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ちょっとそこの異世界まで  作者: 三毛猫
13/256

お試しにも程がある 13

「ところで、お前は私に用事があったのではないか?」

 「何、久し振りに顔を見に来ただけじゃよ。ドライブしたかったのもあるがな。」

 「結構暇人じゃないか。偉くなったんだろう?」

 「自分ですべてやる必要なくなっただけじゃよ。部下も優秀だしな。」

 「いいなぁ、部下を育てるのも必要か。

 ところで、さっきのドライブとは何だ?」

 「お前も窓から見ていたろう?車という乗り物での移動じゃよ。」

 「面白そうだな。だから御者が付いてきてるのか。」

 あはは、運転手です。御者はしっくり来ないなぁ。

 移動には間違いないけど、せめてお出掛けと言って欲しい。レジャーだからね!

 「車に乗ってみますか?その辺ひと回りぐらいでもできますよ。」

 「いいねぇ!行こう行こう。操縦をしてみたいのもあるぞ。」

 「お前は相変わらず好奇心旺盛だなぁ。

 操縦したいとは。飛べるのに馬に乗ったり、竜に乗ったり。」

 「何事も経験だろ。さぁ行こう!

 ところでその車とやらは何処に置いてきたのだ?まさかあの部屋のベランダか?」

 「ここにありますよ。」

 俺はウエストポーチを指しながら答えた。

 「こんなちっこいのに入るのか?あの乗り物が?」

 「ふふん、便利じゃろ。魔法じゃよ魔法。」

 「何だと、そんなことできるのか?」

 「こやつの魔法だが、私も出来るようになったぞい。教えてやろうか?ん?」

 「お前からは嫌だ!拓海、私にも教えてくれ!」

 魔王様結構負けず嫌いなんだな。意地っ張りなのか?

 「俺は教えたわけではなく、レジアスの持ち物に同じ魔法をかけたら自分で習得してたんですよ。

 見せるのはできますが、教えるのは無理です。」

 「なぁに、あいつに出来たなら私にも出来るはず。何にかけてもらおうか…

 そうだ、このポケットにかけられるか?こっそりしまえるしみんなビックリするだろう!」

 やっぱりそうなるのか。荷物少ない方がいいもんね。

 「1つで良いんですか?」

 「そうだな、両方にかけてもらおうか。

 重くはならないだろ?」

 「これはいいぞぃ。

 重くならないし、がさ張らないから邪魔にならないし、沢山入るし。

 変えの服にも馬車にもかけて、快適じゃよ。」

 「馬車にもかけられるのか?確かに、あの見た目であの人数乗っていたし、そういった利用方法もありか。

 あれみたいに馬車を飛ばせれば、家具を入れても問題あるまい。」

 「お前ならひとっ飛びじゃろ。」

 「疲れるときもあるんだよ。王妃が一緒の時に使うんだ。全く、移動だけで荷物が多くて敵わん。」

 「女性はそんなもんですよね。飛ばすのも広くするのも出来ますよ。

 まずは、ポケットからしましょうか。」

 「おぉ、頼む。」

 なんとなく手を当てて念じる。見た目は変化なし。

 「終わりましたよ、何か入れてみて下さい。」

 「もう出来たのか!

 お前より出来がいいんではないか?ん〜?」

 「煩い、確かにこやつの方が腕は上だが、弟弟子じゃ!

 早く使ってみんかい!」

 「何を入れようかな~。」

 花瓶・テーブル・ソファー等、手当たり次第ポケットにしまう魔王様。もっと大きな物がないか、キョロキョロしている。

 「この広さなら俺の車出せそうだし、ポケットに入れてみますか?」

 「おぉ、やろうやろう。」

 取出してみると、やはり大きく感じる。部屋はまだまだ広くて余裕あるけど。

 「これが車か。馬を繋がなくても走るとは、便利なものだ。どれ入れてみよう。」

 苦もなく持上げ、ポケットにしまう魔王様。ポケットのサイズが変わってないことを確かめてから、ポケットの中を覗き込む。

 「不思議だが面白い!こんな魔法があったとは。思いもよらなかった。」

 「使いようじゃがの。下手に広まると、どう使われるか分かったもんじゃない。

 お前も心当たりあるじゃろ?」

 「そうだな。中も見えないし、広めるのは危険だな。対抗魔法も考えるか。」

 「それなら、空間制御ですかね。出せないようにすればいい。」

 「拓海はもう出来るのか?だから教えてくれたのか?」

 「そこまで考えて頂いてるなら、教える必要あるでしょ。実際は、他人に手を入れられても何も出ないようにすること考えてました。」

 「確かに必要だな。試しに、ポケットにかけてみてくれるか?」

 人に見られながら魔法使うのはやっぱ慣れないな。杖も動作も必要ないから、こっそりやってたけど。

 なので、それっぽく手をかざしてみる。

 「手をポケットに入れてみて下さい。」

 「ん?普通のポケットに戻ったぞ!中に入れたテーブルとか何処行ったんだ?」

 「空間を繋がないようにしただけです。戻しますね。」

 再度手を入れてもらうと、ソファーを引っ張り出した。車も出してね!

