メリッツ戦争
ユナの幹部達の独断により『メリッツ戦争』が開戦されたと
マヒナ予測するとすぐに
全方位から敵の接近を感知するβとγ
そして突然マヒナが02の復活を提案
コアの復元で暴走を危惧するαを横目に
アズリナエルが02のコアを持っていたこともあり
通常の復元が可能と判断
02の復元作業が始まる
マヒナ達に残された時間
《b》残り10分26秒《/b》
「我はこいつの復元をする!
他の者に指示頼むサナ!」
「β、γ!
引き続き全方位の警戒、残り時間の把握を!」
β.γ「了解」
「アーマス、タオ、ムナンは僕の所へ
ガリン、貴様は後だ」
「う、うん」
言われた通り2機は警戒を
アーマス、タオ、ムナンはサナの所へ移動する
「アーマス、ちょっとごめん」
そういうとサナはアーマスの頭を触り
情報共有を始めた
「‥‥あー…」
「お待たせ、終わったよ」
「ありがと……こんな事になってたのね…
θ、ありがとう…ってサナの中だから聞こえないか」
「言っておくよ」
(θ、聞こえるか)
《うん、聞こえるよ》
(今バレない様に、アーマスからも
情報貰ったんだけどさ)
《ん?うん》
(アーマスに付いた戦闘兵機装備が
全部θに移動したみたい)
《え?……あぁ…
戦闘兵機が触れたから、そっちに移動したのか…》
(多分そういうことだと思う)
アズリナエルがアーマスの蘇生時、戦闘兵機の気配がないと
言っていたが、多分こういう理由なんだな。
θ、お前は俺とアーマスの恩人だな…
《b》残り7分17秒《/b》
「よし、コアの接続は出来た
あとは性格移動が上手くいくか…」
γ「……」
β「…」
もしも上手くいかなかった時の為に…
(マヒナ、レブナンを)
『承認しました。
レブナンを起動します。」
全員が固唾をのみながら、02に警戒する
再起動した瞬間に、全てが決まる。
ピッピッ……カチッ
シュゥゥゥゥ……
(動いたな…
我の読みが正しければ…!)
(コアに書かれてる情報は変わっていない
それなら、問題なく復活するはず)
アズリナエルとサナが戦闘態勢に入り
襲われた際、即座にコアを潰せるように。
「………ん…」
(どうだ…!)
「…」
コツッ…コツッ…
「おい、サナ!
まだ近づくな!」
サナは歩き出し、02の横に座る
「おはよう、02」
「………おはよ、サナ」
『機体名:02のコア復元を確認しました。』
「はぁぁぁ……ここまで胆を冷やしたのは
久方ぶりだぞ…」
「ありがとう、アズ」
「礼には及ばん、言うならサナに言え。」
あの機体から敵意しか感じ取れなかった。
だが、サナが話しかけた瞬間に敵意は消え
『ただの』戦闘兵機になっていた
「あれは、サナにしかできぬことだな。
感情持ちの戦闘兵機、やつならあの力を…」
「サナ……この状況は一体…
それにあの…戦闘兵機…?は…」
「彼はアズリナエル
僕たち戦闘兵機の元になり
神化型でもある戦闘機械で、あとは後で説明する」
「そうなのか…会ったことなかったから気付かなかった…
で、全方位から殺気がするんですが」
「これは…」
β《b》「衝突まで、あと3分!」《/b》
「くっ、時間が無い
サナ!渡したいものがある!」
「僕に?」
「これを…」
ヒュゥゥゥゥゥ……
「これは…?」
「一時的にだが、『本物の神』になれる機能だ
使えば反動があるが、使うときがあると思う。」
「『神』に…」
「アズ、それってもしかして神化型に
された時に付けられた機能じゃ?」
「その通りだ、だが我に扱えるものではなかった
でも感情のあるサナなら…」
β《b》「残り1分30秒!」《/b》
「サナ、アズ、02、α!
今から言う事をやってくれ、そうすれば戦闘をせずに
戦争を終わらせられる!」
4機「了解!」
――――――――
第4位 パングアプタ戦闘員
「一期殲滅隊、核倉庫北東部に到着」
第5位 ファングリラ戦闘員
「奇襲隊、西部から目標の倉庫を視認」
第7位 ケヒト戦闘員
「討伐隊、ユナ東部に到達」
第8位 イケィロ戦闘員
「ユナに到着、南南西にて戦闘準備」
第6位 パングアニマ戦闘員
「ユナ北西部上空に到着」
第3位 ゲート戦闘員
「ユナに到着。南部上空から倉庫を視認」
第2位 ヒューネ戦闘員」
「東南から倉庫を確認」
7ヶ国
「30秒後、戦闘兵機殲滅作戦決行します。」
ユナ現国王 バスラ
「フン、我を敵に回すからこうなるのだ。
父親の仇、3年越しにとってくれるわ。
……アストラエルめ…!!」
―――
β「声を確認、ユナとラカス以外の全国が集まっています。」
γ「そのうち2国は上空に配備しているようです。」
「問題ない、我とサナであれば制圧できる」
「ですが血は流させません。」
α「サナ。この裏切り者は?」
「こいつは殺す、利用するために」
α「こいつの血はカウントしないのな」
「当然。」
「お前ら、準備は出来てるな
やるぞ」
全「応!」
サナ「不壊盾」
アズ「無重力」
サナ「…無条件破壊!」
ドゴォォォォォォン!!!!
バスラ「!?倉庫が爆発したァ!!?」
α 「範囲浮遊!上昇!」
―――
他国戦闘員
「ほ、本部へ報告!ユナの倉庫が爆発!
同時に、金色で半透明の球体…?が上空に!!」
「なんだあの球体…」
「あれが戦闘兵機だ!!
構わず撃て!!!」
―――
α「サナ!撃ってくるよ!」
サナ「了解」
―――
「!…撃つな!何か出てきたぞ…」
「あれは…」
「天…使?」
「あんなもん、勝てるか…?」
―――
『機体名:サナのリミッターを解除します。
制限はしますか?』
サナ「しない、全開放だ。」
『承認しました。
これより、全機能の開放を行います。』
サナ「来い。」
「うおぁぁぁ!」
サナ「ガリン、貴様はこの戦争の最後の犠牲者になってくれ」
「はぁ?何言って」
「■」
バァァァァァァァン!!!!!
―――
「?
なんだ、雨?」
「血生臭い……雨…?」
グチャッ
「?なんだこれ……え…臓器だ…」
「あの出てきたやつ、どっかの人間を殺しやがったな…!」
「目標変更!
先刻出現した戦闘兵機を殺す!」
「おそらくあの戦闘兵機は特進だ!
すぐに殺せ!」
「あいつに狙撃だ!急げ!」
バシュン!!
「弾痕…!?まさか、遠距離狙撃型でもいるのか?!」
―――
サナ「マスター、お待たせ。」
「サナ、お前が言ってくれ」
サナ「わかった…」
僕とマヒナが出会ってから、約2ヶ月
こんなにも短い時間だったけど、すごく長く感じた。
これでやっと、マスターのやりたいことができるね
サナ《b》「これより、メリッツ戦争終戦計画を開始します。」《/b》
《b》2044年8月21日 20時31分18秒 作戦開始《/b》
最強最弱の戦闘兵機
46話 ご覧いただきありがとうございます
最終回どうなるか、楽しみにして頂けると幸いです
また次回もご愛読、よろしくお願いいたします




