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ちょっとそこの異世界まで  作者: 三毛猫


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お試しにも程がある 246

 「さて、何を作ろうかな。

 普段食べないのが良いよね、ミレーニアさん?」

 「それは嬉しいねぇ、楽しみだよ。」

 勝手知ったるキッチンだが、きちんと断ってから冷蔵庫を開ける。

 大きいから、上の方見えないんだよなぁ。

 「今日取れたお魚ある?

 生で食べたいなぁ。」

 みさとの問いかけに、後ろからミレーニアが上の方の魚を出す。

 「これなんか良いんじゃないかい?

 鯖・鮪・鰤・鮫、小さいけど烏賊もあるよ。」

 「ふむふむ。

 この辺のお野菜も使うね。」

 「好きに使いな。

 この間言ってた、米ってのを炊くかい?」

 「流石ミレーニアさん、わかってるぅ!

 お願いします!」

 手分けして、調理開始。

 お刺身は出すとして、鰤大根は前に作ったっけ?

 なめろう・さつま揚げ・鰤しゃぶ・鮫はガーリックステーキでどうかな。

 烏賊は開いて、バター醤油で炒めるのも美味しいよね。

 海鮮いっぱいって嬉しいなぁ。

 海藻もあったし、お豆腐と油揚げでお味噌汁作ろうかな。

 お米のセッティングが終わったミレーニアに、メニューと作り方をレクチャーしつつ、料理を進める。

 沢山作ったが、料理を出す際に少し困った。

 巨人族とドワーフ族で、同じ茶碗を使うのはサイズ的に難しそうだ。

 リュックから人間サイズの茶碗・箸・フォーク等を出す。

 ミレーニアには、急な来客あっても使えるように全て置いていくことを伝えた。

 置く場所に困るかな?

 こんな時は、たっくんに相談だ!

 談話中のリビングに向かい、声を掛ける。

 「たっくん、相談なんだけど、良いかな?」

 「どうしたのみさと、何かあった?」

 「ミレーニアさんにね、人間サイズの食器を渡したいんだけど、場所取るといけないから、小さく収納できる方法ないかなって相談。」

 「成程ね。

 小さい箱に、空間魔法付与しようか。

 こっそり増えるようにしとけば、万が一壊しても問題ないよってできるしね。

 小さいもの扱うの大変でしょ?」

 「流石たっくん、それで行こう!

 そのお話は、たっくんからミレーニアさんにしてもらえる?」

 「良いよ。

 一緒にキッチンに行こうか。」

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