 「なるほど。中に入っているものを見ることは出来ないかな?」

 「そーですね…」

 目に集中したら、見えてきた。どう伝えたらいいやら。

 『空間透視としては如何でしょうか。仕組みとしては、視点を異空間に切替えたものです。』

 ナビさん素敵!これって魔法でいいんだよね?

 『はい。』

 

 「空間透視で確認できました。レジアス、魔法書とか杖とか色々入ってるね。」

 「なんと、そこまでわかるのか。お主らのバッグの中身を見てみたいわい。」

 「そのちっこいバッグに沢山入っているのか?」

 「ドライブの度に、毛布や食べ物・飲み物とか、みさとのバッグからたんまり出てくるぞ。」

 「奥方のバッグもそうなのか。」

 「みさとのは特別で、食べ物もこぼれたり腐ったりしないようになってる。入れたら増えるしね。」

 「中身は一杯にならないのか?」

 「今のところはまだまだ余裕です。いざというときに何でも出せるように、みさとは色々揃えてますよ。偏ってもいますが。」

 特に美味しいものにね。お金も増えてるけど。

 「ほぅ、袋の中に意識を集中したら視えて来たぞぃ。これは中々…お前達の袋は、かなり量が入っているな。」

 「レジアス、もう出来たのか?私も負けてられん!」

 魔王様はまだ見られないみたい。

 「中が見えるような眼鏡でもあればいいかな。レジアス、この世界で眼鏡ってある?」

 「眼鏡とな。目に利用するものでは、これならあるんじゃが。」

 そう言ってレジアスが取出したのはモノクル眼鏡。いいじゃん!

 「使ってもいい?」

 「構わんぞ。」

 誰が使っても中が見えるようにか…頑張れ眼鏡!

