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ちょっとそこの異世界まで  作者: 三毛猫


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104/335

お試しにも程がある 104

 「出掛けるぞ!」

 天気もいいし、目的もあるので、朝から出掛けることにした。

 先ずはファーストフード店。

 ジャンクな物が食べたいのと、紙幣が使えるか試したい。

 車で出発するが、休日でもあり走っている車が多い。

 みさとの膝の上のシビックが、周りの車を見て呟く。

 「色んな色のが走ってるね。」

 「そうだね、色も形も違う車ばかりだ。

 バイクも居るけど。」

 「遅いねぇ。

 いつもみたいに飛ばないの?」

 「ここは魔法がないって言ったろう?

 びっくりされちゃうし、騒がれても困る。」

 「透明化すればいいじゃん。」

 「…そうか、その手があったか。

 目立たない所で試す必要があるな。

 こっちに来てから、魔法試してないし。」

 思わずシビックを見てしまったが、信号で停まってて良かった。

 そうか、そうだよな。

 「2つ目の目的地で試そうか。」

 そんな話をしつつ、最初の目的地に到着。

 まだ人は多くないので、注文はスムーズに出来た。

 各バーガーのセットを頼み、ナゲットも注文。

 1枚の紙幣で注文できる範囲で購入。

 ここでは無事に利用できた。

 商品を用意してる店員さんは大わらわだったが、2人で両手に持つくらいの量で助かった。

 車に戻ってから、荷物を全てリュックに入れる。

 次の目的地、スーパーへ向かう。

 ここの駐車場は屋上まであり、屋上には殆ど車を置く人が居ない。

 まずは買い物。

 シビックも連れて行くため、加工した大きめの袋に入ってもらう。

 中からは外が見えるようにして、声を出さない様に伝える。

 何かあれば、俺と念話が出来るのでバッチリ。

 店内カートにマイ籠を2つ置き、物色開始。

 1番の目的は、ベーカリーコーナーのサンド。

 食パン・バンズ・フランスパンと、様々なパンでサンドが作られている。

 コロッケ・チキン南蛮・ローストビーフ・餡バター・ピザ等々、一通り籠に入れる。

 次にドリンクを物色。

 ペットボトルで、炭酸水・コーヒー・紅茶・緑茶・ミネラルウォーター等。

 ここでも紙幣を試したいので、1枚で収まる範囲での購入。

 冷凍コーナーでみさとは、大判焼きと鯛焼き・様々なアイスもゲット。

 商品のバーコード読んで金額わかるようになっているので、それ以上はお断り。

 頬を膨らませたみさとを宥めつつ、セルフレジへ。

 試してみるもんだね、通っちゃった。

 無事にお釣りも出て、買い物終了。

 屋上に戻り、他の車・人が居ないことも確認。

 先ずは車に透明化の魔法をかける。

 俺達では出来てるか分からないので、みさとにスマホのカメラで撮ってもらった。

 写らないことを確認して乗込み、今度は浮遊魔法。

 無事に成功したので、出掛けるとしましょう。

 「いざ、空中ドライブ!」


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