きだけど…』


俺はそこまで嫌いではない


『それよりも、別にハーレム築いても良いけどやりすぎないでね?』


どゆこと?


『最高神の作った転生者だからもしかしたら、

御乃那が神になった瞬間みんなが神様になっちゃうかもしれない。』


そうなのかー


『御乃那?もしかしてふざけてる?』


そんなわけない、ちゃんと聞いている。


『そう…仮にも最高神の旦那になるんだから妻の事も考えてないとね?

ちなみに、わたし自称ヤンデレだから、

妃の数がもし、八百を越えたら、御乃那をうっかり手足を落とした後、

家に持ち帰り監禁して、女全員殺して仕舞うかもね?』


言っとくが

東方キャラは百を越えたとしても八百は行かないぞ?

しかも、小説じゃないんだから俺みたいな奴がもてるわけがないだろう


『…御乃那はバレンタインデーで何個チョコ貰ったの?』


確か…義理チョコが八十ぐらいだよ本命は無しだった


『ふ~ん』


なんだよ、これでモテないってわかったろ


『わかったよ、御乃那が小説の主人公みたいなのは…』


なに言ってんだよ…

とりあえずこの念話みたいの切るからな?またな!



「ふぅ、時期はわかった。とりあえず、エンカウントするか!」




妖怪移動中




「さてと、迷った…

どうしよう…能力は使えないからまた歩かないとなぁ。」


また、歩み始めると、ふと端っこに銀髪の女性が見えた


…アレ?あれはもしや、永琳じゃないか?いやあれは永琳だ!


「よし!エンカウントした(ドスッ!)うっ!!」


「うるさい妖怪ねぇ…

でもこんな弱い妖怪がなんでこの森に?

それを聞いてから殺せば良かったわね」


妖怪復活


「いってぇ~な!

なにも聞かずに矢を放つって!

俺、間違いなく一回死んだぞ!ホントに!

話しぐらい聞けよ永琳!!」


「私は有名だから名ぐらい知られてても不思議じゃないけど、

一応ここは八意家の薬草の森であなたほどの妖怪入ろうとすると障壁で散るんだけど…

侵入者だから攻撃するのは当たり前よ。」


「そうなのかー。」


「なんか苛つくわね」


「そうだ!確か永琳って科学者で薬師者だよね?」


永琳「それより…

あなたがどうやってこの森に入って来たかがしりたいんだけど?」


「そーーなのかーーー」


「いい加減にしないと殺すわよ」


「無理だよ、俺死なないから」


「そう、残念…

なら縄で縛って地下に放置してようかしら?」


「すみませんでした

謝るので、それだけは止めて、

死なないけどそれは生き地獄だ」


「そう、だったら質問を答えなさい」


「いや、答えろと言われても目が覚めたらここに居たとしか…」


「……ウソは吐いてないようね」


「死にたくないからね。所で永琳、修行しない?」


「いらないわ…

あなたから得られる物なんてこれっぽっちもn「人造的に作られた人間が出来るんだけど?」ッ!!??」


「そっか~…ま、いらないならしょうがないよね~。」


「…そんなこと無理よ…人間を作るなんて、

ロボットと同じだわ

人間と全く同じ物なんて作れない」


「いや、俺の見た者の模範になる程度の能力なら出来るんだよなぁ」


「証拠は?」


「そうだなー。手軽く不老不死の薬の必要な材料でも言うか?」


「いいえ、言わなくても良いわ

ウソじゃないって目でわかるから」


「あっ!言っておくけど俺の能力、

目が合ったら発動するから」


「めんどくさい能力ね…

まぁ家に来ても良いけど、あなた妖怪でしょう?」


「大丈夫、能力で永琳の模範でスタイルとかがあるからよっぽどの事がない限り





絶対バレないわ、永琳?」


「!?……複雑な気分ね、鏡に映る"自分"は見慣れてるけど、まさかこんな風にして"自分"が現れるのは、しかも、少し私よりかスタイルが良い。」


「これで、大丈夫でしょ?安心して、向こうに着いたら"これ"は解除するわ。それならあなたが作ったロボットでも通るわよ?」


「なんか少し不安だけれども、八意永琳よ。これからよろしく頼むわね?」


「わかった、永琳…

俺は御乃那一斗」


こうして、八意永琳とのファーストコンタクトは終わった

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