 なんとなく念じてから、試してもらう。

 「レジアスと魔王様で試してみて貰えますか?」

 「勿論じゃ。…お主の袋の中は、知らないものまであるぞぃ。四角い薄っぺらい板は何じゃ?」

 「私にも見せろ、レジアス。…これは面白い!じゃなかった、しっかり見えるぞ。奥方の袋は色々入っているな。それでこの大きさとは、よく出来たもんだ。」

 魔王様は中身の多さに感心している。だいぶ増えてるからなぁ。

 「ところで拓海よ、この大きさなら生物も入るのではないか?」

 「同意がないと入れないみたいです。以前このシビックを入れた時にそうでした。」

 ちびっ子ドラゴンを指しながら、そう説明した。

 「野生動物は入らないけど、意志ある魔物・人間は入れるということかな?」

 「おそらくそんな感じですね。コイツは意思確認できたから、入れられました。」

 「ドラゴンと意思疎通とは。拓海は何者だ?」

 「あはは、よく聞かれます。ただの人間ですよ。」

 「人間にしては、色々出来すぎるな。逆に不便ではないか?こういうやつにこき使われたり。」

 「私はそんなことはせんよ。魔法教えてもらったり料理教えてもらったり、仕事にはきちんと報酬出しているしな。」

 「かなり使われているな、拓海。こいつについて文句ある時は、私のところに来るんだぞ。一緒に叩きのめしてやる!」

 なんて楽しそうなんだ、魔王様。ニヤニヤが止まらない。

 「お前の出る幕はないわい!なぁ拓海。

 そんなこと言うなら、ドライブする前に帰ってしまうぞぃ。」

 「転移魔法で帰るがいい。ひとりで帰れるだろ、ん〜?」

 「う、煩いわ!拓海は私の弟弟子だから連れて帰るんじゃ!」

 本当に仲良いね。料理教えたのは俺じゃなくてみさとだよ。しかもレジアスにじゃないしね。

 「魔法具作るのは楽しくやってますよ。レジアスに協力してもらって。」

 「そうなのか?こいつ、口出ししかしないだろう。結果全て拓海がしてそうだがな。」

 鋭い!流石長年の付き合いだ。

 「こっちに来てから色々教えてもらってますよ。元の世界とは随分違うので。」

 「元の世界…拓海達は界渡りが出来るのか?」

 「行き来出来るわけじゃなくて、いつの間にかこっちに居たんです。魔法では戻れませんでした。そのうち帰る方法を考えてくれるって、ベゼルが言ってました。」

 「あやつは適当じゃからな。期待せん方が良いぞ。」

 「お前も知り合いなのか、そのベゼルって奴と。」

 「魔法を教えてもらったから、師匠かの。いや、使えるようにしてくれただけで、教わってはおらんわ。」

 「そうそう、使えるようにしてくれただけ。詳しくは何も聞かされず、放り出されたからね。」

 「それなら、弟弟子はおかしくないか?ん〜?」

 「煩いわ、細かいことはいいんじゃ!」

 こんなレジアス、魔王様と居る時以外は見られないなぁ。これまたアイシスの幻想を砕きそうだ。まぁ、いつも上に立っているレジアスにとっては、気を許せる相手がいることは良いことだと思う。

 お偉いさんて、大変そうだもんね。

 「そろそろ車乗ってみます?みさとのバッグの中の味見でも良いですけど。朝ご飯になるかな?」

 「朝食が良いじゃろ!旨いぞ~。

 カレーとハンバーグとチーズケーキと…」

 「レジアス、朝ご飯でも良く食べるんだね。魔王様は如何ですか?」

 「もちろん頂こう。奥方、宜しく頼む。」

 「は~い!その前に、テーブルセット戻してくださいな。」

 「おぉ、そうだった。車とやらも出しておこうか。」

 「たっくん、温めるの宜しくね!」

 「任せろ。」

 大きなテーブルと椅子も取出すと、みさとセレクトで美味しそうなものが次々と出てくる。

 レジアスのリクエストにも答えつつ、サラダ・スープ・他の料理も人数分用意。

 「4人分でいいんですか?坊ちゃん達も呼びます?」

 「いや、あいつらは呼ばん。散々楽しんできたんだ、今度は私が楽しんでも良いだろう!」

 …楽しんだのは坊ちゃんだけだと思うけど。

 余分なことは言わず、出てきた料理を温める。デザートは食後に出すらしい。

 出揃ったところで、4人で席に着く。広いテーブルに所狭しと並んだ料理は、魔王様には見慣れないものばかりなようで、不思議そうな顔をしている。

 それを見たレジアスは、ここぞとばかり自慢をする。

 「どうじゃ、美味しそうじゃろう。どれからにする?ん〜?」

 「奥方と拓海にお勧めを聞こうかな!

お前が作ったわけじゃあるまいに、どうしてそんな自慢気なんだ。意味が分からん。」

 「先に美味しいものを知っとるからのぅ。ふふん。」

 得意げな顔のレジアスに、みさとから質問が飛んだ。

 「そーいえばレジアスさん、フレンチトーストって以前出しましたっけ?

 レジアスさんは色々食べてるから、出したかどうか忘れちゃった。」

 「フレンチトーストとな?それは知らんぞみさと。」

 「奥方、それも出してくれ。それから食べようかな。

 レジアス、一緒に初物から食べよう!」

 「なんと、私が食べた事ないものまであるとは。流石みさとじゃ。」

 「ねぇみさと、そんなに出しても食べきれないんじゃ…」

 「拓海、心配するでない。こいつは私以上に食べるでな。

 寧ろ全て食べられないうちに自分の分を確保したほうが良かろうて。」

 「朝なのに?って概念はないか。よし、いっぱい食べよう!食後にデザートもあるらしいから、その分はお腹余裕残してね。」

 「デザートは別腹じゃ。」

 「デザートとは何だ?」

 「食後に甘い物を出してくれるんじゃよ。

 チーズケーキもあるじゃろ?みさと。」

 「レアでもベイクドでも出せますよ。」

 「俺シュークリームがいいなぁ。」

 「アイスクリームも出しちゃう?」

 「いいねぇ!」

 更にフレンチトーストとクロックムッシュも出して、テーブルは料理の皿でいっぱいになった。食べ終わらないとデザート出せないくらいに。

 朝から賑やかな食事になった。


 「いや~食べた食べた。奥方、うちの料理人にならないか?

