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ちょっとそこの異世界まで  作者: 三毛猫


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195/335

お試しにも程がある 194

 「はいストップ、そこまで。

 みさとは何処にも出しません!

 それ以上言うなら、もう帰るよ。」

 俺は2人の前に立ちはだかった。

 「や、やだなぁ拓海さん、冗談ですよ。」

 「俺は冗談じゃなく来てほしいんだけどな。」

 「いや、プラッツさん、町おこし進まなくなるしもうやめて。」

 クレスタは今後もあるので、プラッツをなだめにかかる。

 「ここまでの商品は全部出します。

 みさとさん、まだ隠し玉ありますか?」

 「んー、フレンチトーストとかクロックムッシュも美味しいよ。

 家庭では手間がかかるから中々やらないだろうし。」

 「ほうほう、成程ね。」

 「四角パンならではの調理法が良いんじゃないかなと思うの。」

 「それって、店の中で食べないといけない感じですかね。」

 「熱々はそうですね。

 でも、温めなおし出来るなら、作り置きして安価での販売も出来るんじゃない?」

 「温めなおしか、難しいな。

 冷めても美味しいならいけますがねぇ。」

 そうか、電子レンジって訳にはいかないか。

 「冷めたまま食べるなら、少し味を濃いめにすると良いんじゃないかな。

 それなら食べ歩きも出来ますね。」

 「それ!そうなんだ。

 四角パンは家でしか食べないから、町おこしも盛り上がらないだろうしどうしようかと考えてたんだ。」

 みさととクレスタの話を聞いていたプラッツが、会話に入ってきた。

 「だからこそのサンドイッチだよ、プラッツさん。

 手軽に食べられたら、街中でも食べるでしょう?

 他でやった町おこしも、食べ歩きできるから飲み物とかついで買いも増えて大盛況だったんだ。」

 「へぇ、そういう仕組みなのか。

 持ち歩き出来る物を増やさないとか。」

 「店内で食べられるスペースあるなら、熱々を美味しく提供も出来ますよね。

 食べ歩きは安価、店内はそれなりのお値段で区分けしてもいいんじゃないですか?」

 「みさとさん、わかってますねぇ。

 そうです、その通りなんです!

 今のでわかったでしょ?プラッツさん。

 そして、メニューの一部を首都の店でも出して町おこしの宣伝します!」

 クレスタは両手を上げて言い切った感出している。

 「だからこんなに早く打ち合わせなのか。

 最初の話では本当に上手くいくのか不安だったけど、希望が出て来た。

 クレスタさん、みさとさん、もっとパンの話をしましょう。」

 


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