人々の想い。
神ノ裁による審判を突破したサナは
戦闘機能『神ノ成セル業』を手に入れる。
その圧倒的な力を使い
他国の戦闘員に異常な重圧をかけ
【これより、全国の権限は我が持つ。
故に、メリッツ戦争は終戦とする!
皆の者、去れ。】
そう言い放ち、いとも簡単にメリッツ戦争を終わらせた。
それは2044年8月21日 20時40分00秒丁度の出来事だった。
α「…降ろします」
―フォォォォォン……―
α達を囲っている不壊盾ごと降下していき
皆が地面に触れ、安全になった頃合いを見て
サナは不壊盾を解除し、マヒナの元へと向かった
サナ「マスター…」
「サナ、ありがとう。
ついに、終わったよ…」
サナ「言え、元々はαやマスター、皆が僕を生かしてくれたから
こうやって戦えたんです。」
そうか、まだマヒナと出会ってから約2ヶ月
未だに会った日のことが昨日のように思い出せる。
マスター。
あなたと出会えたこと、僕はすごく誇りに思う。
最初は『この人間は何なんだ』ってずっと思ってたけど…
マスターはただ…
「マヒナァ!!やっと叶ったじゃねぇか!!」
「ありがとう、ムナン」
「マスター!治してくれてありがと!」
「それはこっちにいる人に言ってね、アーマス」
「マヒナ、これでやっと終わりかな」
「終わりだよ、タオ」
人よりも物作りが好きで
「サナ」
人よりも優しい
「ありがとう」
そんなマスターは
「お疲れ様。」
僕の
「はい、マスターも。」
たった一人の、かけがえのない存在だ。
それから暫くして、僕たちはラカス内戦後の生き残りを
探し、集め回った
そこには当然、トライ・ドアもギナンも居た
皆を集めた時に一番驚いたことがある、それは…
「サナァ!!見つけた!!!」
「……あれが、ギナン…?
ギナンって……」
「あァ!!俺の可愛い妹だ!!」
何をバカなことを
そう思った矢先に遠くから
「お兄ちゃぁぁぁぁぁん!!!!!」
と叫びながらムナンに駆け寄り
飛びつく女の子がいた
「本当に……妹なんですね」
「そだよ!んなことに嘘なんかつくか!」
本当だとしても、信じ難いほどに似てない。
全く似てない。
「?
この人だぁれ?」
ギナンは凄く可愛い
年は恐らく9~12才くらいだろう
身長は100センチほど
こんなにも可愛らしいのに
「俺の相棒さ!!ハァァハッハッハ!!!」
なぜ兄がこんなの何だろうか
そんなことを考えながらも、ラカスの生き残りを集め
僕たちを含めて50人程集まった
「今この場にいる50人で、新しくラカスを造ろう」
突然マヒナはそう言いだし、何を言い出すんだと思うのと同時に
これがマヒナだな
実はマヒナはラカスで有名人だったらしく
集まった全員がマヒナを知っていて、全員同時に謎に納得した
皆で資源を集めながら
地図から姿を消したラカスへと戻った
「内戦のあと…こんなことになってたんだね、マヒナさん…」
「戦闘兵機が暴れたこともあって、この有様だよ」
α.β.γ「………」
サナ「だ、大丈夫だよ
元々内戦で崩壊してたんだから」
α「ありがと、サナ…
でもその優しさが今は痛いよ…」
サナ「ご、ごめん」
こうしてα達3機の心を抉りながらも
サナ以外の全員でラカスの復興を始めた
サナは全世界の権限を持つと宣言した以上
この世界を統括しなくてはいけない為
各国を回りながら『契約』を結ばせた
1.今後、レベルでのヒエラルキーは禁止する。
2.国内の反乱・戦の一切を禁止する。
3.自国外への反乱・戦の一切を禁止する。
4.「ラカス」以外の国で戦闘用具の製造を禁止する。
5.全ての権限は新世界神:サナが保有し、上記禁止項目を守る事を誓う。
※上記に不平不満があれば、各国王からの直談判のみ受け付ける。
この五ヶ条を各国王へ直接会い、結ばせた
そしてこれは
世界統括五ヶ条
として、全人類へ広まった。
2044年 8月31日
世界統括五ヶ条 締結
最強最弱の戦闘兵機
49話 ご覧いただきありがとうございます
次回最終回です
また次回もご愛読、よろしくお願いいたします




