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タケル、ギルドに行く
よし、ギルドに行くぞ!
(タケル)
タケルは、ひまりに連れられてギルドに向かった。
途中に武器屋とポーション屋があったが、まだ時間が早いせいか開いていない。
ギルドはもう開いてるのか不安になってひまりに聞いてみた。
ギルドってこんな朝早くからやってるの?
ギルドは、早起きの冒険者のために早くから開いてるんだ。
へぇ。
そろそろ着くよー。
宿屋からギルドまでは歩いて10分ぐらいだった。
なかなか荘厳な感じの建物だ。
ここがギルドか。どれどれ。
扉を開けて中に入る。
まだ他の冒険者は誰もいないみたいだ。
左手の壁に掲示板がある。
右手にカウンターがあって、受付嬢が一人暇そうにしている。
カレンさん、おはよー。
お、ひまりちゃん。こんな早くにどうしたの?
今日はね、新人君連れてきたよ。冒険者登録希望だって。
そっか。えーと、新人さん、お名前は?
タ、タケルです。
それじゃ、タケルさん、ステータスを測るから、この水晶玉の上に両手をかざしてもらえる?