 拓海も一緒に住めるぞ。」

 「残念ながら料理が職業じゃないのでお断りしまーす!これでも冒険者なんですよぅ。」

 「こんなに出来るのにか。」

 「うちの料理人はみさとから調理法を教わっとるから、いつでも食べられるぞぃ。」

 「成程、その手があったか。

 うちの奴らも覚えられるかな。食材を揃えるところから始めないとか。」

 「こちらにあるもので流用出来ないか、見ましょうか?こっちの食材も見てみたいし!」

 「おぉ、ぜひ頼む奥方。

 お前とは違って、拓海だけでなく奥方も頼りになるのぅ、ん〜?」

 「みさと、教えんでもいいぞ。

 食べたくなったら、街まで食べに来るがいい。店も出ているからのぅ。魔王からふんだくれるとは、楽しみじゃわい。」

 「直接奥方の所に食べに行こうか。勿論、お礼はさせてもらうぞ。」

 「居るとは限らないし、作り方教えていきますね。」

 「なんと優しい奥方だ。感謝する。お前とは大違いだなっ!」

 「ふふんっ」

 早速魔王様は、料理人(魔人⁉)を連れてきた。

 「魔王様、この人間はどう料理しますか?」

 「馬鹿者!この人が料理を教えてくれるんだ。傷でも付けようもんなら、ただじゃおかんぞ。分かったな。」

 「わかった、魔王様。人間、こっちだ。」

 「みさとだよ、宜しくね。」

 臆すことなくついていくみさと。暫く時間がかかりそうだ。


 静かになった部屋には、男3人が残った。

 「忘れないうちに魔王様に渡したいものあるんだけど、いいかな?」

 「どうした拓海、何をくれるんだ?」

 「さっき魔導具の話してて思い出したんだけど、坊っちゃんに通信できる魔導具渡したから、魔王様も持ってれば話もできるしどこに居るかもわかりやすいかなと思って。

 レジアスと作ったものだから性能的には心配ないと思うよ。」

 小さな水晶玉をつけた加工品を、あるだけ出した。

 「坊ちゃんはピアスにしてて、ヌエラさんはペンダントにして持ってる。魔王様は、どれか使えそうなのあるかな?」

 「ふむ…指輪と服に止めるものがあれば、両方欲しいな。」

 「じゃあ先ずは指輪型。はめるとちょうど良くなる仕組みなので、はめてみてください。

 外せますからご心配なく。」

 「ほぅ、これはいい。

 服の方は、襟元かスカーフに止められる物がいいぞ。」

 「お前2つもいるのか?用心深いところも相変わらずじゃのぅ。」

 「お前が図太すぎるんだ!無くしたり、誰かに渡したりとか考えるだろう普通。」

 「なぁに、また自分で作るか拓海に作って貰えばいいんじゃ。材料費は多めにだすがの。」

 「魔法省で買ってくれたもんね。」

 「ずるいぞレジアス、先に教えんか!

 拓海、やっぱり使われとるな。」

 「そうかもね。楽しいからやっちゃうけど。レジアスに聞いてみないと、既にあるのか作ったらヤバい物なのかわからないし。」

 「私は常識人だからな。」

 「誰が常識人だって?」

 「私だよ私!」

 「機嫌悪くて山1つ吹き飛ばしたヤツが、何を言う。あの後大変だったのは今でも覚えてるぞ。親父に「お前の友達だろ?」って丸投げされたんだぞ!」

 「若気の至りってやつじゃな。懐かしいのう。」

 山1つって、魔法で無くなるのか?どんな威力だ、レジアス。

 「あはは。今はやらないでしょ?」

 「余程のことがなければ、やることはないのぅ。国でそんなことしたら、要注意人物になってしまうではないか。」

 「お前は既に要注意人物だろう、レジアス。

 争いが無くなった今でも、お前の名前は忘れるものはいないはずだ。」

 「魔王様、レジアスは何やったんですか?」

 遠い目をした魔王様は、溜息混じりに語りだした。

 「魔王国は関わっておらんが、その昔人間同士で争いがあった。

 それにかこつけて、隣国の異種族のものも関わり出してきた。

 国内だけでの完結が難しく何処が生き残るか観物だったが、調停を買って出たのがレジアスだった。

 戦いで疲弊して聞く耳持たなかった奴らに関しては、実力行使に出たんだ。

 たかが人間独りと侮った各種族は、その人間独りにコテンパンにされた。

 それを見た人間も打って出ようとして、レジアスに諫められた。おそらく睨まれたか、同じ目に合いたいかと脅されたかだと思うが、そこは本人に聞いてくれ。

 そういった事情から、平和が訪れた。一時はレジアスが魔族ではないかと噂になった程だ。

 人間業ではないと人間種から言われるくらいだからな。コイツの目の黒いうちは、平和だろうさ。」

 …レジアス凄いな。アイシスも憧れる訳だ。

 「そんな凄い人だったんだ、レジアス。」

 「言ったじゃろ、若気の至りじゃと。

 今ではそんな事せんよ。」

 「反抗する者がおらんだけじゃないのか?お前が怖くて。」

 「平穏ならそれでいいんじゃ。」

 穏やかなレジアスの顔を見て、俺は少しホッとした。今の平和は、当たり前じゃなかったんだな。ありがとう、レジアス。

 「さて、渡すものも渡せたし、ドライブに行きますか。」


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